布団の正しい干し方を種類別に紹介
普段、皆さんはどんなお布団を愛用されているでしょうか。またお手入れは、どのようにされていますか。
和室に布団を敷いて眠っているか、洋室にベッドを置いて眠っているかによっても違ってきますよね。そして、綿の布団や羽毛布団など、布団の種類によってお手入れの方法が人それぞれで変わってくる事だと思います。
まずは布団の種類に合った、正しい干し方についてご紹介致します。
綿布団
綿の布団は、日差しが弱い冬の季節であれば、長時間干しても大丈夫です。しかし、夏は日差しが強く、ダニや細菌を殺菌させる効果がある半面、綿を痛めてしまう可能性がありますので、布団を長持ちさせたい方は長時間の布団干しを避けましょう。
夏と冬では日照時間が違う為、干す時間をずらす必要もあります。
羽毛布団
羽毛布団は、日光にあてると中の羽が壊れてしまう可能性がありますので、日陰に干すのが一番です。風通しの良いところを選びましょう。普段は寝室の窓をあけて風通しを良くしておくだけでも十分乾燥します。
干す時間がないという方も風通しの良い場所に置いておくだけで良いので手軽に出来ますね。
殺菌を行う意味も兼ねて、月に1~2回は天日干ししましょう。干す時間は綿布団と同じということを目安にして下さい。
羊毛布団
羊毛布団も羽毛布団と同じで風通しの良いところに置き、湿気を乾燥させることが大切です。
時間がない人は、ベッドに敷いた布団の掛布団をめくるだけでも乾燥することが出来ますので、今日は足側をめくり、明日は頭側をめくる、と交互に空気へ触れさせる事も効果を得る事が出来ます。
布団を干す時のコツと、室内で干す時のアイデア3選
布団を干すことの目的は「布団を乾燥させること」です。布団を乾燥させることによって綿布団の場合は空気を含み、ふっくらとした肌触りの布団にする事ができます。
しかし、梅雨の時期や冬はなかなか布団を干すことが出来なかったり、余りふっくらしなかったりと、悩むことがありますよね。
そんな悩みを抱えたママ必見の、布団を干す時のコツや室内干しのアイデアを紹介致します。
1.干す面や時間は?
布団を干す際に、どちら側を向けるのが良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。肌に触れる方を表にするのか、床に触れる方を表にするのか、どちらが良いか分からなくなりますが、湿気が溜まりやすくなっている為、肌に触れる方を表に干すのが正解です。
途中で裏返して両方を日に当てるのであれば、もちろんそれでも問題ありませんが、布団干しを途中でひっくり返すのは大変なことですよね。ですので、少しでも乾燥させておきたい肌に触れる面を表側に向けましょう。
また、干す時間は1~2時間を目安にしましょう。
2.布団はたたかないで干しましょう
布団を干す=叩くと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし布団を叩くということはNGなのです。布団の中綿や外側を傷める原因となってしまいますので、布団を叩くのは避けましょう。
叩くと埃が出ますが、あの埃のほとんどは中身が壊れてしまい出てきた物だと言われています。表面の埃が気になるようであれば掃除機をかけることを、おすすめします。
3.布団干しを使いましょう
庭やベランダに十分なスペースがなく、布団を室内干しにしたいという方に使って頂きたいのが、そのまま室内干しとして使う事の出来る機能がついた、折りたたみ式ベッドです。
すのこ素材のものや通気性の良い物が沢山ありますので、外に干せない時におすすめです。
又、X型の布団干しをお部屋に設置して、日の当たる方向に向けて布団を干すと外に干した時と同じような効果が得られるので、花粉症の方や忙しいママにも重宝出来るアイテムです。そういったものを活用することも布団干しのポイントとなります。
布団干しのお役立ちアイテム10選
布団干しは、一見簡単そうに見えて体力が必要な家事になる為、実はとても大変です。しかし、布団干しの際に使う事の出来る便利グッズが沢山発売されています。
布団干しが楽になる、ママのお役立ちアイテムを10個紹介していきたいと思います。
1.布団を汚さずに干すことが出来る 布団干しシート
ベランダの手すりや壁って汚れてしまっていることが多いですよね。布団を干してすっきりしたつもりでも、取り込んでみると裏側に砂埃がついていた、そんな経験をしたことはありませんか。
そんなママにおすすめなのがこちらの布団干しシートです。布団を干す前にこちらをひくだけで布団をベランダ汚れから防ぎます。清潔な布団を保つための便利グッズです。
2.お手頃なお値段が嬉しい ステンレス布団干し
こちらはステンレスの布団干しです。お部屋で窓際に置いて使うのも良いですし、ウッドデッキやお庭に出して使うのも良いですね。使い方はそれぞれですが、嬉しいのはこちらの布団干し、お値段がお手頃です。
4000円程度でこの4枚掛の布団干しが手に入るのはとても嬉しいですね。
シングル布団2セットを、これ一台で干すことが可能です。
3.これ1台で布団が4枚干せる X型布団干し
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上記でも紹介したX型の布団干しです。布団の枚数に合わせて収縮することが可能です。
角が丸いので布団が干しやすいデザインと丈夫でサビにくいステンレス素材がポイントです。角が丸いのはお子様にも安心ですね。
これ1本で布団が4枚まで干せることと、X型の布団干しは太陽の光に合わせて布団の位置を変えることが出来ますのでおすすめです。
4.使わない時はコンパクトに収納 ステンレス布団干し
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こちらもアイリスオーヤマの布団干しです。上記で紹介したものと同様、丈夫で錆びにくいステンレス素材なのがポイントです。
使用しない時はコンパクトに畳むことが出来て、お部屋の場所も取りません。布団が5枚一気に干せるのでご家族が多いご家庭におすすめです。
部屋干しにも外干しにも対応できますよ。
5.花粉症の方におすすめ 布団干し袋
これからの時期に嬉しい花粉対策グッズです。布団は清潔に保ちたいけど花粉がついてしまうと夜も眠れない…そんな経験をした方も沢山いるかと思います。
そんな方におすすめなのが、こちらの花粉ガード布団干し袋です。花粉や埃をしっかりとガードしてくれるほか、黒の吸収色で空気をしっかりと通し、干したてのふかふか同様にする事が出来ます。
布団の出し入れがしやすい3方向ファスナー構造です。お値段もお手頃ですので花粉症にお困りの方に是非試していただきたい商品です。
6.枕をいつも清潔に 花粉ガード枕干し袋
上記で紹介した花粉ガード布団干し袋の枕バージョンです。枕はいつも中々清潔に保つことが難しいですがこちらの枕干し袋を使えば簡単に干すことが出来ます。
そして花粉や埃をしっかりとブロックしてくれるので花粉症やダニ対策にバッチリです。
フックがついているので干す方向を選ぶことが出来るのも嬉しいですね。
7.伸縮性を使って自由自在にアレンジ出来る ステンレス布団干し
X型のステンレス布団干しです。伸縮性がありますので布団の大きさに合わせて変更することが可能です。耐荷量が20kgなので雨の日に洗濯物を部屋干しすることもOKです。片側に洗濯を干し、片側に布団を干すということも可能です。
ゆったり2枚干すのもOK、少しつめて4枚干すのもOKです。
自分で自在にレイアウトすることが可能ですよ。
8.段違いが使える 伸縮布団干し
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商品詳細 素材 本体:アルミ合金パイプ ジョイント:ABS樹脂 ネジ類:ステンレス鋼 ハンガーフック:PP サイズ D114~160×H117(cm) 原産国 日本詳細を見る
段違いの両端伸縮式布団干しです。方向を自分で自在にアレンジすることが出来ますので、自分の使いやすいようにレイアウトすることが可能です。
お子さんの布団や洗濯物、パパママの布団まで段違いを上手く活用することで沢山干すことが出来ます。
もちろん室内でも外でも使用OKです。
9.ぬいぐるみまで干せる 強力まくら干し
様々なサイズの枕をしっかりとキープして干すことが出来る枕です。左右についているフックをポールに掛けますと、大きいぬいぐるみまで干すことが出来ます。
枕の他にも、色々なものを固定して干すことが出来る為、是非おすすめしたい商品です。ふかふかの枕で眠ると気持ちの良い朝を迎える事も出来るかもしれませんね。
10.多機能がうれしい 布団乾燥機
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ホースを差し込むだけで布団全体をまんべんなく乾燥してくれるこちらの布団乾燥機。
外に干すのも中に干すのも苦手…という方にはこちらがおすすめです。手軽に操作が出来てきれいになりますので忙しいママにもぴったりです。
あたためモードや、ダニ退治モードがあり、冬の冷たい布団から守ってくれる事、ダニを退治すると言われている温度の風を一定時間放出する事が出来るなど、嬉しいポイントはまだまだたくさんあります。コンパクトサイズなので一家に一台あると便利ですね。
ふかふかなお布団で快適な睡眠ライフを送りましょう
布団には湿気が大敵です。湿気が多いと細菌やダニが沢山発生してしまう可能性があります。今まで何となく日に当てた方が良いのかな、と思って干していましたが、そうではなく「乾燥させる」ということがポイントになってきます。
花粉やダニなど外に干すと気になることも沢山ありますが、お部屋で干すという方も是非「乾燥させる」ということを念頭に置き、布団をお手入れして欲しいと思います。
ふかふかなお布団で快適な睡眠ライフを送って下さい。