私が感じた「つわり中の歯磨き」のつらさ
著者は長男と次男の計2回、妊娠しました。つわりは、どちらの時も妊娠が判明する2ヶ月(妊娠4週〜6週くらい)からありました。微熱が数日間続いて体のだるさもある風邪っぽい症状から始まり、スーパーへ買い物に行くと、鮮魚コーナーのにおいが気になるくらいでした。
そこから日が経つにつれ、徐々に「香り」に敏感になり、2回とも「におい」づわりに悩まされました。普段気にならなかった部屋のにおいから、家具のにおいまで、あらゆるものに拒絶反応が出ました。料理中はもちろん、外出するのもひと苦労でした。
その中でも、意外だったのが「歯磨きつわり」です。周りの妊娠経験者の友人からも聞いたことがなかったので、対処法に困りました。
まず、歯磨き粉のにおいがダメ。歯ブラシを口の中に入れるのも受け付けない。毎日、歯磨きの時間が苦痛でした。
「つわり中の歯磨き」に悩む方は実は多い!体験談をご紹介
筆者は、妊娠5ヶ月の安定期に入るまでつわりが続きました。歯磨きつわりでツラかったのは、毎日しなければいけないことです。
歯磨きしなければ、においづわりで口臭が気になって気持ち悪くなってしまうので、1日3回必ず磨いていました。同じように歯磨きつわりで困っている人の声もあわせてご紹介します。
つわりが落ち着くまで水と歯ブラシのみ
私もこの方と同じように、1人目の妊娠時は、つわりが落ち着くまで水と歯ブラシのみで磨いていました。つわり中、このやり方で乗り切る方は虫歯になりやすいので、安定期に歯医者さんへ行くことをおすすめします。
歯ブラシを変えたり、タブレットを舐めたり…
歯ブラシを口に入れるの、気合と勇気が入りますよね。少しでも刺激がなく磨けるよう、歯ブラシのサイズを変えていたという方もいました。また、歯磨きは最低限だけで、タブレットを舐めていたという方も。
私がおすすめする「つわり中の歯磨き」対策3つ
私がおすすめする対策はコレ!このうち1つでもあなたに合う方法があるかもしれません。是非参考にしてみてくださいね。
⒈歯磨き粉をマウスウォッシュに
産後も使用しているクリニカのマウスウオッシュ。私にとって、妊娠中のオーラルケアの救世主でした。特に睡眠前に使用すると、翌朝の口臭や粘着きが無く、スッキリが続きます。
歯磨き粉の人工的なにおいがダメだったので、子供用の歯磨き粉なら大丈夫かもと思って購入してみました。しかし、私の場合は全く受け付けなかったです。
そこで、家にあったマウスウォッシュを使用してみることに。不思議なことに、歯磨き粉ほど拒絶反応が出ませんでした。10秒ほどマウスウォッシュ液を口に含め、急いで歯ブラシを口に突っ込み、気持ち悪さと闘いながら素早く済ませてつわり時期を乗り越えました。
歯磨きつわりに悩まれている方は、試してみてはいかがでしょうか。
⒉鼻栓をしてみる
1人目の妊娠初期、つわりで苦しんでいる私に、主人がスイミング用に売っている鼻栓を買ってきてくれました。つわりが落ち着いた安定期に入るまで、基本的に家の中では鼻栓を装着。湯気やシャンプーなどのにおいで辛くなるお風呂でも、大活躍でした。
2人目の時も早々に主人にお願いをして、スポーツジムのスポーツ用品売り場で、購入してもらいました。つわりピーク時には、外出する時もマスクの下に鼻栓をしてました。
⒊無香料の歯磨き粉を試してみる
1人目の妊娠時で懲りたので、2人目の時はつわり初期の動けるうちに、ハンドソープから始まり、シャンプー、コンディショナー、基礎化粧品、食器用洗剤、洗濯用洗剤に至るまで、無香料の物にチェンジしました。
無添加商品には、とても助かりました。それでも、つわり中は素材そのもののにおいが気になって辛かったですが、症状はだいぶ軽減しましたよ。
なので歯磨き粉についても、あまりにおいのしないタイプを使用するのもいいかもしれません。
つわり中の歯磨きを乗り切ろう!
つわりで辛いのは今だけ。頭ではわかっていても、その渦中にいると、このままずっと続くような、途方に暮れてしまう気持ちになりますよね。個人差はあるものの、つわりには必ず終わりがあります。
つわり症状が少しでも改善するように、対策をして乗り切りましょう。上記で挙げたおすすめ対策など色々試してみて、ご自分に合った対処法が見つかると良いですね。