思春期の女の子と接する際に、大切なポイントをいくつか説明していきます。
子供の考えを尊重し、見守る
子供はいろいろな経験を重ね、悩んだり迷ったりする中で成長していきます。子供が悩んだ末に出した結論でも、親から見たら未熟に思えたり、納得のいかないものであることもよくあります。
そんな時でも、頭から否定せず子供の意見や話をきちんと受け止めるようにしましょう。
しっかり話を聴いたうえで、違う選択肢や情報を提示してあげることで子供の考える幅を増やしてあげるとよいでしょう。
そうやって自主性を伸ばしていきながら、子供は自立した社会人へと成長していくのです。
子供としっかり向き合う
子供が成長する中で、難しい問題に直面することもしばしばあります。そんな時、親もどうしたらいいのか分からなくなって逃げだしたくなることもあるかもしれません。
しかし、逃げずに子供とその問題に向き合うことで親子の間に信頼関係が結ばれていきます。
本音をぶつけ合いながらも、「お互いの意見や立場を尊重している」と伝えあることが何よりも大切です。
母親は子供の目標になり、弱音を吐ける存在に
思春期の女の子にとって、母親は鏡のような存在であり、目標のような存在であり、また友達のような存在です。
母親は、大人の女性として見本となる行動を心がけましょう。思春期の女の子は、母親のことを厳しい目でよく見ています。
日ごろから、生活習慣や言葉遣いファッションなどに気を使い、「あんな大人になりたい」と思えるようなモデルになることも大切です。
それだけでなく、子供に弱みを見せることも必要です。大人だって失敗することがある、間違えることがある、弱い部分もある、ということを知ることで「自分は完璧にならなければいけない」という思いに縛られずに済みます。
完璧ではない母親だからこそ、子供も悩みを相談しやすくなったりもするのです。
父親は娘を「ひとりの女性」として扱って!
母親に対して父親は、「異性」としての立場が色濃くなってきます。父親は思春期の子供に対して、ひとりの大人として扱うとともに、ひとりの女性として大切に扱ってください。
幼児期には「家族だから」と許されていたような行動も次第に嫌な顔をされるようになってしまいます。そうなる前に、父親の方から行動を変えていくようにするのがポイントです。
また、思春期の女の子は趣味や関心も随分変わってきます。「何を考えているのかわからない」と匙を投げてしまうのではなく、子供の言動に興味を持って見守るようにしましょう。
会話の端々で、父親も分かってくれているということが分かると、子供も嬉しいものです。
「笑っている」ことを大切に
思春期の子供はこれから大人になる準備をしています。身近にいる大人である親が毎日楽しそうに生活しているのをみれば、「大人になること」に魅力を感じ幸せな大人になることができるでしょう。
親自身も、笑顔のある生活を心がけることで小さなことにイライラすることなく思春期の子供を寛大な心で受け止められるようになるはずです。親が余裕もをって子供と接することが何よりも大切です。
思春期の女の子を育ててきた先輩パパママの体験談
子供の思春期は、親なら誰もが通る道です。いろいろな育児本や情報も参考になりますが、先輩パパやママの声は一番の参考になります。
こちらでは、思春期の子供を育ててきたり、今育てているパパママの体験談をご紹介します。










