神棚のお供え物について
お供え物と聞きますと、何か特別なものを用意しなければならないと思っている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうでは無いのです。お供え物とは基本的に「神様へ捧げるお食事」と考えてください。
私たちが毎日食事をするということと同様で神様も毎日食事をします。
お供えする物としては、お米・塩・水・酒が基本になります。お米は日本人の主食ですのでお供えの中でも一番大切なものとされています。お供えする際は中央にお米、お米の左右に酒、一番右手に塩、一番左手に水をお供えしましょう。
では、お供え物の交換頻度はどの程度なのでしょうか。基本的には私たちが毎日新しいご飯を食べる、ということと同じで毎日変えることが理想です。でも、神棚は高いところにあることから、忙しい日々の中では中々難しいという方も沢山いらっしゃいますよね。そんな時は水だけ取り替えるということや、定期的に取り換える日を作るというのも良いと思います。
また、取り替えた際は、お供えしていた品(米や塩)は料理に使って下さい。
神棚への参拝方法について
家族みんなが揃って神棚にお参りしていただくときの作法について説明していきたいと思います。神棚の参拝方法は基本的な神社参拝と同様の作法で行うことが一般的です。
二拝、二拍手 、一拝の作法でお参りしてください。地域によって参拝方法が異なる場合もありますが上記を基本作法として覚えていただくのが良いでしょう。
お参りの時間帯は、特に決まりはありません。基本的にいつでも大丈夫なのです。神様にお参りするという気持ちを大切に行いましょう。
- 大野湊神社「大野湊神社」社務日誌(http://oonominato.or.jp/omamori/20151219/)
家族みんなで神様を大切に過ごしていきましょう
神棚は神様を祀る場所です。なんとなく置いてはいる、という方も多いのではないでしょうか。正しい参拝方法や祀り方、祀る場所、お供えについて知ることで気持ちもスッキリしますよね。
正しく祀り、正しい参拝の仕方を知り、家族みんなで神様を大切に過ごしていくことが大切ですね。
家族で順番に神棚のお手入れを当番制にするのも良いですね。小さいお子さんにも神様にお供えすることの大切さを教えていきましょう。









