つまりの原因がお湯を使っても大丈夫な時とわかりましたら、原因を溶かすためにお湯を使いましょう!さっそく、お湯を使った解消法の手順を説明していきます。
1.お湯を準備しましょう
お湯の温度は必ず40~60℃程度までにしましょう。トイレの便器は陶器で出来ていますので、熱湯を使ってしまうと割れてしまいます。
40〜60℃のお湯って用意するのが難しい時は、お風呂のお湯を使用するといいかもしれません。お風呂にお湯がない場合は、ヤカンや鍋を使って水を沸かして用意しましょう。だいたい湯気が発生してきましたら丁度良い温度になっています。
ボコボコと強く沸騰し始めてしまいますと、温めすぎてしまっています。そういう場合は同量の冷水を混ぜるとちょうど50~60℃程度のお湯になります。半分の水を一気に沸騰させて、後から同量の水を足すという方法もありかもしれません。
2.便器の水をできる限りかき出しましょう
お湯を流す前に、便器の中に入った水を出来るだけかき出す必要があります。詰まった状態でお湯を流してしまうと、溢れてくる恐れがあります。また、便器内の冷水でお湯が冷めてしまい、ふやかす効果も薄れてしまうため、バケツなどを使って、できるだけ便器の水を取り除いておきましょう。
3.お湯を流し込んでみましょう
お湯を排水口に向かって流し込んでみましょう。この時に、高いところから勢いをつけずに流し込むと効果的です。ヤカンのようなお湯の注ぎ口を細くすることができるもので、流し込むと勢いを抑えられます。そうすることで、つまりをふやかす以外にも、奥へ流し込むことができます。勢いをつけすぎてしまいますと、お湯が溢れてしまう恐れがありますので、お気をつけください。
4.つまりが溶けるまで待ちましょう
お湯を流し込んですぐにつまりが解消されるわけではありません。つまりがふやけたり溶けたりするまで時間がかかります。1時間ほど放置すると解消されているはずです。
それでも解消されない場合は、再度お湯を流し込んでみましょう。
- 株式会社Boon「お湯を使ったトイレつまりの直し方」水道コンシェルジュ(http://suidoukonsheruju.com/toilet-clogging-hot-water)
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