2.軽いマッサージ
いつでもどこでも簡単に実践できるマッサージもこむら返りの予防になります。ながらストレッチを習慣づけて、日々の生活に取り入れてみてください。
入浴後の体が温まっている時に、アキレス腱を伸ばしたり、ふくらはぎをマッサージしたりすることで血液循環を促すとよいでしょう。軽いマッサージでも想像以上に効果が発揮されます。
3.運動不足の解消
こむら返りを解消するには、適度な運動をすることも大切です。長時間同じ姿勢でいることを避け、デスクワークの場合は合間にストレッチや歩行をすることを心がけてください。
また、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れることも効果的です。ただし、ウォーキングもやり過ぎると筋肉に疲労物質が溜まってしまうので、気持ち良い程度で切り上げるようにしましょう。
4.食生活を見直す
妊娠後にこむら返りをよく起こす人は、下記の栄養素を積極的に摂るようにしましょう。
- カルシウム:乳製品、乾燥した魚介類、豆類など
- マグネシウム:ナッツ類、海藻類、大豆製品など
- ビタミンB:豚肉、レバー、うなぎなど
こむら返りの原因となる電解質不足を補うために、毎日の食事の中に1品加えるように意識してください。
5.寝る姿勢に気を付ける
就寝時は脚を高く上げるのことでこむら返りを防ぐことができます。
足元をクッションや布団で少し高くして仰向けで寝るのが理想的ですが、仰向けが苦しい場合には横を向いて上になった脚をクッションの上に乗せるなど、少しでも足の位置を上げる工夫をしてみてください。
- 中川産婦人科「マタニティ通信(こむらがえりとは?)」NAKAGAWAプラザ(http://www.nakagawa.or.jp/signal01.html)
- 愛和病院「こむら返りって」愛和病院かわら版(http://aiwa-hospital.or.jp/wp-content/uploads/2014/09/0b8f88d8f6fd486e1085c7dba1d3428f.pdf)
- クリニックうしたに 「こむら返り」健康プラザ(http://www.mta.or.jp/contents/06member/2007/plaza0707.pdf)
こむら返りは意識するだけで予防できます
妊娠するとさまざまな理由でこむら返りが起こりやすくなります。完全に予防することは難しいですが、日々の生活を少し意識するだけで症状を緩和することができます。
大きいお腹と安定しない体調の中で、日々のマッサージやバランスの取れた食事を実践するのは難しいですが、繰り返すこむら返りは妊婦生活を更に辛いものにしてしまいます。
できる範囲で対策をして、こむら返りに悩まされない毎日を送ってください。










