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リオパラリンピック銀メダリスト廣瀬誠選手の熱い家族愛をご紹介♡

リオパラリンピック柔道銀メダルの廣瀬誠選手の熱い家族への愛をご紹介したいと思います。廣瀬選手はイクメンパパとしても有名。お子様がパパを思って泣いてしまうシーンはお茶の間の涙を誘ったかと思います。可愛かったですね。廣瀬選手は3人の女の子のパパ。奥様、お子様もリオに応援にいらしていたところからもわかりますように廣瀬家は熱い絆で結ばれています。というのも、パパである廣瀬選手の深い愛情があるからなのです。

PIXTA

リオパラリンピックで日本初のメダルは廣瀬誠選手!

廣瀬誠選手は柔道60kg級の選手です。そして、リオパラリンピックの銀メダリスト。実はこのメダルはリオパラリンピックにおいて日本初のメダルでした。

このメダルを機に日本のパラリンピックの選手が活気づいたのは言うまでもないこと。まだ、リオパラリンピックは続いていますが、日本選手団は頑張っていますね。

そんな日本を奮い立たせた立役者であり、娘3人のイクメンパパでもある廣瀬選手をご紹介いたします。まずは、プロフィールから。

廣瀬誠選手プロフィール

  • 生年月日:1976年11月22日(39歳)
  • 出身地:愛知県西尾市
  • 身長、体重:166cm、63kg
  • 愛知県立名古屋盲学校に勤務
  • 家族:妻里美さん(35),長女優宇ちゃん(6)、次女巴恵ちゃん(4)(廣瀬選手の得意技から付けられた名前だそうです。)、三女若菜ちゃん(2)

廣瀬選手は高校の時から柔道を始めましたが、2年の時、病から視力が著しく低下し0.01に。日常生活が困難な状況になってしまいました。その時は希望を失い、失意でいっぱいになったそうです。「障がい」という言葉が頭をよぎり、それは同時に「不幸」を意味すると思ったと言います。でも、そこで出会ったのが視覚障がいがあっても出来る柔道でした。

廣瀬選手は希望の光を「柔道」に見出しました。筑波大学で盲学校の教師になるために勉強に励みながらも柔道を続け、アテネパラリンピックで銀メダルを獲得。北京、ロンドンでは惜しくもメダルを逃しましたが、今回のリオは引退を念頭においての出場。

というのも娘たちにメダルを掲げたいという熱い思いがあったからなのです。彼の思いについては後ほど、詳しくご紹介いたします。

廣瀬選手の家族に対する熱い思い

廣瀬選手は39歳という年齢もあり、今回のリオを最後に引退することを念頭においているそうです。この最後のオリンピックに掛けた彼の思いとはどのようなものでしょうか。

主にその発言から、考えてみましょう。

家族への思い

日本代表に選ばれてからは、「日の丸を背負って戦う」という気持ちもあって、合宿や練習時間で忙しく、子供たちと触れ合う時間がどうしても少なくなっていたので、結果を出したことで子供が喜ぶ姿を見れたことは、父親としても嬉しく思っている。表彰式の後に観客席へ行って子供を抱き上げることもできたし、子供が喜んでいる顔も見ることができたので、家族をリオに連れてきてよかったと思っている。妻からは、メールで「結婚してよかった」と言ってもらえた。 出典: tokyo2020.jp

こちらは家族への熱い思いですね。廣瀬選手のお気持ちが伝わります。

ロンドン直後に生まれた次女に「巴恵」と名付けたのはメダルを取れなかった悔しさから得意技にちなんだそうです。廣瀬選手は障がいがあっても強い父の姿を娘に見せたいという思いがあります。というのも娘たちは障がいのある父に大きくなったら複雑な思いを持つかもしれないと思ったからだそうです。

その思いから練習に打ち込んだ廣瀬選手ですが、週6日の練習や合宿で娘たちとの時間が減ったのが寂しかったようです。唯一のふれあいタイムは「お風呂」だったそうです。そのようなことからも愛する奥様、お子様の前で獲得した今回のメダルは格別だったでしょう。奥様の愛のメールも素敵ですね。

子供の声が聞こえた!

「子供の声が聞こえたし、初戦で敗れるわけにはいかないという思いで頑張れました。子供に感謝です」 出典: rio.yahoo.co.jp

試合中にお子様の声が聞こえたというのはすごいことです。あんな大歓声の中でも娘さんの声は廣瀬選手にとって特別なのでしょう。かなり集中していたのだとも言えます。特に視覚障がいの人は集中力が人並外れるくらいに優れているそうです。

この発言からもお子様への愛を感じますね。廣瀬選手の底力は愛に支えられていると言っても過言ではないでしょう。表彰式の後、家族の元に歩み寄って優宇ちゃんに銀メダルを掛け、巴恵ちゃん、若菜ちゃんを交互に抱きしめた姿にその気持ちが強く表れていました。

パパの愛に満ちた銀メダルは娘さんたちの心にしっかり刻まれたことでしょう。

娘たちの写真

「お守りになりました」 出典: number.bunshun.jp

廣瀬選手は試合が終わるとスナップサイズの写真を大切そうに手に持っていたそうです。その写真こそ、お守りの写真。娘3人と柔道着で撮ったものでした。この写真を廣瀬選手は常に持ち歩いていたと言います。

本当に娘思いのパパですね。こんなに大切に思われていれば、娘さんたちはまだ小さくても、パパがどんなに自分たちを愛しているか、大切に思っているかがわかってくれるのではないでしょうか。思いって伝わるものです。

こんなに愛されて娘さんたちは幸せですね。

一つでも多く試合をしたかった

 柔道60キロ級の広瀬誠(39)は、一つでも多く試合をしたかった。3人のまな娘の目に、パラリンピックの畳に立つ自分の姿を焼き付けてほしかったからだ。 出典: www.asahi.com

こちらは廣瀬さんのインタビューを元に書かれた記事です。

高校時代、視神経の病気から思いがけずに障がいを負うことになってしまった廣瀬選手。一時は「もう仕事も彼女もできない。」と思い、この上なく落ち込みました。心が折れてしまったのです。そんな彼を救ったのが柔道でした。打ち込むことで気持ちが安定したそうです。

やがて、盲学校教師の職も得て、そのご縁で奥様と知り合い結婚。3人のお子様に恵まれたのです。だからこそ、3人の娘たちにパラリンピックの畳に立つ父を見せたかったのでしょう。父を奮い立たせて母と出会わせてくれたのが柔道だったということも言葉抜きで知ってもらいたかったのかもしれません。

満足できた!

リオデジャネイロ大会までの4年間について、「1番上の子どもが6歳なので、パラリンピックに出場すれば記憶に残ると思い、厳しい練習も頑張ることができた。満足のいく大会だった」と話していました。 出典: www3.nhk.or.jp

こちらもインタビューの記事です。

子供のためと思えば、どんなに厳しい練習も耐えられたということでしょうか。廣瀬選手の強い思いが凝縮された言葉です。満足のいく大会だったと言い切れるところに彼がどれほど頑張ったかが表れています。きっと、想像を絶するほどの厳しい練習だったのではないででしょうか。

リオパラリンピックは娘さんたちの心にしっかりと刻み込まれていると思います。子供にとってパパの雄姿は誇り。リオに連れて行って感動を共有することが出来て本当に良かったですね。

好きなことによって人生が豊かになる

「僕は好きで柔道をやっているんですけれど、好きな柔道を一生懸命やる。一生懸命やることで仲間が支えてくれたり、好きなことをやることによって自分の人生が豊かになるんだということを背中で見せたかった」 出典: rio.yahoo.co.jp

好きなことに一生懸命打ち込む父の姿に娘さんたちは何かを感じ取ってくれたはずです。

好きなことに一心不乱に打ち込むこと、それによって仲間ができて支えてくれることは人生を豊かにする糧です。子供に教えたいことですが、小さい子供には難しいことはわかりませんので理屈抜きで父の姿を見せることが一番良いことだと思います。つまり、大人が実践することで子供は大切な何かを学んでくれます。

廣瀬選手の背中が娘さんたちに向かって語っていたのでしょうね。

勤務先の盲学校からの声

勤務先の盲学校の皆様からも喜びの声が寄せられていますので、ご紹介いたします。

廣瀬選手は職場でも評判の良い先生です。同僚の先生方、生徒の皆様も我がことのように喜んでいらっしゃいますね。このように、皆様に幸せをもたらす銀メダルなのです。

減量が大変そうでした

体重 PIXTA

同僚の細川陽一教諭は「減量が大変そうでしたが、39歳でメダルを獲得できたのはすばらしいと思います。戻ってきたら銀メダルを触らせてもらって努力の重さを感じたいと思います」と喜んでいました。 出典: www3.nhk.or.jp

こちらは同僚の方のお話です。

なるほど。減量をされていたのですね。確かに39歳という体力が一般的には落ちてくる年齢であの頑張りは素晴らしいです。同僚の方もその大変さを見てこられたのでしょうね。努力の重さという表現が廣瀬選手への評価だと思います。

学校に戻ったら、廣瀬先生はあちらこちらで引っ張りだこでしょう!

しばらくは家族サービスを!

また、廣瀬選手からはりやきゅうの指導を受けている40歳の男性は、「夜中にテレビの音声を聞きながら応援していました。家族思いのまじめな先生なので、しばらくは家族のために時間を使ってほしいです」と話していました。 出典: www3.nhk.or.jp

こちらは生徒さんです。

廣瀬線選手が先生として慕われているのがよくわかります。家族思いなまじめな先生という事から、廣瀬先生の評価は高いです。この方も廣瀬選手の頑張りを身近で感じていたのでしょうね。しばらくは家族のために時間を使ってほしいというお話からその思いはよく表れています。

廣瀬選手、生徒さんもこのようにおっしゃっていますように、本当にご家族とゆっくり過ごしてほしいものですね。

熱い思いを持つ廣瀬選手の今後に期待

皆様、いかがでしたか。廣瀬選手の熱い思いは伝わりましたか?

廣瀬選手の長女優宇ちゃんはもう6歳なのでパパの障がいについては、よくわかっているようです。優宇ちゃんはパパのそばでパパの代わりに妹2人に絵本を読んであげることもできるようになりました。

そんな時、優宇ちゃんはそばにいるパパの顔がかっこいいと思うそうです。リオの会場で一番大声で応援していたのが次女巴恵ちゃん。決戦で敗れたときに大泣きしていた姿に心を打たれたママも多いでしょう。

娘さんたちはこのようにパパが大好きなのです。きっと廣瀬選手の深い愛情が子供達に伝わっているのでしょう。これを機に引退される廣瀬選手ですが、今後の活躍も期待されます。今後の人生においても廣瀬選手は別の意味のメダルをもたらせてくれる事でしょう。廣瀬選手の今後も見逃せませんね。

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