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土も手間も知識も必要なし!今すぐ始められるエコで節約ができる「リボベジ」のすすめ

最近話題になっている「リボベジ」ってご存知ですか?お料理の時に捨ててしまうお野菜のヘタの部分や根の部分をもう一度育てて再生し、それをまたお料理に使うというエコな上に節約にもなるというWでお得なママにはとっても助かる嬉しい方法なんです!今回はその良い事尽くしの「リボベジ」の方法やそれに適した野菜などをご紹介しましょう。

PIXTA

リボベジってなに?

リボベジとは、リボーンベジタブルの略です。つまり再生野菜っていう意味なのです。

捨ててしまうようなお野菜の切れ端を、器に水と一緒に入れておくだけで、新しく芽を出しもう一度食べられる状態に栽培でき、お野菜としてまた美味しく食べられるというとてもエコなものなのです。

この方法はテレビや雑誌などで特集が組まれるほどの人気と話題で、節約に敏感な主婦がつぎつぎと実践しているのです。

リボベジのメリットって?

リボベジをすると、どんなメリットがあるの?

いくらエコや節約になるからって、面倒なことやデメリットがあると意味がないですよね。

リボベジのメリットをご紹介します。

1.知識が要らない

知識 PIXTA

家庭菜園を始めようと思ったら、野菜別の苗や種を植える時期や土の種類など知っておかなければならないことがたくさんありますよね。

でもリボベジなら、ただお野菜の根などを水につけておくだけで良い。
何の知識も要らないのです。

2.広い場所は必要ない

家庭菜園をするとなると、まずは植える場所を確保しなければいけませんよね。

土地を借りたり家の庭先で畑を耕したり、マンション住まいならベランダに所狭しとプランターを並べてみたりしなければ、思うようなお野菜を作ることは難しいでしょう。

しかしリボベジにはそんなものは必要ありません。

お野菜の切れ端が入るくらいの大きさの器だけ、たったそれだけのスペースでいいのでキッチンカウンターのような場所でも出来るのです。

3.手間が要らない

お野菜を育てるのって、草抜き・水遣り・肥料・支柱立てなどなどしなければいけないことはたくさんあります。

しかしこのリボベジでは、コップや深めのお皿などに水を入れて、そこにお野菜の端などをつけておく・・・ただそれだけでいいのです。

後は芽が出て食べごろになるのを待つだけですので、何もしなくて楽ですよね。

4.食費の節約

家計簿 PIXTA

お野菜は高騰しててなかなか思うようには買えませんが、リボベジならもともと捨てるものを再利用するわけですから元手はかかりませんし、水だけで栽培できるのですからお野菜をまた買うことを思えばかなりのコストが削減できます。

それに使いたい時に使いたい分だけを採取できるので、いつでも新鮮なお野菜が食べられるというのも嬉しいポイントですよね。

5.子供の食育に役に立つ

食育 PIXTA

手間が掛からない水栽培といっても、やはり水の取替えは必要です。

畑やプランターでの水遣りは、水の量や水を掛ける場所などがあるのでなかなか子供にはさせてあげられません。

しかしリボベジでしたら、コップなどの小さな入れ物の水をかえるだけなので、小さなお子さんにだってしてもらうことが出来ます。

子供が自分で栽培に関わることにより、野菜への興味と自分が育てたという思いから野菜嫌いの克服にも繋がることがあります。

子供が栽培に一緒に参加することは、子供にとってかなり大きなメリットとなることでしょう。

リボベジにむいている野菜って?

今までに捨てていたお野菜がリボベジで復活するといっても、全てのお野菜が出来るわけではありません。

リボベジ適しているお野菜をご紹介します。

1.香味野菜

値段が高いのに少ししか使わず傷みやすいネギや三つ葉などの香味野菜も、リボベジできるんです。

ネギは根元部分を3cmほど切って水差しのようなものに倒れないように入れ、三つ葉などは根つきで売っているのでそのまま水につければ再生ができます。

買って冷蔵庫においておくとすぐに傷んでしまいますが、こうして水につけて水栽培をしているといつでも新鮮な香味野菜がお料理に使えるというわけです。

2.根菜

人参や大根などの根菜類は、ヘタを2cmほど切って水につけてみましょう。

安定感があるので、とても育てやすいとされています。

人参や大根の葉が生えてきたら、細かく切ってチャーハンや掻き揚げやお味噌汁の具として使うと、彩りがよくなり栄養もアップしていい事ばかりです。

3.葉野菜

キャベツや白菜、小松菜や青梗菜などの葉野菜も再生できるんです!

芯の部分を水につけるだけで、ゆっくりですが芽が生えてきて食べられるようになり、甘味がギュッと詰まった葉が出来ます。

芯にぬめりがつきやすいので、水をかえるごとにサッと洗い流してあげるといいでしょう。

出来た葉野菜は、サラダや付け合せなどに活用できると思います。

4.スプラウト類

スプラウトとは、野菜や豆類などの種子から発芽した新芽のことをいいます。

貝割れ大根や豆苗(とうみょう)、ブロッコリースプラウトなど種類はさまざまで、栄養価が高いと知られています。

スーパーでは多めの量で根ごと売られているのでそのまま水につければいいので簡単です。

他の野菜より比較的早く芽が出るので、サラダやお弁当の彩など色々と使えますよ。

ちょっとしたコツで楽しく出来る

一日一回の水替えや生ゴミが減る、野菜への出費が抑えられるといい事ばかりのリボベジ。

どうせするなら負担なく、さらには素敵に実践したいですよね。

お気に入りのコップや器に入れることで、インテリアにもなってお部屋やキッチンが素敵になります。
急な来客があって見られたとしても恥ずかしくありません。

大きくなっていく過程を見るのも愛着が湧いて、とてもたのしいですよ。

みなさんもリボベジを始めてみませんか?

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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