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いざというときのために知っておこう、簡易おむつの作り方

突然、震災や災害でおむつが手に入らない、という状況に誰しも陥る可能性があります。今すぐ手に入れることが難しいというときに、覚えておくと助かるのが簡易おむつの作り方。少ない材料で、誰でも簡単に作ることができるので知っておくと役立ちます。おむつを使う赤ちゃんがいなくとも、周りにいる困ったママの手助けになるかもしれません。分かりやすい動画を交えて作り方をご紹介します。

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知っておこう!簡易おむつの作り方

震災や災害といった突然のできごとや、おむつが必要な時に足りないなど、トラブルは突然やってくるもの。すぐに手に入れることができなくて困ったときは、簡易おむつを作ってみませんか?

簡易おむつの作り方を覚えておけばいざというとき助かりますし、困っているママの役に立つかもしれません。

もちろんストックしておいた紙おむつが足りなくなった時も代用できるので、とても便利です。

今回は動画と写真で分かりやすく、作り方を説明したいと思います。思わず他のママにも教えたくなるほど簡単なので、ぜひ参考にしてみましょう。

必要な材料・道具

  • タオルまたは布:1枚
  • 持ち手つきビニール袋:1枚
  • ハサミ:1個

タオルとビニール袋で簡易おむつの完成!

動画でわかりやすく説明していますが、画像を交えて細かく工程をご紹介したいと思います。本当に簡単なので、1度見たら覚えられますよ!

簡易おむつとしてだけでなく、けがをした時の包帯がわりにもなるので覚えておきましょう。

1.タオルを三つ折りにし、小さくたたむ

簡易おむつ ©ママリ

まずはタオルまたは布(古着)を用意します。古着の場合はたたみやすい大きさにカットしておくと便利。また、肌触りのよいものなら、なおOKです。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

横長に起き、上下1/3ずつ折りたたみます。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

さらに横1/3ずつ折りたたみ、小さい長方形にします。ある程度、布に厚みがあると漏れにくくなり、安心です。

2.ビニール袋に切り込みを入れる

簡易おむつの作り方 ©ママリ

次に持ち手つきのビニール袋を用意します。持ち手のないビニール袋しか用意できない場合は、持ち手のあるビニール袋と同じような形にカットしましょう。

その際、底部分は切り離さないよう注意します。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

持ち手のつながっている部分を両方切り落とします。あとで、持ち手部分がひもになるので、大きくカットしないように気を付けましょう。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

袋を開き、側面をカットします。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

反対側も同じようにカットし、広げます。

3.折りたたんだタオルを置いて赤ちゃんに装着

簡易おむつの作り方 ©ママリ

カットしたビニール袋を広げ、真ん中に折りたたんだタオルを置きます。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

タオル中央に赤ちゃんのおしりが乗るように、寝かせます。ビニール袋が滑りやすいため、赤ちゃんがけがをしないように注意しましょう。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

背中側のビニールをクルクルと腰部分まで巻きます。赤ちゃんによっては、ビニールが肌にあたり嫌がるかもしれません。その場合は、当たらないようにタオル部分まで巻きましょう。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

前側のビニールをへそが隠れるように、かぶせます。背中側同様、できるだけビニール袋が肌に当たらないようにかぶせてあげると赤ちゃんも安心します。

簡易おむつの作り方 ©ママリ

クルクル巻いた背中側のビニールの持ち手を前に出し、苦しくないように結びます。固く結んでしまうと、赤ちゃんのおなかを圧迫してしまうので、指が入るほどにしましょう。

飛び出たビニールを手前に折り、邪魔にならないようにしたら完成です。ビニールやタオルは清潔なものを使い、かぶれないよう注意しましょう。

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災害時にも簡易おむつで一安心!

簡易おむつの作り方 ©ママリ

ビニール袋とタオルだけで、手軽におむつが完成します。ビニール袋がカサカサしているため、場合によっては肌荒れを起こす可能性も。こまめに様子を見てあげましょう。

これだけ簡単に作ることができるので、ママだけでなくパパやおじいちゃん、おばあちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃんと家族全員が覚えておくのをおすすめします。

いつどこでトラブルが起こるか分かりません。備えあればうれいなしなので、しっかり覚えておきたいものです。

使用済みのおむつは、ビニール袋でしっかり包み、指定のゴミ捨て場へ廃棄してくださいね。

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