古風なイメージの「護」という名前ですが、漢字の持つ意味合いからも人気のようですね。時代を問わず候補に挙がる男らしいイメージの名前です。
1つのことに真剣に打ち込むことのできる人間に「匠(たくみ)」
昔から人気の「たくみ」という名前は、「工」「巧」といった漢字もありますが、今回は「匠」をご紹介します。
「匠」には「職人」「先生」「制作」「考案・工夫する」、学問・芸術に優れている人という意味があります。「個性的で創造的な人間になりますように」「努力を惜しまず一つのことに真剣に打ち込むことのできる人間に」という願いを込めることができますよ。
慈しみの気持ちを持てる人間に「仁(じん、ひとし)」
「仁」は男の子の名前に昔からよく使われます。「仁義を通す」といった言葉や、皇族の悠仁親王を連想した方もいると思いますが、「仁」は「慈しむ」「思いやり」といった意味があります。また儒教では、徳の高い人という意味合いもあります。
「慈しみの気持ちを持てる人間に」「人の心がわかる、内面から優しい人間に育ちますように」など、周りから愛し愛される子供になってほしいという願いを込めることができます。
創造力豊かな人間に「創(はじめ)」
「はじめ」という男の子の名前には「一」「元」「始」「肇」等の漢字がありますが、「創」という漢字はいかがでしょうか。
昔は「絆創膏(ばんそうこう)」の字から「傷」の意味があるとされていましたが、最近では「つくる」という意味で使われることもあり、「創意工夫」「創作」「創造」といったよい意味での熟語に使われています。
想像力・創造力豊か、そして独創的・個性的な様子が連想されます。「創造力豊かな人間になれますように」「自分自身で未来を切り開くことができる子供に」といった願いを込めることができます。
また「はじめ」という読みの響きは、「物事のはじまり」という意味もあることから、子供の人生のスタートをお祝いする意味も込めて贈ることができる、素敵な名前です。
困っている人を助けられる人間に「佑(たすく、ゆう)」
「助ける」「神様からの助け」という意味を持つ「佑」という漢字。
「困っている人を助けてあげられる人間に育ってほしい」「神様にも愛されるような、愛のあふれる人間になってほしい」といった思いを込めることができます。
サッカー日本代表の本田圭佑選手や長友佑都選手の名前にも含まれる漢字。この漢字を使った名前から、「世界で活躍できる人間になってほしい」という親の願いを込めることもできますね。
3.男らしいイメージをもつ漢字一文字の名前
生まれてくる子供が男の子だった場合、やはり自分の子には男らしく強く育ってほしい!と思う方もいるでしょう。そのような方におすすめの、男らしい印象の漢字一文字の名前をご紹介します。
健康にすくすくと成長してほしい「健(たける、けん)」
「健」という漢字は「体が丈夫」「体が強い」という意味を持っていて、ポジティブで元気なイメージがあるため、男の子の名前によく使われることがあります。
「健」という名前は「健康な体ですくすくと成長してほしい」「病気知らずの人生を過ごしてほしい」といった思いをストレートに込めることができます。
「健」という名前で有名なのは、俳優の佐藤健さんやV6の三宅健さんですね。読みは「たける」も「けん」も響きは男の子らしく、元気で健やかな男の子に育ってくれそうな印象です。健やかな成長を祈って、ご自身の子供にこの名前を贈ってみてはいかがでしょうか。