私の体験したつわりとの戦い
つわりには個人差がありますが、早い人だと妊娠4週頃から始まってしまう人もいます。妊娠4週というと、生理が28日周期の人の場合は次の生理予定日あたり。こんな時期から始まる人もいるのです。実は私もそうでした。
- 山本産婦人科「妊娠初期の出来事」山本産婦人科(https://goo.gl/gd8JrF)
- 坂本産婦人科クリニック「妊娠から出産までの留意点」坂本産婦人科クリニック(https://goo.gl/0k8yf0)
妊娠しても休めない仕事、そして満員電車の恐怖
仕事をしている妊婦さんに立ちはだかる壁、それは通勤電車です。
ただでさえ辛い通勤電車。しかし、お腹に宿った子供の為にも出来るだけストレスや体に負担をかけない乗り方をしなければなりません。
関東を走る中央線沿線に住んでいる私の通勤電車は大変な混みようでした。
いざ、通勤電車へ!装備品は?
それでは、そんな毎日の満員電車の中通勤を続けた私がとった対策について、体験談と共に詳しく紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
匂い対策にマスク
電車の中には匂いづわりの大敵、あらゆるにおいが溢れています。スーツから漂うタバコのにおい、綺麗なお姉さんのハンドクリーム・香水・シャンプーのにおい、おしゃれなお兄さんの強い柔軟剤の香り。
くさいと感じるにおいだけでなく、いい香りも全て強いにおいは吐き気を誘発したのには驚きました。とにかく防御するためにマスクをしました。それでも足りない時は、ハンカチを当てたり、アロマの香りを嗅いだりして乗り切りました。
もちろん風邪予防のためにもマスクは必須でした。
エアコン対策は必須
妊娠初期、夏手前の時期だったのですがエアコンが異常に効いてる電車が多かったので、身体を冷やさないためにも何か一枚羽織るものがあると安心でした。
カーディガンや大判のストールなどを必ず身につけていました。
意見が分かれるが、マタニティマーク
私はマタニティマークを身に着けていました。マーク無しで優先席に座っているのはどうも気が引けて、「ごめんなさい妊娠中なので座らせていただいております」という気持ちで付けていてました。
もちろん席をゆずっていただいたこともあり、本当に助かりました。時にはおばあさんからゆずられることも!さすがに申し訳なかったのでお断りしたのですが「いいのよ。外では辛いこともいっぱいあるんだから、今くらいはゆっくり休みなさい」と言われ、少しだけ涙しました。
飴&小さなおにぎりを携帯
私の場合は食べづわりだったので、気持ち悪いと認識する前に口に何かを入れ続けていました。飴は、梅味のものがお気に入りでした。
そして、空腹時にさっと食べられる大きさの小さなおにぎりを2〜3個持ち歩いていました。
通勤の仕方を工夫
職場によっては出勤時間をずらしてくれたり、対策を取ってくれたりする会社もありますが、私の会社は特に対応してもらえるわけでもなく、通勤の仕方を工夫することにしました。
- 乗る車両の位置を変えてみる
- ルートを変えてみる
- 急行を避ける
- 座れたら寝る
同じ時間の電車でも、車両によって混み方に差があります。乗る位置を変えてみると意外と空いている場合があるので、いつも乗らない他の車両を試してみるのもおすすめです。
そして、ルートの変更。最短の距離を選ぶより、いかにして譲られないで座って移動するか?を重視したので、少し面倒でもルートに始発駅があれば乗り換えてみました。
朝の通勤は女性専用車を利用
朝の通勤時間は、女性専用車両を設けている路線が多いです。他の車両より空いていることもあったので、特にお腹が大きくなる妊娠後期には強い味方でした。
また、女性は自身の経験から、お腹のふくらみやマタニティマークにいち早く気づきやすいこともありました。しかし、必ずしも席を譲ってもらえるわけではありません。物事を自分中心に考えず、イライラしないよう心がけましょう。
そして座席に座るようすすめられた場合は、目を見てお礼を伝えるようにしましょう。自分がしてもらえて嬉しかったことは、将来自分も誰かのためにしてあげられるとよいですね。
運よく座れたら眠ったほうが楽でした
時間がかかっても、通勤特急などを避ける方がおすすめです。特急電車の待ち合わせなど、人の入れ替わりが多いので座れるチャンスが多いです。
そして運良く座れたら、私は寝ていました。ただぼーっと座っているとつわりを意識して気持ちが悪くなるし、かといって本を読むのも、スマホをいじるのも厳しい。「だったらいっそ」と、格好悪いですが寝てしまっていました。
毎日いくら寝ても足りないほどでしたので、リフレッシュできて私は楽でした。
赤ちゃんと一緒に乗り切ろう!
人によっては続く期間がまちまちなつわりですが、必ず終わりはやってきます。私の場合は妊娠3ヶ月頃がつわりのピークで妊娠4ヶ月頃から徐々に楽になっていき、妊娠5ヶ月目に入った頃には治まってきてご飯が美味しくなりました。
つわりが辛い時期の妊婦健診は毎回まだかまだかと長く感じてしまい、その期間本当に赤ちゃんが育っているのか不安になってしまいますよね。
「つわりがあるということは、赤ちゃんがここにいる証拠なんだ」と思えた瞬間、私は少しだけ楽になった気がしました。
働くママを苦しめるつわり。毎日の通勤電車は辛いですが、工夫をして乗り切っていきましょう!