傷つきやすい男たち
夫婦喧嘩の原因って、言葉が多くありませんか?うちは、たいていそうです。夫はいつもこう言います。「お前の言葉に傷ついたんだ。」と・・・。
私からすると、こんなことでと思うような言葉でも彼は傷つくようです。たぶん、うちの主人だけでなく、男性ってかなりナイーブで傷つきやすいのではないでしょうか。
繊細さは女性より?
私はピアノを教えていますので、小さい頃から数多くの曲に接してきました。作曲家はたいていが男性。そして、繊細で美しい曲を作るのです。
特に私がすきな作曲家はショパン!あの繊細さ、哀愁は彼特有ですが、男性であるゆえのものかもしれません。
子供も男2人、女1人ですが、やはり男の子の方が繊細で傷つきやすいです。私と娘は図太いかもしれません。私が教えている教室の生徒さんもやはり、傷つきやすい子は男の子が多いと感じています。
これは私自身の主観ですが、男性は女性よりも傷つきやすいのかも?と感じています。
家族、生徒たちから学んだ男性学
私なりの男性学があります。
私は家族、教室の生徒さん(男の子の方が多いのです。)から色々、学びました。
彼らは一様に傷つきやすく寂しがり屋、それでいてプライドが高いです。言葉に気をつけながら、優しく接しています。叱らず優しい言葉で諭すと彼らは私に最高の笑顔を向けてくれます。
中には障がいのある生徒さんもいますので特に気を付けます。彼らは怒鳴り声、怖い顔を極端に嫌がります。それは主人も息子たちも同じなのです。男はプライドが高くナイーブで優しさを求めている。
これが私がピアノ講師をすることによって学んだ"男性学"です。
夫に言ってはいけないNGワード5選
それでは、本題に入りましょう。夫に言ってはいけない言葉とその対策を考えます。
傷つきやすい夫をお持ちのみなさま、必見です!
1. ○○さんの旦那さんはいいなあ!
他の人の旦那さんを羨ましがるような言葉はNGですよね。反対に夫がよその奥様を羨ましがるようなことを言ったら、いい気持ちしませんものねえ。
私は夫の友人(男性)からこのように言われたことがあります。
私が「Mちゃん(私の友人)はいいわね。こんないい旦那様を持って」と褒めた時です。
「そんなこと言ってはいけない。T(私の夫)にはTの良さがあるよ。人と比べてはかわいそうだよ。」と彼は私に言いました。まさにその通りと思いました。
2 .夫の実家を非難するような言葉
実家を非難するような言葉は嫌がりますよね。これも反対だったら、やはり嫌だと思います。
私の場合は義母と仲良くできていたので幸いにしてこのようなことを言わずに済みました。でも、友人たちからはよくこのような話を聞きます。
何と言っても夫の実家は他人の家。難しいです。愚痴りたくなるお気持ち、よくわかります。でも夫に対して夫の実家を悪く言うのは極力避けましょう。
3 .自分の実家の自慢とも取れる言葉
これも反対の立場だったらいい気持ちはしませんね。相手を批判するわけではなく、自分の実家の良いところを言うだけですが、言われた方としては自慢話として取られ、鼻もちならないと思いかねないです。
どうしても相手の実家と自分の実家を比べて話していると受け取られてしまって「だから、何?」と思われてしまうかも。喧嘩の原因にもなる可能性大。要注意です。
4 .ママ友の愚痴
この手の愚痴は夫が最も嫌がること。わが家の場合、夫は私が嫌な気持ちになっていると思うと自分が嫌な気持ちになってしまうようで、慰めてくれればいいのですが、逆にイライラしてきてしまうようです。
私の気持ちが移ってしまうという面では「優しい」といえばそうですが、妙に「ナイーブ」なのです。イライラした態度は子供にとっても良くないので困りました。たぶん、他の旦那様方もママ友に対する愚痴は嫌がるかもしれません。
夫自身が「俺が聞いてもなにもしてあげられないし」と感じることは、あまり言うべきではないのかもしれないと思います。
5. お給料に関する言葉
良いことで言うならば、いいのですが、マイナスのことを言うのはタブーです。これが一番、男性のプライドを傷つけると思います。私もこれだけは気を付けています。
一生懸命働いても、望むほどのお給料が得られない時は夫が一番つらいのです。その気持ちをわかってあげたいですね。男の心の傷とプライドが凝縮されているのが仕事だと思うので。
家族みんなの幸せのために
私自身、夫婦喧嘩は言葉の行き違いがほとんど!「離婚」を考えたことも数知れずです。
でも、ここで考えてみませんか?
誰にでも欠点はあります。聞きたくない言葉もあります。そのように相手の立場を考えながら寄り添っていくのが、人と人の築き上げる幸せだと思うのです。その結果、生まれた子供達を大切に夫婦は協力し合って幸せな家庭を守らなくてはいけないですよね。
皆様の幸せのために「夫に言ってはいけない言葉」を心の片隅に置いて、楽しい家庭生活を送ってください。