絵本はママとつながる大事な時間
4歳まではほとんどママ主体で、選んだり読んだりしてきた絵本。4歳頃からは、自分の好みがわかってくる時期。もう自分で読むようにもなってきますね。それでも、まだまだ「ママ読んで~」とやってきて、ママとの大事なふれあいの時間を過ごす手伝いをしてくれる絵本。
絵本には、世界を広げる力があって主人公の気持ちになってワクワクドキドキ。時には涙したりして。知識だけでなく想像力を育むことができます。子どものためにもママのためにも絵本選びは大切ですね。
「学び」を大切に。おすすめの知育絵本8選
4歳~6歳くらいだと遊びたい盛り。あらたまって「勉強」をさせるほどではないけれど、小学校に入るまでにある程度のことはできるようになったらな~なんて思いませんか?そこで、子供が大好きな絵本を一緒に読みながら学んでみませんか?
ママと一緒に盛り上がること間違いなし!の知育絵本を紹介します。
1.子供と一緒に考えよう「質問絵本」
紙面いっぱいに描かれている絵を見て質問に答える絵本です。それも「一番楽しんでいる人はどのひとかしら?」とか「人気があるのはどの先生?」といった正解のない質問。人や物、動物をよく観察して答えます。赤ちゃんの頃からよく慣れ親しんだ五味太郎さんの温かい絵で描かれています。
みんな違ってみんな正解
人の思いはそれぞれ違うのが当たり前。それでもよ~く観察することに意味のある絵本ですね。いつもは質問攻めにされているママの逆襲の時間です。子どもが出した答えに「当たり!」と言ってあげれば喜ぶこと間違いなしですね。
2.ドラえもんと学ぼう「とけいのえほん」
ドラえもんの一日になぞらえながら時計を学べる絵本。ついている時計はなんと針を回すたびにカチカチと音がするので楽しくなっちゃう。なじみのあるキャラクターとストーリーもワクワクする内容で次々にページをめくりたくなっちゃうかも。
時計に興味いっぱいの時期を大切に
4歳くらいになると時計に興味をもちますよね。デジタル時計を卒業したら、時計の針をクルクルクル…。興味を持った時が学びのチャンス!子供に人気のキャラクターとセットで覚えれば、より早く覚えられるのでは?
3.絵なの?ハエなの?「てんのないにっき」
「ぼくはえをぷれぜんとしようと・・・」たぬきのツナくんの日記に書いてあった文には「、」がないのでプレゼントが「絵」なのか「ハエ」なのか?他にも「、」がなかったり、つけ間違えたことによって巻き起こる勘違いのお話。
お手紙を書くようになったら次の段階に
4歳くらいからお友達や先生にお手紙を書き始めるようになりますね。たくさんの文を書くようになったら、次の段階として読んで聞かせてあげるといいかもしれません。いままで何気なく読んでいた句読点の大切さを笑いながら感じられますよ。
4.おとぎ話の世界がめちゃめちゃに!「どこどこ迷路の冒険7人組」
岡山の鬼ヶ島、島根のヤマタノオロチなどなどおなじみの日本のおとぎ話の世界を壊して自分たちのお話に変えてしまおうとしている妖怪キツネ3人組を捕まえろ!冒険7人組がおとぎ話の主人公と大活躍します。迷路、かくし絵などなど仕掛けがいっぱいで楽しい1冊。
明日は新しい発見があるかも
ページの中にはとにかく盛りだくさんの要素が詰め込まれています。かくし絵にいたっては数百あるとか…。めくるたびに新しい発見があっていつも新鮮な気持ちでみられる絵本です。
おとぎ話の世界を守るためにも子どもと悪戦苦闘。ママが夢中になっちゃうかもしれないですよ。
5.あいさつの復習に「おはようジャッキー」
子供に大人気な「くまのがっこう」でお馴染み、ジャッキーの一日の始まりに関するお話。いいお天気の日にお布団のなかでむにゃむにゃしているジャッキーから始まり、朝ご飯「いただきます」にたどりつくまでが描かれています。
かわいいジャッキーに癒される
4、5歳くらいになると恥ずかしがって「おはよう」のご挨拶ができない子がでてくるとか。そんなときに「おはよう」の復習をするのにいいかもしれません。
お話も短いので、忙しいママが家事の合間に読んであげるのにピッタリ。とにかくジャッキーがかわいくて絵を眺めているだけでも楽しいですよ。
6.家族みんなで遊んじゃおう!「くろくまくんの かずあそび・すごろくえほん」
遊びながら数字の基本を学べる絵本。数字の読み方から一桁の足し算の基礎に触れられる数遊びまで、少しずつ難易度が上がってお子さんのステップアップに感動すること間違いなし!付属品のルーレットとコマで遊べるすごろくが3つ収録されていて、家族で楽しめますよ。
長く使えるのが一番
知育絵本でいちばん残念なのが、ちょっと簡単すぎてすぐに終わっちゃうこと。2回目のチャレンジが訪れないこと。ですが、この本は毎日少しずつ進められるのがうれしい。
たまにはテレビを消して家族みんなですごろくで楽しみませんか?
7.将来は芸術家?「リサイクルこうさく」
牛乳パックや新聞紙、段ボール。家にあるいらないもの、使わなくなったものを利用した工作の本です。ひとりでできる簡単なものから親子でつくるちょっと凝ったものまで。そもそも「リサイクル」ってなにかの説明もあるので物を大切にする気持ちが生まれるかもしれません。
さて、何ができるかな?
ハサミやのりを使うのが楽しい年頃。新聞紙を渡して「好きなように使っていいよ」と言われるだけで大喜び。それを使ってすばらしい作品ができたら最高ですね。
材料も家にあるものでできるのが、またいいですね。外で遊べない雨の日に親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?
8.身近にあるものを英語で言えるかな?「こどもずかん まち」
かわいくて見やすいイラストで、お店やレストラン、病院、駅などの物の名前や言葉を紹介しています。この本の最大の特徴は、日本語と英語の両方で表されていること。発音の参考になる読み方と、アクセントも表記されているのでママも安心です。
子供の「これ何?」に答える
子連れでよく行く場所、よく目にする物の名前がたくさん並んでいるので好奇心旺盛な子供の「これ何?」攻撃の予習に最適!
絵もかわいくてお絵かきの参考にもなるので、親子でまねして描くのもいいですね。
遊びの中でのびのび育て!
「知育」というと難しいイメージが付いてきますが、こうしてみると楽しい絵本ばかりですね。これくらいの年頃は難しいことをさせようと思うと逆効果。遊びの中で学ぶのが一番です。
そして、子ども一人だけで黙々とこなすよりも「誰か」と一緒のほうが、やりごたえもあるし記憶に残ることでしょう。ママも一緒に、たまには家族みんなで知育絵本で盛り上がってみてはいかがでしょうか?お子さんの好奇心を満たす一冊を見つけてあげてくださいね。