はじめての0歳児の口座開設
子供の頃、お正月にお年玉を頂くと「貯金しておくからね」と親に徴収されたという思い出がある方は少なくないと思います。私は、結婚式の前日にその通帳を親からもらった時に涙が出そうになりました。
先日、子供の銀行口座を開設に行きました。今度が自分がその親の立場になったのかと思うと、感慨もひとしおですね。
我が子といえど他人の口座を開設するなんてとドキドキでしたが、意外と簡単にできました。
きっかけはお正月に頂いたお年玉
お正月に帰省した際に親戚に頂いたお年玉を貯金しておくために開設しました。記帳しておくと、毎年頂いたお年玉が子供にも一目でわかるので良いかと思いました。
口座は全国どこにでもある+お年玉キャンペーンの「ゆうちょ」で開設
将来、子供がどこで生活するか分かりませんので地方銀行は避け、全国に窓口がある「ゆうちょ」にしました。0歳児が口座開設すると1,000円がもらえるキャンペーンが行われていたのも決定した一因になりました。
- ゆうちょ銀行「郵便局から始めよう~「はじめてのお年玉」キャンペーンおよび「はじめての年賀状」の実施」(https://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2018/abt_prs_id001339.html,2019年1月9日最終閲覧)
口座開設に必要なのは母子手帳と届出用印鑑
- 0歳児本人の確認ができるもの
- 親権者である保護者本人の確認ができるもの
- 届出印として登録する印鑑
口座開設の際には、上記3点が必要です。本人確認は基本的に顔写真が載っている公的書類の提示が必要ですが、赤ちゃんは顔写真付きの書類の準備が難しいので母子手帳や保険証等の書類を持参すれば大丈夫です。
- ゆうちょ銀行「本人確認書類一覧」(https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/honnin/tzk_hn_index.html,2019年1月9日最終閲覧)
- ゆうちょ銀行「家族(子どもや配偶者)の口座を開設することはできますか。」(https://faq.jp-bank.japanpost.jp/faq/show/766?category_id=57&site_domain=default,2019年1月9日最終閲覧)
- ゆうちょ銀行「個人名義で口座開設する場合、必要な書類は何ですか。」(https://faq.jp-bank.japanpost.jp/faq/show/765?category_id=57&site_domain=default,2019年1月9日最終閲覧)
届出印は姓ではなく下の名前でもOK
届出用の印鑑は、実印であればどのようなものでも構いません。うちの場合は、主の親がお祝いも兼ねて印鑑を作って下さいました。
女の子でしたので結婚してからも使えるようにと、名前で作って頂きました。銀行への届出印としてはまったく問題なく使えました。
開設後のお金の管理について
無事開設したら通帳とカードがもらえます。我が子の名前が入った通帳を見ると感慨深いですね。
お年玉+頂いたお小遣いを貯金
毎月いくら貯金する、ということはせず、毎年お正月に頂くお年玉や遊びに行った時に頂いたお年玉をその都度貯金していっています。
記帳欄の日付の横に誰に頂いたか、というのを手書きで記入しています。子供が大人になった時にいつ誰に会ったのかわかるように、その都度入金して記録しています。
ただし、お年玉は人によって額が違いますので一括でまとめた額を入金しています。大人になった時に、この通帳を見て、親や親戚の皆さんの思いを感じ取って欲しいなと思います。
貯金の使い道は子供と相談+残りは結婚もしくは成人の時に
貯金の使い道は、子供がどうしても欲しいものやしたいことがあってまとまったお金が必要になった時等に相談しつつ使おうと思っています。残ったお金は、子供が結婚するときか成人する時に渡す予定です。
私は結婚式前日に通帳と印鑑をもらったのがとても印象深かったので、そうしたいなと思っていますがいつまで預かることになるか分からないので難しいところですね。
親の思いを受け取って欲しい!
私が親から通帳をもらって、そして親になり子供の通帳を作って思ったことですが親が子供のためにお金を貯金するということはただ単にお金を貯めるということではなくお金を下さった皆さんの祝福が積み立てられていったものだということを子供には理解して欲しいなと思います。
恩着せがましく言うつもりはありませんが、言わずともその思いを理解できる子に育てていきたいです。