生活必需品のスマートフォン。あなたはどうしてる?
スマホや携帯が、生活の中でなくてはならない物となりました。家族間での連絡はもちろん、家事や育児に必要な調べ物などにスマホは必要ですよね。
また、お子さんに動画を見せるために、タブレット端末をご利用しているご家庭も多いと思います。
家族で複数を台使っていると、通信費や維持費がかさみますよね。家計の管理をしていく中で、通信費は節約しておきたいものの一つだと思います。今回の記事では、通信費を抑える節約術をご紹介していきます。
家計を管理するママにおすすめ!通信費の節約術
なんでこんなに高いの?と疑問に思うけれど、理由が分からないまま月々のお支払いをしている方が多いと思います。
通信費を抑えるための節約術をメリットとデメリットを合わせて、ご紹介していきます。
データ通信プランを見直す
データ通信とは、スマホでインターネットに接続する際に使用されるもののことを指します。スマホ画面左上に「3G」「4G」「LTE」などの表記があると思いますが、それらはデータ通信の種類となっています。
多くの場合、データ通信が通信費の大きな割合を占め、データ通信量に合わせたプランで契約する流れとなっています。そのため、普段どれだけデータ通信を行っているか知らないと、適切なプランで契約することが難しくなります。まずは、家族それぞれがどれだけデータ通信を使用しているか、調べてみましょう。
データ通信量の見直し方は、ご契約中の会社が管理している会員専用のマイページにログインすることで、ご確認いただけます。
データ通信量プランを見直すメリット
- 最低限の通信料金に抑えられる
- 計画的にデータ通信を使うことができる
- 必要以上にスマホを使用しなくなる
データ通信量プランを見直すデメリット
- データ通信制限がかかる可能性がある
- 動画やアプリなどを気軽にダウンロードできなくなる
Wi-Fiを活用する
Wi-Fiは、前述のデータ通信とは別物。Wi-Fiに接続して通信している時は、データ通信量がカウントされません。Wi-Fiに接続するだけで、月々のデータ通信量を抑えることができます。そのため、動画やアプリなどデータ通信量の大きなものをダウンロードする際には、とても便利なものです。
また、Wi-Fiと一口に言っても色々な種類がありますが、自宅に無線LANを設置することで利用できるものと、ポケットWi-Fiと呼ばれるモバイルルーターがあります。他にも、Wi-Fiを無料で使えるFREESPOTという、公共空間に設置された公衆無線LANもあります。
多くのママがご家庭内でインターネットを活用していると思うので、自宅に無線LANを設置することが一番おすすめです。
Wi-Fiを活用するメリット
Wi-Fiを活用するメリットは、データ通信量の大きいものでも、接続中であればデータ通信量を気にせずダウンロードすることができることです。
最近のご家庭では、子育てでYouTubeが欠かせない存在になっていると思います。全然落ち着かない子供を落ち着かせるために、動画などを見せると効果てき面と実感したことのあるママも多いのではないでしょうか。
動画を通常の通信を利用して見せると通信量がかかってしまいますが、Wi-Fiに接続して動画を見れば、通信量を格段に減らす事が出来ますよ。
Wi-Fiを活用するデメリット
無線LANやポケットWi-Fiを契約すると、月々の定額料金が発生するので、通常の通信費にプラスでお金がかかってしまいます。安定的かつ継続的に利用しない場合は、無駄な出費となってしまう恐れがあるため、データ通信プランを小さいもので抑えて、Wi-Fiを活用するといった工夫をすると良いかもしれません。
また、FREESPOTのような公衆無線LANに接続すると、セキュリティー対策がなされていない場合、不正アクセスやウィルスに感染する可能性が大いにあり得ます。公衆無線LANを利用する時は、十分注意した上で活用しましょう。
格安スマホに乗り換える
格安スマホとは、docomo・au・SoftBankのようなキャリア会社のスマホと比べ、リーズナブルに使用が出来るスマートフォンの事を指します。
格安と言われると、不良品や危ないものをイメージしてしまうかもしれませんが、格安スマホは機能を絞ったシンプルなものとなっているため、品質が低い訳ではありません。
また、インターネットと通話をするために必要なSIMカードも、docomoやauなど携帯キャリアから回線を借りて通信サービスを利用出来る為、電話やSNS、インターネットも問題なく利用することが出来ます。
格安スマホに乗り換えるメリット
格安スマホの大きなメリットは、携帯大手3社よりもデータ通信料金が安いことにあります。携帯大手3社の通信料金には、通話料金が含まれており、格安スマホには通話料金が含まれていないため、月間のデータ通信量が同じでも、格安スマホの方が安くなります。
また、契約する会社にもよりますが、データ通信量のプランが豊富で、自分に合ったデータ量を選びやすいです。
他にも、高機能なスマートフォンも揃っており、ネットワークもdocomoやauなどの回線を利用している所が多いので、通信が遅いという訳ではないため、安心です。
格安スマホに乗り換えるデメリット
格安スマホのデメリットは以下のようになっています。契約していたキャリアが提供しているサービスが使えなくなることや、通話料金が高いことなどが挙げられます。
- キャリアメール(〜@docomo.ne.jpなど)が使えなくなる
- 無料の公衆無線LANが使えなくなる
- 携帯ショップが少ない
- キャリア決済が使えなくなる
- 家族割りなどの無料通話がない
- 通話料が多いと月々の料金が高くなってしまう
通話用と分けて2台持ちにする
格安スマホに乗り換えたいと考えているけど、電話も長時間利用しているという方は、通話用と分けて2台持ちにしてみるという方法もあります。
通話用と分けて2台持ちにするメリット
格安スマホと通話用ガラケーの2台持ちにすることで、データ通信料金も通話料金も安くすることができます。また、スマートフォンの場合、イヤホンに接続していたり、スピーカーにしていたりすれば、通話をしながら他の機能を使うことができますが、2台持ちの場合は通話中でもストレスなくスマートフォンを使用することができます。
通話用と分けて2台持ちにするデメリット
通話を利用しない時期があるなど、継続的に通話を長時間利用しない場合は、余計な出費となってしまう可能性があります。また、2台持ちにしていることで、連絡先などの管理に手間がかかりますし、持ち歩きも2台となると邪魔に感じてしまうこともあります。
キャリアを変更する
携帯キャリアには、docomo・au・SoftBankなどがあり、基本料金はほとんど同じですが、家族割や学割などの割引やクーポンや提供サービスに違いがあります。ご家庭の形にあったキャリアに契約することで、お得になる可能性があります。
キャリアを変更するメリット
携帯キャリアは、家族で統一していたり、家のインターネット(Wi-Fi)と同じものを使っていたりする方が、セットでお得なプランがあるため、安くなります。
また、キャリアごとの通信料金はほとんど同じ額なのですが、プランなどに違いがあります。例えば、docomoとauは25歳以下の学割のみですが、SoftBankには18歳以下の高校生向けの学割も用意されています。他にもSoftBankでは、SUPER FRIDAYというお得なクーポンを2017年3月〜4月に提供しています。
auとdocomoでは、家族間でのデータ通信量を気軽にシェアすることができます。auでは、データギフトという使用可能なデータ通信量をギフトとしてお送りすることができ、docomoでは家族でまとめて規定のデータ通信量を使うことができます。
キャリアを変更するデメリット
キャリアを変更する際には、色々な手間がかかってしまいます。例えば、基本的に2年間の契約を前提としたプランを組んでいることが多いかと思いますが、2年未満でキャリアを変更する場合は、違約金を支払う必要が出てしまいます。
また、長期契約者の割引がなくなり、キャリアメールのアドレスが変わってしまいます。
無料通話アプリを使う
最近は、LINEやSkypeのように、無料で通話をすることができるアプリがありますよね。実際に友達と電話でお話をするときに活用している方も多くいると思います。私自身も、ここ最近で知り合った友達とは電話番号の交換はせずに、LINE内でメッセージや通話のやり取りをしています。
無料通話アプリを使うメリット
通話料金が無料ということが最大のメリットです。また、メールアドレスと電話番号をそれぞれ知らないと、メッセージのやり取りと通話ができませんが、LINE内で連絡先を一括管理すれば、メッセージも通話も両方することができます。
他にもLINEでは、グループ通話が可能なので、複数の人と一緒に通話を楽しむことができます。
無料通話アプリを使うデメリット
大きなデメリットは、通話料金がかからない代わりに、データ通信量がかかるということが挙げられます。そのため、無料通話アプリだからといって、長時間通話しているとデータ通信制限になる可能性があります。通話が必要なシーンは、待ち合わせのような外出中の時が多いと思います。外出中の場合、Wi-Fiに接続することが難しいため、データ通信量を節約することが難しいです。
また、音質が悪かったり、110番などの緊急電話ができなかったりするため、注意が必要です。
- 楽天「教えて!格安スマホ/SIM そもそも格安スマホって何?」楽天モバイル:安心・お得な格安スマホ(スマートフォン)/格安SIM(https://mobile.rakuten.co.jp/article/welcome/lowcost_phone/)
- エネチェンジ「格安スマホ、14個のデメリットと対策を全てまとめてみた」格安SIMカードの比較で、快適スマホ生活 | SIMチェンジ(http://simchange.jp/kakuyasu-smartphone-demerit-sim/)
通話量とデータ通信量をしっかりと理解しましょう!
子供のために動画を見せることと、夫や友達との連絡しか使っていないというママもいれば、レシピサイトなどを活用しているママもいるかと思います。家族の形が人それぞれ違うように、スマートフォンの使い方もご家庭によって違うと思います。
まずは、現在の通信費がどこにお金がかかってしまっているか調べてみましょう。家族間での通話料金がかかってしまっている場合は、プランを見直すだけで大きく抑えることができると思います。ぜひ、今回の記事を参考に、見直してみてくださいね。