「マイナンバー」ってどういうものなの?通知はいつくるの?
マイナンバーは、国民1人につき1つずつ持つオリジナルの番号のことです。
マイナンバーを使えば、今までバラバラに管理されていた各機関の情報が共有でき、手続きがスムーズに行えるというメリットがあります。
例えば、児童手当の申請や、福祉の制度を利用する時にマイナンバーを提示すると、手続きにかかる時間が削減できるとのことです。
将来的には、引っ越しの手続きや、予防接種の管理もポータルサイトで行えるかも!という便利な制度です。
マイナンバーの通知が届いたらどうするの?
平成27年10月からマイナンバーの通知が配達され始めました。もうお手元に届きましたか?
封筒の中には、
- 通知カード(世帯人数分)
- 個人番号カード交付申請書(世帯人数分)
- 音声コード及び申請書ID控
- 個人番号カード交付申請書の送付用封筒(1通につき1部)
- 案内冊子
が入っています。(1~3.は1枚の用紙になっています。)
中身を確認したら、次は「個人番号カード」を申請してみましょう。
個人番号カードにはマイナンバーが記載され、身分証明書として利用できたり、行政のサービスを利用する時に使えます。また、ICチップが搭載されているので、オンラインでサービスを受けることも可能に。
例えば、コンビニで住民票の写しが取れたりできるんです。
個人番号カードの申請は任意ですが、メリットがあるなら作っておきたいですね。
個人番号カードを申請!顔写真はどうしよう?
住民票の写しをもらい忘れたまま土曜日に保育園の入園申し込みに行き、あわてて住基カードを使って発行機で写しをもらった経験がある筆者。
何があるかわからないので、もちろん家族全員分の個人番号カードを申請したいところです。でも、ここでちょっと問題が…。申請には、大人と同様に、赤ちゃんでも顔写真が必要なんです。
顔写真の貼付欄には、
- サイズ(縦4.5cm×横3.5cm)
- 最近6ヶ月以内に撮影
- 正面、無帽、無背景のもの
- 裏面に氏名、生年月日を記入してください
とあります。パスポート用の写真とほぼ同じと考えればいいかもしれません。赤ちゃんの証明写真はどうやって準備すればいいのでしょうか。
スマホやデジカメの写真でOK!撮るコツは?
写真館やスタジオでプロに撮ってもらうのもいいですが、スマホやデジカメで撮った写真で申請ができるんです。撮りに行く時間やお金、手間などを考えると自分で撮った方が楽かもしれませんね。
1人でお座りができる場合は、無地の壁に背中をつけて座ってもらい、撮影しましょう。
まだお座りができない場合は、白いシーツかタオルを敷いてその上に寝転がせ、赤ちゃんをまたぐようにして上から写真を撮るといいですよ。
顔部分を拡大した時に画像が粗くなったり、不鮮明になったりしないように、画素数は高くして撮影しましょう。
影ができてしまったり、赤目になってしまうとNGになってしまうので、フラッシュは使わない方がおすすめです。また、かわいい笑顔の時にシャッターを切ってしまいがちですが、証明写真では笑顔もNGですよ。
意外と簡単に申請完了!
写真が用意できたら、早速申請しましょう!申請方法は、
- 郵送による申請
- PCから申請
- スマホから申請
- 街にある証明用写真機から申請
上記4通りから申請できます。
1.はマイナンバーの通知がきた封筒の中にある申請書に署名して顔写真を貼り、返信用封筒に入れて送ります。
2.と3.は写真を撮って必要事項を記入し、送信。4.は申請書にあるQRコードを証明用写真機で読み取って送信できるので、どれもお手軽ですね。
申請後に「交付通知書」が届いたら、その通知書と身分証明書を持って本人が指定の窓口に行けば個人番号カードがもらえます。
- 総務省「マイナンバー(社会保障・税番号制度)」(https://www.cao.go.jp/bangouseido/,2021年5月28日最終閲覧)
パパやママもリラックス!
赤ちゃんは動きたがったり、手が顔にかかりがちですが、根気よく何枚か撮影してベストショットを狙いましょう。
20歳未満の個人番号カードは5回目の誕生日まで有効なので、できるだけ素敵な顔の写真を撮ってあげたいですよね。撮影するパパやママがにこやかにしていると、赤ちゃんもリラックスしたいい表情を見せてくれるかもしれませんよ。