「光の組み合わせ」がおしゃれな部屋の基本
おしゃれなレストランや、ホテルなど、素敵な空間作りには欠かせないのが照明です。照明は、空間を一気におしゃれに、可愛く、時にはスタイリッシュに変えてくれます。
自宅のダイニングや自分の部屋など、特別な場所でなくても、照明を変えるだけで空間の雰囲気を一気に変える事が出来ます。また、その照明を上手に利用しますと、よりおしゃれに、みんなが憧れる空間を手に入れる事が可能になります。
では、照明を上手に利用するとは、具体的にどういう事なのでしょうか。それは、照明の光を組み合わせるという事です。そもそも、照明はその部屋に1つだけとは限りません。複数の照明を使用する事で、それぞれの光が重なり、お部屋全体をよりおしゃれな雰囲気にしてくれます。
照明の種類を知って、組み合わせを楽しもう
まず、照明は全体照明と、部分照明の2つに分けられます。それぞれ文字通りですが、全体照明は、お部屋や廊下、照明を取り付けたい空間全体を明るくするための照明です。明るさをコントロール出来るタイプがおすすめです。
部分照明は、テーブルスタンドやスポットライトなど、特定のものに光を当てるための照明です。空間に奥行きを持たせるという特徴もあります。
また、全体照明と部分照明は、さらに9つにタイプ分けをする事が出来ます。それら全ての照明を上手に組み合わせる事によって、お部屋や空間をより素敵なものにしてくれるわけです。ここからは、9つに分けられる照明の種類をそれぞれご紹介致します。
ブラケット
壁に取り着ける照明の事で、ホテルのお部屋や、廊下などの壁などに設置されている事もありますよね。ブラケットは、主に部分照明として使用されます。
ブラケットを壁に設置する事で、お部屋にアクセントを与え、奥行き感を生み出す事が出来ます。部分照明として使用され、設置には工事が必要となるタイプです。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込まれたタイプの照明です。電球が目立たないため、天井がすっきりと見えます。廊下や洗面所、玄関などに使用される事が多く、床や壁などを部分的に照らす役割を担っています。
ダウンライトは、全体照明としても、部分照明としても使用され、設置にも工事が伴う照明タイプです。
ペンダント
ペンダントは、天井からコードやチェーンでつり下げているタイプの照明です。リビングやダイニングなど、家族が集まる場所に設置される事が多いですよね。
コードやチェーンは、長さを調節出来るものもあるため、自分好みの長さにして雰囲気を楽しむ事が出来ます。ペンダントは、全体照明としても、部分照明としても活躍してくれます。
シーリングライト
シーリングライトは、直接天井に着けるタイプの照明です。全体照明として使用される事が一般的で、お部屋全体を明るく照らす事が出来ます。天井にある、引っかけシーリングに設置し使用します。
シーリングライトは、面積が比較的大きいものが多く、お部屋の広い範囲を明るく照らしてくれます。
シャンデリア
シャンデリアは、海外の映画やテレビドラマにもよく出てくる照明ですので、ご存知の方が多いと思います。ペンダントと同じく、天井からコードやチェーンでつり下げられている、多灯型の照明の事を言います。
見た目もとても豪華で、キラキラと輝くデザインも素敵ですね。シャンデリアがお部屋にありますと、一気に華やかな雰囲気にしてくれますね。全体照明として使用する事が出来ますが、取り付けるには工事が必要になります。
フットライト
フットライトは、足元を照らす照明の事を言います。一般的に、廊下や階段にある事が多く、壁の下に設置されています。こちらは部分照明で、設置には工事が必要となる事が多い照明です。
廊下や階段は、暗くなりがちなため、照らしてくれるフットライトがあればとても安心ですね。きちんと壁に沿って設置されますので、つまずいてしまう心配もありません。
テーブルスタンド
テーブルスタンドは、その名の通りテーブルやメイク台などの上に置く照明の事を言います。コンセントタイプのものが一般的で、そんなに大きな作りでもないため、どこにでも持ち運ぶ事が出来、使いやすい照明です。
部分照明として使用されます。眠る前に本を読む際、夜中の授乳時など、多くのシチュエーションで活躍しますね。
フロアスタンド
フロアスタンドは、床に置いて使用する照明の事を言います。テーブルスタンドと同じく、コンセントで繋ぐものが多く、お部屋のどこにでも持ち運ぶ事が可能です。
脚のデザインも様々あるため、オリジナリティを出す事も出来ますね。スタイリッシュで洗練された雰囲気を演出してくれます。こちらも部分照明として使用する事が出来ます。
スポットライト
最後に、スポットライトについてです。スポットライトは、壁に飾った写真や絵など、特定のものに光を当てるための照明の事を言います。スポットライトがあるだけで、対象となるものの雰囲気も一気に変わります。
こちらは、部分照明で、工事が必要となる事もあります。最近では、駐車場や玄関などにも設置する事がありますね。
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抑えるべきポイントはこれ!ダイニング照明の選び方
照明にはたくさんのタイプがある事が分かりましたね。ダイニング照明だけでなく、お部屋に設置する照明は、全体照明と部分照明を上手に組み合わせる事で、お部屋をより華やかで、ムードのある雰囲気にしてくれます。
まず、ご自宅のダイニングを、どのような雰囲気にしたいかをしっかりと考えて、それに見合った照明を選ぶようにしたいですね。では、ダイニング照明を選ぶ際、どのような事に注目して選ぶと良いのでしょうか。
ここからは、ダイニング照明を選ぶ際に、抑えておくべきポイントをご紹介致します。
照明の数を決める
まずは、照明の数を決めましょう。ダイニングテーブルを照らす照明は、家族の笑顔や、ママの作ったお料理を優しく照らしてくれるものです。暗すぎず、明るすぎないものを選びたいですね。
1つの照明で明るさが足りない場合は、複数の照明を組み合わせるか、1つの照明に複数の灯がついているものを選びましょう。テーブルの大きさによって、おすすめしたい照明の数は変わってきます。
また、ダイニングテーブル全体を明るく照らすためには、2灯から4灯がおすすめの照度と言われています。
ダイニングテーブルの大きさで決める
- 照明1灯タイプ:テーブル幅100㎝~150㎝目安
- 照明2灯タイプ:テーブル幅150cm~220cm目安
照明自体のワット数、ルーメン数が低いものでも、たくさんの灯がついているタイプの照明を利用したり、天井からの位置をより低くしたりする事で、テーブル全体の明るさも大きく変わってきますよ。
ライトの色を決める
ライトの色は、主に2つに分かれます。一つ暖色系で黄色味のある白熱ランプ、もう一つは青白い寒色系である蛍光ランプです。照明には様々なタイプやデザインがありますが、ライトの色ほど、お部屋の雰囲気をガラッと変えられるものはないかもしれませんね。
暖色系は、心落ち着くような温かい気持ちになりますし、寒色系は、活動的な気持ちにさせてくれるような気がしますよね。リラックスしたい場所、また勉強したい場所など、様々なシーンによって使い分けると良いでしょう。
高さや位置(配置)に気を付ける
- 照明の位置:テーブルの中心にくるようにする
- 照明の高さ:シェードの下部が、テーブルから60㎝~80㎝離れた位置にする
- シェードの大きさ:テーブルの1/3程度がベスト
次に、照明を設置する高さや位置について、しっかりと決めましょう。ダイニング照明のように、照明の下にテーブルがある場合、設置する高さによっては、光の当たり具合に差が生じてしまいます。
照明の位置は、テーブルの中心にくるように設置しましょう。複数灯の照明を設置する際は、複数ある灯の中心部がテーブルの真ん中にくるようにします。
また、照明の位置にも注意が必要です。位置が高すぎますと、眩しくなってしまいますし、逆に低すぎるとテーブルの端まで光が当たらず影が出来てしまいます。ダイニングテーブルにはお料理が並ぶ事が多いと思いますので、照明を上手に設置して、お料理が引き立つようにしたいですね。
シェードの大きさは、120㎝~150㎝程のテーブルであれば、40cm~50cm程度が目安になります。
照明の灯が照らす向きにも気を配る
ダイニングテーブルに使用する照明の役割は、もちろんダイニングを明るく照らすという事も挙げられますが、何よりも、テーブルに並べられたお料理をより美味しく、そして引き立ててくれるという事です。
光の向きが不適切ですと、せっかくのお料理が暗く見え、料理全体に光が当たらないという事にも繋がってしまいます。灯が上向きのもの、照明下部にプレートがあるタイプのものは、ダイニングテーブルの照明としては向いていませんので注意しましょう。
照明に合うライトの大きさを選ぶ
次に、ライトの大きさについてです。照明には、当然の事ながら電球が必要ですが、その電球が照明自体に合わなければせっかくの照明も使用する事が出来なくなります。
照明にきちんと合った大きさで、適切なワット数の電球を選ぶようにしましょう。照明の取扱説明書に、対象となる電球のワット数の記載がありますので、事前にきちんと確認をし、きちんと守るようにしたいですね。
デザイン
ダイニングテーブルのような家具もそうですが、照明を選ぶ際にも気になるのがデザインですよね。よりおしゃれで、ダイニングが明るく、雰囲気のある空間になるものを選びたいものです。
自身の直感やセンスで照明を選ぶ事はもちろん間違ってはいないのですが、照明の昼の顔と、夜の顔もチェックする事が必要です。なぜなら、照明は、デザインによっては、シェードの形、向きによって照らす事が出来る範囲が変化するからです。
最近では、スリットデザインの入った照明など、照明自体のデザインが益々多様化してきています。ダイニングテーブルに照らされる昼と夜の光の範囲をしっかりと確認してから購入を決めましょう。
あなたはどれを組み合わせる?家族の笑顔を照らすダイニング照明
ここからは、おすすめの照明をご紹介致します。先にご紹介した9つの照明もご紹介致しますので、ダイニングだけでなく、廊下やトイレ、階段など、ご自宅の様々な場所の照明にプラスしてみるのも良いですよ。
部分照明と全体照明を上手に組み合わせて、家族の笑顔が明るく輝くダイニングを目指しましょう。
マリンブラケットランプ
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こちらは、壁に取り付けるタイプのブラケット照明です。マリンランプシリーズと言って、船で使用されているランプをイメージしてデザインされています。
懐かしい雰囲気と、スタイリッシュなデザインがとても可愛いですね。写真のようなストレートタイプと、斜めに光を照らすナナメタイプ、また、曲線が美しいスワンタイプがあります。
照明の取り付けには、配線工事が必要となります。
PanasonicLEDダウンライト
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こちらは、PanasonicのLEDダウンライトです。廊下や洗面所、玄関などに設置すると、天井がすっきりと見え、開放感が生まれます。また、使用するライトの色を変える事で雰囲気も変わります。
ただし、こちらは設置に工事が伴います。購入する前に必ず確認するようにしましょう。
北欧 ペンダントライト
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こちらは、ペンダントタイプの照明です。お部屋の中心に設置すれば、まるで照明が主役のような空間を作る事が出来ます。照明がついている時はもちろんの事、ついていない時にもとてもおしゃれな雰囲気を演出してくれますよ。
取り付けもとても簡単で、工事も必要ないため、すぐにお使い頂けます。経済的なLED電球にも対応しています。また、カラーも5種類から選択する事が出来るため、ダイニングだけでなく、他のお部屋の分も一緒に揃えるのも良いですね。
Panasonicリモコン付LEDシーリングライト
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こちらは、PanasonicのLEDシーリングライトです。お部屋全体を明るく照らしてくれるダウンライト照明です。シーリングライト照明をダイニング照明に設置すると、ダイニングだけでなく、出されたお料理もとても綺麗に見えます。
家族が集まるダイニング照明にはぴったりの照明と言えますね。中でも、Panasonic製はとても人気が高く、使用するのも安心ですね。
北欧 ミニシャンデリア
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シャンデリアタイプの照明です。とても綺麗で可愛いですね。こちらは、シーリングカバーが付いているため、取り付け時に余ってしまったコードも外に出ず、綺麗に収納出来ます。
アイアン調のフレームがおしゃれで、ガラスビーズとの相性が抜群ですね。お部屋に華を添えるに相応しいタイプです。フレームは2カラーから選ぶ事が出来、好きなようにお部屋の雰囲気作りが出来ます。
スマイルスイッチLEDライト
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こちらは、フットライトタイプの照明です。フットライトの中でも、こちらはママにおすすめの商品です。なんと、乾電池式の照明で、裏面にはファスナーテープがついており、好きなところに貼る事が出来ます。
明るさも程よく、LEDライトが6つ内臓されています。子供でも簡単に操作が出来るスイッチ付きで、寝かしつけ時や、授乳時などに大活躍しますね。
ニトリ テーブルランプ
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こちらは、ニトリのテーブルランプです。ニトリらしいシンプルなデザインが特徴的で、シェードもとても温かみのあるデザインですね。
柔らかい光を放つランプで、寝室やリビングの再度テーブルの上に設置すると良いですね。アームは長さを調節出来るため、自由自在にお部屋の演出も出来ます。
スタンド照明 レダアッパー
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こちらは、スタンドタイプの照明です。ライトの周りにデザインされたウッドリンクがとてもおしゃれな照明です。大きさの違うウッドリングを重ねる事で、直接光源が言えないようにされており、優しく、温かい照度を保ってくれます。
また、ライトの下には、スポットライトが付いており、光を当てたい部分をピンポイントで照らす事が可能です。ソファーのそばに設置すれば、スポットライトが読書灯に早変わりします。
様々なシーンで光の組み合わせを楽しむ事が出来ます。
「ダイニング照明」スポットライト シーリングライト 4灯
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ここからは、おすすめのダイニング照明についてご紹介致します。こちらは、4灯のライトがついているタイプのシーリングライトです。各ライトの向きが変わるので、色々な方向に光を当てる事が出来ます。
シェードの形もとても綺麗で、お部屋を一気に素敵な雰囲気にしてくれますよ。広めのテーブルでも、きちんと光を照らしてくれます。
「ダイニング照明」北欧ペンダントライト
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こちらは、デザインにたくさんの工夫が凝らされている照明です。ダイニング照明にぴったりのデザインで、温かくて優しい光が特徴的です。
TOPのシェードのみ、他のシェードとアールの方向が異なるデザインになっており、上に向かって放たれる光を、あえて下方向に再度反射させています。
これによって、ダイニングテーブルへの照度をより高め、シェードに当たる光で作り出される光を綺麗なグラデーションで見せてくれます。
- fazoo「あなたのダイニング(食卓)にぴったりのペンダントライト選び」fazoo ペンダントライト・ダイニング照明の通販専門店(http://www.fazoo-pl.com/smp/freepage_detail.php?cid=776&fid=6)
- ACTUS「お部屋をおしゃれに見せるライティングをご紹介します。」ACTUS(https://www.actus-interior.com/actus-service/knowledge/light.html)
- 中の照明商店「ダイニング(食卓)のライトの選び方」中の照明商店(http://www.shomei.biz/html/page14.html)
- 株式会社ポラリス・ハウジングサービス「食事を美味しく見せるダイニング照明の選び方」家づくりを応援する情報サイト(http://www.polaris-hs.jp/interior/light_dining.html)
光の組み合わせが、より素敵なダイニング照明を生み出します
ダイニング照明は、家族の笑顔、そして愛情がたくさんこもった料理を優しく、そして暖かく照らしてくれます。もちろん、一つの照明でも、明るく照らす事は出来ますが、部分照明と全体照明を上手に組み合わせれば、雰囲気のある、より素敵なダイニング空間が作れます。
既にダイニング照明があるという方は、部分照明を、買い替えようと思っている方は、是非光の組み合わせを楽しんでみて下さいね。