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共働き夫婦の家計の管理って?人には聞けない夫婦の家計管理方法

男性も女性も、近頃は同じ土俵で、同じように責任ある仕事をこなすような社会になってきました。夫婦で共稼ぎという世帯も増え続けています。共稼ぎ夫婦の家計管理はどのようにすれば上手にマネーライフプランができるのでしょうか?実際の共稼ぎ世帯の例もご紹介していきます。是非参考にして、ご自身の家計管理のヒントにしてみてくださいね。

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共稼ぎ夫婦の家計管理!円満にすすめるためには?

共稼ぎ夫婦の家計管理は、お互いの収入をよく知り、お互いに希望するライフスタイルをきちんと話し合って設計する事から始まります。

共稼ぎ夫婦の家計管理を円満にするステップ、そして各ステップのポイントをご紹介します。

将来設計を話し合う

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住居は賃貸か一戸建てを持つ希望があるのか、子供は何人持ちたいか、旅行はどのぐらいの頻度でしたいのか、など、夫婦のライフプランをよく話し合い、どのぐらいの資金が必要になるのか、どのぐらい貯蓄したらいいのかを、ざっくりと決めておきます。

お互いの毎月の収入を確認し合う

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必要なのは、お互いの収入を確認するという事です。ざっくりと5万円単位でも構わないので、世帯年収がどのくらいになるのかを確認しておきましょう。

妻の妊娠出産、夫の昇進などで世帯収入が変動するとき、役に立ちます。

毎月の決まった引き落とし額を確認する

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自動車のローンや駐車場代、住宅ローンや保険料など、毎月変動の無い引き落とし額をすべて合計してみましょう。この時、ガソリン代や電気代などの変動のある出費については計算に含めません。

毎月変動の無い引き落とし額、つまり毎月の固定支払額がいくらになるのか、共稼ぎ夫婦の月収に対して固定支払額がどのくらいの割合になるのかを算出してみます。

この算出は非常に重要で、その金額次第でどのくらい貯蓄出来るのかが分かってきます。

毎月の貯蓄目標を算出し、家計管理の方法を具体的に決める

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夫婦の1ヶ月の収入額と、固定支出額が算出でき、おおよその貯蓄目標が見え始めたら、具体的に10年で1000万円貯蓄する、といったような具体的な額も頭に入れ、月々にいくらずつ貯蓄が出来るのかを計算します。

この時、夫婦それぞれの財布から、いくらずつ出し合うのかなど、家計管理の具体的な方法を決めます。

家計管理の方法は、定期的に話し合い、変更したりする必要があります。

家計管理の具体的な方法 ポイント①合算する

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最もシンプルな共稼ぎ夫婦の家計管理方法といえば、夫婦の収入を合算した上、固定支払分や貯蓄などを支払っていく方法です。

合算するというのは、引き落とし口座が夫の口座からであるならば、妻の収入を月々夫の口座へ全額入金するという事務的な作業が必要となりますが、家計の管理はシンプルで分かりやすく、とても楽です。

お小遣いなどもきちっと決められるので、無駄がありません。

しかし、自由になるお金が限られてくることがストレスになる場合もあるかもしれません。

家計管理の具体的な方法 ポイント②共通の口座に必要な額だけそれぞれ入金する

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自由なお金をお互いに確保したいのであれば、引き落とし口座として、共通の口座を一つ用意し、月々の引き落とし分をそれぞれが分担して共通の口座に入金するという方法です。

これはお互いが必要な引き落とし分以外のお金が自由になるというメリットがあります。

しかし、お互いがしっかりと貯蓄をし、定期的に貯蓄額を確認する必要があります。

家計管理の具体的な方法 ポイント③引き落としを別々に管理する

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収入も合算せず、共通の口座も作らず、引き落としを分担して家計を別々に管理するという方法もあります。

月々の支払や貯蓄などの自己管理が出来る夫婦にはオススメ出来る共稼ぎの家計管理方法かもしれません。お互いの収入には口を挟まず、あらかじめ決めたライフプランに沿った貯蓄をお互いがし、別々に家計を管理するという独立した方法です。

住宅ローンは夫、電気・電話代は妻、など、固定支払や流動支払の支払分担をきっちり話し合って事前に決めておくとトラブルを防げます。

私たちはこうやって管理しています!様々な例をご紹介

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ここからは、実際に共働きをしている方々の声を見ていきたいと思います。

2人のお金を妻が管理 夫は小遣い制

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夫婦のお金を合算して、私がすべて管理しています。夫にはお小遣いを渡しています。

もちろん、私自身の収入や使っていることなどはすべて開示していますし、夫にも自由に使える余裕の金額を渡しています。 出典: komachi.yomiuri.co.jp

共稼ぎ夫婦のお金の管理法としては大多数が「妻管理」だと思います。

夫も、飲み代や交際費として自由に使えるお小遣いをもらっていた方が気が楽だという人もいます。その代わり、妻はライフプランに沿った貯蓄が出来るように家計を管理する全責任を担うことになるのです。

夫婦の家計は完全に別 必要な額を平等に出すシステム

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夫婦で別々の自営業を営んでいます。

夫婦になってから20年、家計は完全に別で生活に必要な額を平等に出し合っています。それ以外の貯蓄や支出は特に干渉していません。

大きな買い物があるときには相談して、お互いの貯蓄から平等に出すようにしています。 出典: komachi.yomiuri.co.jp

お互いにある程度の収入がある場合など、夫婦の会計は別々であることが多いかもしれません。

ただ、定期的に貯蓄額を確認するなどし、ライフプラン通りのお金の管理が出来ているかどうかをお互いに意識しておく必要があります。

夫に借金があるので家計管理はすべて夫が

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僕に借金があるので、借金の支払いがあるので生活費など家計の管理はすべて僕がやることにしました。

共稼ぎ夫婦なので、妻の収入とも合算しています。

妻にはお小遣いを渡しています。 出典: www.yadiversity.org

借金についても夫婦でしっかりと認識した上で管理が出来ているのでトラブルもなく、理想的なスタイルだと思います。

数年先には借金も無くなるはずですので、借金が無くなった時点で、また家計の見直しをして貯蓄額やライフプランの練り直しをする必要があります。

夫の収入の範囲で家計の支出をし 妻の収入は貯蓄へ

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結婚後は子供がすぐほしいので、私の収入は無いものと考えてすべて貯蓄しています。

但し、お小遣いは私の収入の中から出し、その他の生活費はすべて夫の稼ぎから支出しています。いずれ子供が出来て働けなくなった場合に備えています。 出典: oshiete.goo.ne.jp

子供を持つことがライフプランの優先にあるのであれば、子供が幼いうちから子供の将来のために貯蓄をしなければならないので、共稼ぎしているうちに貯蓄をしておく必要があります。

子供を育てながら仕事を続けるのならば、家計は別々でもいいかもしれませんが、妻がいずれ退職する予定があるのであれば、家計は共同にすることがベストです。

子供が出来てからは共同で家計を管理するように

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子供が出来るまではお互いの収入は別々で、子供が出来てからは収入を合算して家計をやりくりしました。

新築・教育など貯蓄しなければならないので、共同の方が管理がしやすいからです。ただ、夫の方が収入が多い上、育児休暇中は生活費が負担できないので、そのあたりは出来る範囲でやりくりしました。 出典: komachi.yomiuri.co.jp

夫婦の稼ぎを共同で管理すれば、お互いに収入にバラつきがあっても、二人で協力してやりくりが出来ますし、月に使える金額が明確になるのでトラブルも起こりません。

夫婦円満は明確な家計管理から

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さて、如何でしたか?

収入や生活スタイル・ライフプランなどで共稼ぎ夫婦の家計管理の方法は大きく変わってくるものですね。

特に重要なのは、その管理方法もそうですが、お互いの収入を明確にし、ライフプランに沿った貯蓄ができるかどうかによると思います。

是非お二人いあった家計管理をしてみて下さいね。

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