初めてでも簡単にできる恵方巻レシピ6選
恵方巻きとは、その年の恵方に向かって食べると良いとされる巻き寿司のことです。恵方とは年神様がいらっしゃる、その年の最も良い方角のことで、陰陽道に基づいて定められており、毎年変わります。
ぜひ、家族で挑戦してみたいですよね。それではさっそく、見た目もきれいで食べやすい、おすすめの恵方巻きレシピをご紹介していきます。
1.はもちらしで恵方巻
画像:ameblo.jp
豪華なはもが入った恵方巻きです。シンプルに巻くだけで作るので、はじめての方でも挑戦しやすいですよ。パパが大喜びしてくれそうなメニューですね。子どもも白身の魚でさらっと食べられてしまうので、魚嫌いな子でも生臭くなく、食べられそうなのでおすすめですよ。
材料
- 米:3合
- 昆布:5cmほど
- 干し椎茸:3個
- にんじん:1本
- 絹さや:15房
- はも:100g程
- 水:200cc
- 薄口しょうゆ:大さじ2
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 合わせ酢:米酢大さじ3 ,砂糖大さじ1,塩小さじ1
- その他お好みで:卵4個,塩1つまみ,海苔適量,きざみ海苔適量
作り方
1.お米をとぎ、昆布を上において炊飯釜の目盛より1mm程度少なめの水加減で炊きます。干し椎茸は温めた水200ccで戻し、細かくみじん切りに、にんじん、絹さやは千切りにしておきます。
2.椎茸の戻し汁に酒、しょうゆ、みりん、砂糖を加え、椎茸とにんじんを柔らかくなるまで炊いたら、最後にきぬさやを入れ、さっと火を通します。煮汁を切り、残った煮汁ではもを中火で5分程度煮ます。煮えたはもは5㎜角程度に刻みます。
3.合わせ酢の材料を混ぜ合わせ、炊きあがったご飯に混ぜ、にんじん、椎茸、はも、絹さやも混ぜ合わせます。卵に塩を加え混ぜ合わせたら細めの厚焼き卵を作ります。海苔でちらしずしと卵を巻いてできあがりです。
2.太巻き寿司
お好みの具材をたっぷり詰めて、みんなが喜ぶ恵方巻きを作ってみてはいかがでしょうか。海鮮やお刺身、だと好き嫌いが分かれますよね。マグロを食べられる人、苦手な人いると思います。手作りの巻き寿司なら、家族の好みのものだけを選んで作れるのでうれしいですね。
材料
- 酢飯:2合
- 海苔:3枚
- 具(お好きなもの)
作り方
1.前日に椎茸と干瓢を煮ておきます。
2.当日、ご飯を炊いている間に、卵焼きを作り、具材を切って準備します。酢飯を作り、巻きすに敷いた海苔で酢飯と具材を巻いてできあがりです。
3.海の幸がたっぷり、海鮮恵方巻き
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海の幸たっぷりの海鮮恵方巻きはいかがでしょうか。刺身の盛り合わせですが、好みの具材なら何でも大丈夫です。太巻きにすると何でも合わさってしまうから不思議ですね。子どもが好きなカニカマや卵、きゅうりも忘れずに入れてあげましょう。1本で栄養満点の恵方巻きですね。
材料(4~5人分)
- 米:2合
- 酢:大さじ3
- 砂糖:大さじ1と1/2
- 塩:小さじ1/3
- 刺身盛り合わせ:2~3人分
- 白ごま:適量
- 海苔:4~5枚
- ボイル海老:20尾くらい
- カニカマ:12本
- きゅうり:1本
- 玉子焼き:4個分
作り方
1.米に昆布を入れて炊きます。調味料をあわせて、合わせ酢を作っておきます。食材を切って置き冷蔵庫に保存、卵焼きを作っておきます。ご飯が炊けたら、合わせ酢をかけ回し、混ぜ合わせ酢飯をうちわで仰ぎながら冷ましておきます。
2.海苔にごはんをのせ広げ白ごま、お好みでわさびを塗っておきます。好きな具を彩り良く並べ手前から奥に向かって巻き、輪ゴムで留めて、5分くらいなじませればできあがりです。
4.種類が選べる楽しい恵方巻き
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せっかく手作りに挑戦するのなら、思い切って同時にいろいろな種類の味付けの恵方巻きを作るのはいかがでしょうか。1種類作るのも、数種類作るのもそんなに手間は変わりませんよ。みんなで次は何を食べよう、なんて話しながら食卓を囲むのもたのしいですよね。
材料(4人分)
- 酢飯:2合
- 刺身盛り合わせ:1皿
- 焼き海苔:3枚
- 白ごま:適量
- 大葉:9枚
- きゅうり:1本
- たまご焼き:適量
作り方
1.炊き立てごはん2合に、酢、砂糖、塩、昆布茶で作ります。巻きすの上に海苔、酢飯、白ごま、大葉、鮪、きゅうり、玉子焼き、ボイル海老、イクラをのせ巻きます。
2.他には、鯛、ボイル海老、きゅうり、鮪、サーモン入り。ホタテ、サーモン、ボイル海老、カニカマ、イカ入りも作ります。
3.しっかり巻いて中央でカットし、盛り付けてできあがりです。
5.きんぴらごぼうが入った恵方巻き
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こちらの恵方巻きには、海鮮が入っていません。かわりにきんぴらごぼうやお魚ソーセージが入っています。パパや子どもで海鮮類が苦手な方がいる場合、うれしいレシピですね。また、数種類作る方は海鮮なしのものも作っておくのもいいですよね。さらっと食べられるのでおいしいですよ。
材料(4人分)
- 酢飯:茶碗3杯
- お魚ソーセージ:2本
- きゅうり:1/2本
- たくあん:少量
- カニカマ:6本
- きんぴらごぼう:適量
- 海苔:2枚
作り方
1.きゅりは縦4つに切り、おさかなソーセージ1本は半分に切り、たくあんはきゅうりと同じ太さと長さに切ります。
2.巻きすに、海苔、酢飯、具をのせ、手間から巻いていき、半分に切って盛り付ければ、できあがりです。
6.納豆とお漬物でかわいくカラフルな恵方巻き
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見た目にもかわいいデザイン恵方巻きです。中身はなんと、納豆とお漬物でできています。お漬物はしば漬けの紫やたくあんの黄色など、カラフルなものが多くデザイン太巻きにうってつけですね。子どもも喜んで、食べるのが楽しくなりそうですよね。
材料(3人分)
- 酢飯:茶碗3杯
- 海苔:2枚
- 納豆:少量
- 漬けもの(4種類):適量
作り方
1.海苔を半分に切り、酢飯をのせ納豆巻きを作ります。残りの海苔と1枚の海苔をご飯粒でつなぎ合わせ、酢飯をのせラップを上からかぶし手で山を5つ作ります。
2.くぼみに漬物をのせ、次に納豆巻きをのせ手前から一気に巻いて、そのまま落ち着かせます。3つにカットし、盛り付けてできあがりです。
子供が喜ぶ恵方巻風デザートと節分豆アレンジ4選
恵方巻きをデザートで取り入れてみてはいかがでしょうか。最近では、スイーツショップでロールケーキを恵方巻きのようにして食べるのをすすめる商品などをよく見かけますよね。
恵方巻きを食べた後に、スイーツでも、もう一度恵方を向いて食べるなんて、ダブル食べもいいですよね。今回は、自宅で手作りできる恵方巻き風デザートレシピと節分のお豆を使ったレシピをご紹介していきます。
1.恵方巻きのスイートポテト
女性と子どもが大好きなスイートポテトのレシピです。こちらのレシピ、なんと恵方巻きのように巻いて作っています。色もカラフルで見た目にもきれいですね。お子さんと一緒に手伝ってもらいながら作るのもたのしそうですよ。最後は、甘いものでしめましょう。
材料
- さつまいも:120g
- 卵黄:1個
- 生クリーム:小さじ1(コーヒーフレッシュ可)
- バター:5g
- ブラックココア、抹茶、食紅:適量
作り方
1.さつまいもは蒸して熱いうちに皮をとり、裏ごしして、バターを加え、よく混ぜます。卵黄と生クリームを加え、よく混ぜればプレーン生地完成です。
2.プレーン生地の1/3量にブラックココアを加えよく混ぜ、着色します。残り1/3はプレーンのままにしておきます。残り1/3量の内、半分に抹茶、半分に食紅を加えよく混ぜ、着色します。食紅は極少量の水で溶いたものを混ぜ合わせて使います。
3.ブラックココア生地を四角く形を整え伸ばします。ココア生地の幅に合わせ、プレーン生地で、下の部分をつくります。
4.抹茶、赤、クロが残っていたら、クロ生地で具となる細長いパーツを作り、プレーン生地の上にのせます。残りのプレーン生地で、具のパーツを覆うようにして包み、パーツ同士、プレーン生地とパーツの間に空洞ができやすいのでくっつけるようにして円柱状に形を整えます。
5.伸ばした黒生地の上にのせ、巻いていきます。生地の間に空洞ができやすいので、生地同士をくっつけるようにして形を整えます。温めたトースターで5~8分ほど焼いたらできあがりです。
2.米粉ロールケーキの恵方巻き風
恵方巻き風デザートでよく目にするロールケーキのレシピです。そのまま切らずに、がぶりとかじりつけるのが似ていますよね。普段はカットしてお皿にのせて食べるものなので、なんだか非日常を味わえそうですよね。そのままかじりつけるなんて贅沢な食べ方は、この機会を逃すとしにくいですよ。
材料
- 卵黄:2個
- 卵白:2個
- 米粉:30g
- 砂糖:30g
- ブラックココア:6g
- ココア:4g
作り方
1.オーブンは180度に余熱しておきます。米粉、ブラックココア、ココアを混ぜ合わせておきます。卵黄に砂糖の半量を加え白っぽくもったりするまで混ぜます。
2.卵白を泡立て、泡立ち始めたら少量の砂糖を加えて、8分立てにしたら残りの砂糖を2回にわけ入れ、しっかり角が立つまで泡立てます。角が立ったら更に低速で1分程混ぜ、キメを整えます。
3.卵黄生地に1の粉を一気に入れ、粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。ゴワッとしているので、メレンゲを少量入れ、しっかり混ぜます。2回ほど少量加え、生地が緩くなったら残りのメレンゲを2、3回に分け、サックリ泡を潰さないように混ぜます。
4.生地を型に流し入れ、空気抜きをして180度で10分焼き、焼きあがったら天板から外し、ラップで覆うなどして冷まします。カスタードや生クリームをロールしてできあがりです。
3.恵方巻風ミント香る苺のロールパン
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写真映えするとてもかわいいロールケーキです。生地から作らず、サンドイッチ用の食パンで作っているので簡単でおすすめですよ。イチゴの他にもお好みのフルーツに変えてアレンジしてみても、楽しいですね。中にバナナを入れても食べやすくておいしいですよ。
材料(3人分)
- サンドイッチ用食パン:3枚
- ホイップクリーム:少量
- いちご:15粒くらい
- ペパーミント:少量
- スライス生チョコレート:枚
作り方
1.ラップの上に食パンをのせ、ホイップクリーム絞りペパーミントを少量ふっていちごをのせます。いちごの上にホイップクリームを絞ります。
2.両端を中央によせ、スライス生チョコレートをのせたら、ラップ等で包み落ち着かせてできあがりです。
4.節分豆でココア味のカントゥッチ
節分で使った豆が余ってしまう事ありませんか。市販の豆は結構量が入っていますし、残ったものを同じ味でひたすら食べるのも大変ですよね。そんな状況の時におすすめなのがこちらのレシピです。節分豆がおしゃれなお茶菓子に早変わりですよ。コーヒーや紅茶に合わせて食べたら絶品です。
材料
- 小麦粉:140g
- カカオパウダー:大さじ1
- イースト:4g
- 卵:1個
- 砂糖:100g
- ハチミツ:40g
- 豆:80g
- 塩:少々
作り方
1.卵に砂糖とハチミツ、塩を加えよく混ぜます。ふるった小麦粉、イースト、カカオを加え良く混ぜてから豆を加えていきます。
2.1の生地を2つに分け棒状に伸ばし、上に溶き卵をぬります。190度に温めたオーブンで20分~焼き、粗熱をとって斜めに切り再び鉄板に乗せ160度で15分焼いたらできあがりです。
笑う門には福来たる、楽しく食べて御利益を頂きましょう
恵方巻きレシピをご紹介してきましたがいかがでしたか。意外と簡単にできるので、一度作り方を覚えてしまうと具材は好きなものに変えてどんどん作れるのでおすすめですよ。
恵方巻き風デザートも食後用におすすめです。手作りの恵方巻きだと、おいしさも格別ですよね。せっかくの日本の行事、家族みんなでめいいっぱいたのしんでみましょう。
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