初めての保育園。ママも子供も試練です。
我が子を初めて保育園にお願いしたのは1歳の時でした。
当たり前のことですが、それまでは毎日一緒に過ごしてきた息子です。
時々おじいちゃん、おばあちゃんに預けたりもしていましたし、人見知りもなかったのできっと楽しく通えるだろうと思い、保育園にお願いすることは私自身なにも抵抗もありませんでした。
最初は泣くだろうか?泣いてくれなかったら寂しいな。そんなことをのん気に考えていました。
ここはどこ?ママと離れて大泣き
いざ保育園に連れて行くと最初は自分が持っていないおもちゃに大喜び。私もドキドキしていたので、その様子を見てホッとしたのを覚えています。
ですがバイバイするとき、ママがいなくなるということがわかったのかわーわー大泣き。子供にとってママと離れるということはどんなに不安で、心細いことでしょう。
初めての先生、お友達、そして集団生活。
まだ1歳の息子はなんで置いて行かれるのかわかりません。そんな息子をみたら私まで泣いていました。
先生に抱えられ必死にママのところに来ようとする我が子。
胸が締め付けられる思いでした。
笑顔でバイバイしてあげて
お迎えに行っても私をを見るなり大泣き。先生に一日の様子を聞くとバイバイしてからも泣いていたそうです。
その日はお家に帰っても機嫌が悪くべったりでした。次の日も次の日も保育園に連れて行こうとすると泣いてしまいます。
仕事をすると自分で決めたのに。
息子を見ていると間違っていたのか、まだまだ一緒にいてあげるべきなのか、送ってすぐ旦那に泣きながら電話したこともありました。
お菓子で釣って連れて行ったこともあります。
そんな時先生に「笑顔でバイバイしてあげてください」と言われ、はっとしました。
今までバイバイするとき、泣く息子が可哀想で私は悲しい顔をしていたのです。それを見た息子は泣いてしまっている。
息子を不安にさせていたのは私だったのです。
子供の成長。かけがえのない財産。
笑顔でバイバイするようになって、驚くくらい元気に通ってくれるようになりました。
ここは楽しいところ、ママは絶対お迎えにきてくれること。息子なりに理解してくれたようでした。
私との生活だけでは経験させてあげれないこと、色々な体験する息子はたくさんのことを吸収してみるみる成長していきました。
ご飯もいっぱい食べて、いつのまにかミルクも卒業、おむつもあっさりとれました。これも先生のご指導あってのことだと実感しています。言葉も早かったように思えます。
息子は幼稚園に行ったため保育園とは2年ほどのお付き合いでしたが、ここで得た経験は活かされおり、泣くこともなく楽しそうに通っています。
初めての保育園はきっと子供にとって大きな試練です。ママにとっても子供の泣き顔を見ながら仕事に行くのは辛いことだと思います。
ですが子供はたくましく成長してくれています。子供にとってかけがえのない財産になったのではないでしょうか。
これからも保育園で学んだことを大切に、すくすく成長してくれると思っています。皆様にも私と息子の体験が少しでも役に立てたら幸いです。