マッサージをしてくれない…これは当たり前のこと?
おなかの中の赤ちゃんの成長と共に、どんどん体が重たくなってつらさも増したように感じがちな臨月。
マッサージや整体に通いたくても、妊娠中はそう簡単には通えません。そんなときに頼れる存在なのが夫。中には、マッサージをお願いしたことがある方もいるかもしれません。
しかし、頼んでも断られることも。ママリにこのような投稿が寄せられました。
臨月に入ってからむくみがすごくてむくんでるアピールしてるんですけど、産めば治るんでしょと😭💦
お腹大きくなって前屈みになるのも辛いのに少しくらいマッサージしてくれてもいいのに、、、体労ってくれてもいいのにって思っちゃいます😭💦
掃除も私ばっかりしてて、お願いしてもすぐにはしないで忘れてしまうというパターンがほとんどで😵
小さいことなんですけど今はすごくストレスに感じてしまいます😂💦
ぼやきすみません😭🙏🏻
出産を目前にし不安を抱え、精神的にも肉体的にも不安定になりがちな臨月。夫には優しくして欲しいと感じる方は多いように思います。
先輩ママの家庭ではどうだったのでしょうか?声を紹介します。
何もしてくれなかった
臨月に入っても、何のケアもしてくれなかったとの意見も届いています。
基本的に、妊娠しておなかが大きくなるなど体に変化があるのは女性。変化が無い男性にはどれだけ身体に負担が掛かっているのか想像しにくいのかもしれません。
それでも、生まれてくる子どもは2人の宝物。もう少し気にして欲しいものですね。
ストレートにお願いしたらやってくれた
掃除は掃除機が旦那の担当になってるので、旦那のかけたいタイミングでできる時にやってくれてます。
その代わり可能な限りの家事や旦那にもマッサージしたり、してくれた旦那を褒めたりやりがいがあるようにしてますが、アピールして自らやってくれる事は皆無なので💦そこは期待してません。
体の不調をアピールするのではなく、マッサージをして欲しいと素直に頼むという方もいるようです。
確かに、遠回しに伝えるよりもストレートに伝えた方が夫も分かりやすいのではないでしょうか?しかしながら、察して欲しいというママの気持ちもよく分かります。しかし、そこは一度素直になってみましょう。
また、自分の体調が落ち着いている日には、投稿者のように夫のケアもしてあげると良いですね。
つらい話をしたらしてくれるように
足のむくみは、妊娠中の悩みの一つでもあるでしょう。寝ているときに足がつって目が覚める…筆者も同じ経験があります。何度経験しても、びっくりしてしまうし、とても不快なもの。
そのつらい体験話を夫にしたところ、寝る前に足のマッサージをしてくれたとのこと。とても優しいですよね。さらに、そのマッサージの効果は抜群で、夜中に足がつるようなことは無くなったとのこと。何だか愛を感じますね。
夜中に足がつったときは起きてさすってくれた
マッサージはしてくれないとのことでしたが、夜中でも体調の変化に気付いてさすってくれたとの声も寄せられました。
夜中に足がつることは、妊娠中に経験した方もいるでしょう。しかし、そのことに夫が気付いてケアしてくれた経験のある方となると、数はグッと少なくなるかもしれません。
できたらマッサージもお願いしたいところですが、いざというときは、自分の体を気にしてくれているようでうれしいですね。
マッサージだけでなくクリームも塗ってくれた
最近は臨月に入って良く駅までお散歩がてらお迎えいったり、階段上り下りとかしてるので追加で脚のリンパマッサージしてくれてます😭
あれ!?今日お散歩いったよね!これはマッサージ付きだね😏ってやってくれてます笑
入浴後に、クリームを塗ってケアしてくれるのが習慣になっている方も。おなかが大きくなっていく様子を2人でしっかり見ていくことができて、夫婦にとって良い時間となりそうですね。
また、お散歩をした日にはクリームを塗る延長でマッサージを付けてくれるとのこと。なんという優しさでしょうか。ぜひ世の夫には見習って欲しいものです。
つらいむくみや陣痛を解消するマッサージ方法
夫にマッサージを頼んでも、やり方がわからないと断られてしまう場合には、事前にマッサージ方法を調べておいて、レクチャーしてあげれば上手にやってくれるはず!
まずは、きちんと説明できるように自分でやり方を把握しておきましょう。
腰痛に効くストレッチ方法
- 妻はあぐらですわり、夫は妻のうしろに膝立ちになる
- 妻の両手を頭の後ろで組み、夫が妻の両ひじに手を当て背中を丸めさせる
- 息を吸うように促しながら、妻の胸を張らせて背筋を伸ばす
- 息を吐くように促しながら妻の身体をねじってストレッチ
- 同じ動きを2~3回繰り返して終了
脚のむくみ、つり、だるさに効くマッサージ
- 妻は片方のひざを軽く曲げて座り、夫は妻の足先を両ひざの間に挟んで固定
- ふくらはぎの側面に手を沿わせててブルブルと振動させるようにマッサージ
- ふくらはぎの中央のラインに沿って下から上へ、上から下にやさしくさするようにマッサージ
- 軽く叩いたりスライドさせたり、心地よいと感じる程度と回数でマッサージする
- ベネッセ「【動画】夫が妊婦妻にしてあげる!腰痛&むくみマッサージ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=86299,2023年1月31日最終閲覧)
どうしてもつらいときは素直に頼んでみるのがベスト
妊娠中の心身のつらさは男性には理解しにくいもの。中には「産めば治る」とまったく気にかけない夫もいるようです。
でも、夫はおなかの中の子どものパパとなり、ママと一緒に育児をしていくパートナーです。妊娠中からその自覚を持ってもらうためにも、妊婦の腰痛やむくみなどのつらさを具体的に話して、マッサージなどで協力してもらうことは大切なこと。自然に気づいてもらうのは難しいので、どんなことがつらいのかを話して、どうしてほしいのかを素直に言葉で伝えるようにしてみましょう。
また、自分ばかり主張し過ぎず、夫への感謝やいたわりの言葉も大切にしてくださいね。妊娠中にマッサージや運動をする際はかかりつけ医に相談のうえ、無理のない範囲で行ってください。