親になるのは、誰でも大変なこと
念願の第一子誕生!でも、まずぶちあたるのは、予想以上にハードな子育ての日々ではないでしょうか。毎日初めて尽くしの子育てに、これで良いのかなと不安を抱えながらも、何とか壁を越えてきましたよね。
体力にも心にも余裕がなくて、いつもいっぱいいっぱいだったけど、今振り返ると「もっとああしておけば良かった」と後悔することもあるのではないでしょうか。
「子供の可能性を見くびった…」私の後悔
今は小学三年生になる息子を育てている私にも、後悔は山ほどあります。初めての子育ては、取り立ててこれといった物ではないものの、漠然とした不安が大きく、目の前のことでいつも心がいっぱいいっぱいでした。
そんな私が一番後悔していることは、ごく小さいときからもっとしっかりとしたしつけをしていたら良かったということです。小さいときには何を教えても分からないから無駄なのではないかという人もいます。でも、子供は毎日成長しています。今日は分からなくても、明日には分かるようになっているかもしれません。実際そうでした。
良いことは心から褒め、悪いことはいけないんだと表情や簡単な説明でわかるように、もっと早い生後数か月の頃からきちんと向き合っていたら、二歳前後のイヤイヤ期をもっと違った形で迎えることができたかもしれません。
幸い、子育ては手遅れもないので、気づいた時が頑張りどき。うちの息子のしつけも今のところ何とかうまくいっていると思います。
こうしておけば良かった…と思ってたことのあるママはこんなにいる
正解がないからこそ、壁にぶつかり、悩み、試行錯誤しながら、毎日を頑張っているママがたくさん。
ママ向けQ&Aアプリ『ママリ』でも、こんな質問を投稿しているママが居ました。
1つだけ、やり直せるなら
どんなことが思い当たりますか?
同じ、子供を育てるママとして
どんな月齢の時の話でもかまいません。
毎日こうしとけばよかったなぁと
反省するばかりですが、
みなさんの話を聞いて
あー自分もそうだったなぁ と共感したり、
あーそうならんように気を付けてみよう とか勉強にさせてもらいたいです😂
こちらのママのように、先輩ママたちも同じような気持ちで子育てに取り組んできたようです。
そんな先輩ママたちの声を紹介しますので、「あるある」と共感しながら、少しでも安心したり、参考にしてみてはいかがでしょうか。
悩みながら親になっていく…先輩ママは、こんなことを後悔しています
不安なことほど、誰かに相談しにくいもの。でも、不安や心配なことは一人で抱え込まないようにしましょう。
周りを良く見ると、ほかのママたちも同じように不安な気持ちを抱えながら、毎日頑張っています。悩んでいるのは自分一人じゃないんだとわかるだけで、なんだか力が湧くものです。
ママリQに寄せられた先輩ママたちの声をご紹介します。きっと、「わたしだけじゃないんだ」って、元気が出るはず。
もっと写真を撮っておけば良かった…
もう少し娘を抱っこさせたり
写真撮ったりすればなぁと思う時あります( ˟꒳˟ )
認知症やらお義母さんが部屋から出ないで といい閉じ込めてるような状態で 中々部屋から出れなかったのを理由にあんまり合わせてあげれなかったのが...
ばあばと娘の写真は一枚しかなくて
それを大事にしてます。
こちらのママのように、写真にまつわる後悔は多いようです。今しか撮れない可愛さ、残せない一瞬は大切にしたいですよね。
でも、そのときは忙しかったり気持ちに余裕がなかったりして、なかなかそうはいかないもの。振り返ると、もっと撮っておけば良かった、こんなアングルやカットの写真も欲しかったと後悔します。
全てを残すことはできませんが、とっておきの瞬間を残せるようにたくさん撮ってあげたいですね。
思い出の写真は、ダンナさん次第?
あとは新生児のときに上手くおっぱい咥えてくれなくてイライラしちゃって怒ってしまったあの時の事を凄く後悔してます。今思うとまだ産まれてすぐで、お互い上手く出来なかっただけなのに・・・ あの時の娘にもう1度会って謝りたいです(´;ω;`)
筆者もこちらのママと同じ悩みを持っています。悩みって、意外と似ているものなんですね。
我が家も夫の撮る写真がとにかく下手で、私と息子が二人できれいに写っている写真はほとんどありません。ほかの誰かに頼んでも良いから、残しておきたかった…と後悔です。
これからママになる皆さんは、ご主人に写真の腕前を磨いてもらってくださいね。
憧れの「お昼寝アート」をやってみたかった
ここ数年、インスタなどで人気のお昼寝アート。本当にかわいいですよね。息子が赤ちゃんだったときには、今ほど話題になっていませんでした。
子供が寝ている間にかわいい思い出写真が残せるなんて、最初に考え付いた方はすごいです。息子のかわいい写真はそれなりに残っているのですが、ママの工夫が詰まった素敵なハンドメイドの思い出は、世界にたった一つの宝物。
大きくなってからも一緒に見たい一枚になるでしょうね。
もっとたくさんハイハイさせてあげたかった
うちは動画が少なくてもっと機嫌の悪いときなどの動画を撮りたかったです。
あと、外に連れていったり、抱っこや私の体の上で遊ばせてばかりだったせいか今だにハイハイが出来ません。
最近床で遊ばせるようになり、ズリバイで自分で自由に動けてとても楽しそうにしている娘をみてもう少し一人で遊ぶようにしてやれば良かったかな、と少し後悔しています。
初めての育児は神経質になりがち。今思えば、もっとおおらかな気持ちでいろいろなことにチャレンジさせてあげれば良かったという後悔の声も多いようです。
赤ちゃんのときは、いろんなものに触れて感性豊かに育てたいですよね。子供は体をたくさん動かしながらいろいろなことを学びます。安全にも気をつけながら、思いっきり遊ばせてあげましょう。
ママだけの特権、母乳にまつわる後悔もたくさん
一日一回でも、もう少し続けてあげればよかったと後悔しています。
さすがに一週間経つので今更あげても混乱させそうだし、子供本人はあまり気付いてない感じだから、タイミング的には良かったのかもしれないのですが、とにかく寂しくて…
この気持ち、とっても良く分かります!うちの息子はなかなか母乳を飲んでくれなくて、とても悩みました。
でも、あまりに基本的なことを悩んでいるような気がして、「こんな簡単なこともちゃんとできない、情けないママだって思われたくない」と誰にも相談できないまま、時間だけが過ぎてしまいました。
今思えば、もっと頑張って母乳を飲ませてあげていたら良かった、せめて誰かに相談できていたら良かったのに…と、とても後悔しています。
母乳を飲んでくれるのは本当に短い間だけ。母乳育児には個人差がありますが、できるだけ後悔しないように愛情いっぱいに過ごしたいですね。
祖父母孝行しておけば…
すでに高齢になっているおじいちゃんとおばあちゃんには、早めにひ孫の顔を見せてあげたいものです。
私も、ちょっと疎遠になってしまっていた父方の祖母が亡くなる前に、何とか息子の顔を見せてあげられました。本当は抱っこさせてあげたかったけれど、既に寝たきりで、それは叶いませんでした。でも写真も残っているので、今はちょっと大きくなった息子に、きちんと話してあげられます。
自分のルーツでもあり、感謝の心を育てることにもつながるので、家族とのつながりはできるだけ大切にしたいですね。
スマホデビューが早すぎました…
スマホYouTubeひらけるようになりました>_<時間決めてとかしてたけど、私がよくスマホみるので覚えてしまいました。
時間を決めてリズムをつければ良かったなって思います。自分に甘い私もいけないので幼稚園に通い出したら、いやでもリズムを付けられるからとそれにかけようかと思ってます。
電車などの中で静かに過ごさせたいとき便利なスマホ。子育ての強い味方ですが、その使い方には工夫が必要なようです。
親が気をつけているつもりでも、何でもすぐに吸収できる子供にとって、スマホはおもちゃ同然。操作をわざわざ教えなくても、すぐに使いこなしてしまいます。
ルールを決める前に子供の手に渡すのはあまり良くないかもしれません。子供が好き勝手使えるようにするのではなく、親がきちんと使い方をコントロールできるようにしたいですね。
子育てに後悔は付き物。でもそれ以上の幸せで乗り切れる!
ママリQに寄せられた先輩ママたちの声を聞いていると、子育てに、反省や後悔は付き物なんだと気づかされます。
悩みを抱えること自体は何も悪いことではありません。子供を心から愛しているからこそ、子供のためになにが最善かをいつも考えている証拠です。壁にぶちあたったと感じるときは、「子供のことを最優先に考えて悩んでいるんだ」と自分を褒めてあげましょう。
しかし、赤ちゃんが大好きなママの笑顔を奪ってしまうので、悩みすぎは禁物。
分からないことは誰にでもあるものです。ママだから、親になったから何でもうまくできないと親失格な訳ではありません。安心して、周りに甘えましょう。何も変わっていないように見えても、心がきっと軽くなりますよ。