日本脳炎ワクチンの接種対象年齢と接種費用、接種回数は?
日本脳炎ワクチンは定期予防接種です。子供が接種対象年齢になったらなるべく早く接種できるようにスケジュールを立てておきましょう。
日本脳炎ワクチンの気になる費用や、忘れないように接種するための接種回数、標準的な接種スケジュールをご紹介します。これから子供に受けさせるママは参考にしてみてくださいね!
標準的な接種スケジュール
- 接種スケジュール(1期接種):初回接種は3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回。追加接種は、2回目の摂取から概ね1年を経過した時期に1回。
- 接種スケジュール(2期接種):9歳~10歳までの期間に1回
子供が小さいうちは、たくさん予防接種を打たなければなりません。中には接種期間がとても短いものもあります。そのため、接種期間が7年ある日本脳炎ワクチンは赤ちゃんのうちに打たなければならないワクチンが落ち着いてから接種することが多いようです。また、以前は接種対象年齢が3歳からだったこともあり、3歳になってから受けさせることが標準的とされているようです。
日本脳炎ワクチン、現在の状況は?
当たり前に打てると思われているワクチンですが、2016年11月現在日本脳炎ワクチンは全国的に不足している状況です。
病院には問い合わせが続いていて、順番待ちや病院側からの予約のキャンセルなどが相次いでいるようです。また、自分の子供の接種時期が近づく頃に、ママたちの間で話題になり不足していることを知るママもいるようです。
入荷時期について未定の病院もあるようなので、接種予定のあるママは早めに問い合わせてみたほうが良さそうです。そして日本脳炎ワクチンが不足することで、予防接種のスケジュールがずれてしまうという心配をしているママもいるようです。
接種回数も1度で完了ではないので、1回目のワクチンを接種してから次のワクチンを接種するまでの間をあけすぎないようにするなど、予定を上手く立てることが大切ですね!
日本脳炎ワクチンが不足していて困っているママたちの声
日本脳炎ワクチンが不足しているのには、いくつか原因が考えられます。1つ目は、以前は接種対象年齢が3歳からでしたが、今年の2月に見直され、生後6ヶ月から対象になったことです。
2つ目は、定期予防接種の対象外だった北海道も今年の4月から定期接種がはじまったことです。
日本脳炎を子供に打たせようと思ったのに打てない!そんな状況がママたちの間で広まってきているようです。
地域や病院によって差もあるようですが、子供のかかりつけの病院が決まっていることが多いママにとっては困ってしまいますよね。そんなママたちの声がこちらです。
日本脳炎ワクチンの予約ができなくなっている・・・
予防接種は、基本的に予約をしてから打ちにいくもの。
その予約ができなくて困っているママもいるようです。接種回数が一度で完了ではないので、次の接種のスケジュールを立てて打ちにいっているママもいると思います。
そんなママにとってはスケジュールは少しずれてしまうことになりそうです。
いつ改善されるかわからず不安・・・
日本脳炎ワクチンを接種できない子供がいる中、厚労省はワクチンの不足を解消しようという動きにはでていないため、この状況がいつまで続くのかわからない状態です。
そんな状況に、この先子供に接種予定のあるママも不安を感じているようです。
ワクチン待ち60人!いつまで続くかわからず不安・・・
このように何ヶ月もワクチン待ちをしているママもいるようです。
いつになったら接種できるのか不安ですよね。
忙しいママにとっては、予約をして病院に連れていくのもひと苦労なはず。このままでは、これから先さらにワクチン待ちの状況は深刻になりそうです。
病院からキャンセルの電話がかかってくることも
せっかく予約していても、ワクチンが入荷されずにキャンセルになるケースも少なくはないようです。
このように、病院側からキャンセルの電話がかかってくることも珍しくはないようです。
また、1回目の予約をしていても、2回目がいつ受けられるかわからないので1回目からキャンセルになってしまうこともあるようです。
もっと早く予約しておけばよかった・・・
普段なら数日前に予約すれば間に合う予防接種も、今はかなり前から予約が必要な病院もあるようです。
子供の接種時期が近づいているママは、早めに問い合わせて予約する必要がありそうです。
また、年齢などによって優先順位がつけられる場合もあるようなのでそちらも確認してみましょう。早めの情報収集が大切です!
日本脳炎ワクチン不足、早く解決されますように。
日本脳炎ワクチンの不足。特に子供がいるママにとってはとても気になることだと思います。現在、日本脳炎ウイルスは流行しているものではありませんが、それも予防接種をきちんと受けているためです。
では日本脳炎ワクチンが不足している状況の中で、ママにできることはないでしょうか?
まずは、かかりつけの内科に早めに問い合わせてみるのが大事でしょう。
そして、もしすぐに接種できなくても順番待ちができたり、近隣の病院で接種できたりする場合もあるようなので慌てずに対応しましょう。
ワクチン不足はママにとっても不安な状態が続きますので、早くこの状況が改善されるのを願うばかりです。