家族の為に働くママ、おかみーさん
おかみーさんは、2016年4月に男の子を出産された1児の母。おかみーさん、パパ、息子くんの3人家族です。
おかみーさんは、今年の4月から育休明けで医療事務の職場に復帰。最近は共働きの家庭が増えていますが、おかみーさんのご家庭は共働きではありません。
今はおかみーさんが外で働き、パパが専業主夫として家事・育児をこなされています。パパが体調を崩され、現段階での職場復帰が難しい為に退職という形を取られました。おかみーさんにとっても、ご主人にとっても、すごく勇気のいる決断ですよね。その決断に、強い夫婦の絆を感じます。
今年の春から始まった新しい生活を育児絵日記として、とても優しいイラストで描かれています。イラストは鉛筆で描かれていて色が使われていないのですが、お花が咲いているように明るく、ほっこりとした温かさで溢れています。
おかみーさんのご家族に対する愛情が伝わって来る育児絵日記。素敵なイラストをご紹介させて頂きます。
おかみーさんの素敵な日常7選
今年の春から始まった、外で働くママおかみーさんとおうちを支えるパパ&1歳の息子くんとの生活を描かれた絵日記。
その生活は、毎日子供と一緒に過ごしていると見落としがちな「日常の中での幸せ」で溢れています。思わず胸がキュンとなることも。
素敵な育児絵日記の中で、7つセレクトしてご紹介させて頂きます!
1.我が子のパワーが元気の源
忙しくて疲れている時、我が子の笑顔ほど心を元気にしてくれる特効薬はありません。共感する方も多いのではないでしょうか?
筆者の場合、疲れの原因も子供のこともありますが…それでも不思議なことに子供の笑顔には何もかも吹っ飛ぶ、何にも代用が効かない不思議なパワーがありますよね。
育児やお仕事、それ以外にも忙しいこと続きのおかみーさん、ゆっくりできる時間を作って身体を休めて頂きたいものです。
2.憧れの手つなぎ散歩
幼い我が子をベビーカーに乗せながら手を繋いで歩く親子の姿を見て、いつか自分たちもこのように一緒に歩く日が来るんだ…と、同じように思った方も多いはず。
生まれた日からの1年間は、寝返りをし、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、そして歩けるようになる、というふうに目まぐるしい成長を遂げる1年です。大きくなったなぁと思っていても、つないだ手はまだこんなに小さい。
これから子供はまだまだ成長していきます。そう思うと、手をつなげる時期はとても貴重ですね。
3.足音で伝わる「おかえり」
まだお喋りが出来なくても、自分に向って走ってくるその姿と、自分に向けられた笑顔で、待っていてくれていたことが分かりますよね。
言葉はなくとも、その小さな足で一生懸命駆ける足音が「おかえり」と伝えてくれます。同じような経験のあるママも居られるのでは?こんなに可愛い姿を見せられたら、思わずぎゅーっと抱きしめてあげたくなりますね!
あたたかい親子の姿にほっこりします。
4. パパ、離乳食お勉強中
パパが離乳食作りに参加されるご家庭は少ないのではないでしょうか?任せるのも不安…と思うママもいるかもしれません。
しかし、こちらのイラストを見て、ママとパパ2人で離乳食に関わるということはとても素敵なことだと感じました。
子供の成長に合わせて、形状や食材、味付けを変化させていく離乳食。味覚の形成は3歳までが大切と言われるように、離乳食には大変重要な役割があります。
専業主夫として、離乳食作りにも積極的に取り組むご主人。同じようなことが、他の人にはなかなか出来ないですよね。素敵な夫婦関係、尊敬です!
筆者も、離乳食にはとても苦労しました。パパが少しでも離乳食に協力してくれるだけでママとしてはすごく助かります。離乳食に興味を持ってくれるパパが増えますように…。
5.パパは専業主夫としてばっちり!
今まで自分がしてきた家事・育児をパパに任せるとなると、不安でならないというのが正直なところ。
その点、おかみーさんのご主人は掃除もきっちり、食事の支度も三食の離乳食作りもこなし、離乳食に関しては自分でアレンジして楽しんでいるとか。アレンジなんて簡単にできないし、離乳食作りが楽しいなんてなかなか思えることでは無いはずです。きっとご主人の中にも強い決意があるからなのでしょう。
自分は外で働くから家の事は全て任せると言う訳ではなく、自分もできるだけご主人をサポートしていくという、おかみーさんのスタンス。世の中のパパにもぜひ見習って頂きたいものですね。
6.癒しの肩トントン
抱っこした時に、肩をトントンしてくれる息子くん。これはキュンと来てしまいます!
共感された方、こんなこともあったなぁ…と懐かしく思われた方も多いのではないでしょうか。ここまで優しい肩トントンは他にはありませんね。
この肩トントンは母親の特権!思い出すと何だか優しい気持ちになれますね。何度言っても繰り返すイタズラに、感情が高ぶって怒りが爆発しそうになった時、この肩トントンを思い出してみて下さい!
7.帰ってきたら温かいご飯が待っている幸せ
今はご飯を用意する側で、そんなこと思ったりすることもありませんでしたが、自分が帰ってきた時に温かいご飯が準備されているということは、とても幸せなことですよね。
誰かが自分の事を思って用意してくれた食事。子供の頃は当たり前のように…何ならたまに文句をつけたりしながら食べていました。このイラストを見てから、帰ってきたらご飯があるというのは幸せなことだったのだと思い直しました。
パパにも当たり前とは思わずに、幸せを感じて欲しいものですね。
しかし、自分自身もいつの間にか、食事の支度を義務のような感覚でこなしていたことも事実。仕事から帰ってきてご飯が待っている幸せを感じてもらえるように、気持ちを込めてご飯を作ろうと改心致しました。
おかみーさんに学ぶ「日常の中の幸せ」
「男は外で働いて、女は家庭を守る」という考えが未だに根強い日本。いくら共働きが多くても、この考え方はなかなか消えません。
しかし、パパが事情があって働けないとなればどうでしょうか?ママが働くほかありません。幼い子が居て、ママが外で働き、パパがおうちを守るという決断はおかみーさん夫婦にとって簡単な選択では無かったはずです。
そんな難しい決断が成り立っているのは、特効薬の息子くんの笑顔とピンチにも負けない強い家族の絆があるからこそ。
大変な毎日の中にも、優しさいっぱいのイラストと共に日々の記録を残すことで、ちいさな幸せも見逃さないおかみーさん。おかみーさんの生活から、子育てや夫婦、家族について当たり前に思っていることも実はそうではないということ、思い返しました。
忘れてしまいがちな「日常の中にある幸せ」を大切にしていきたいですね!