ママだけ蚊帳の外…子供のパパ大好きぶりにつらくなったことはありませんか
子育ては慌ただしく疲れるものではありますが、その分子供の成長を間近で見られたり、楽しい時間を共有できたりと幸せに感じる部分もたくさんありますよね。昼間子供と2人きりで家にいて、かわいいわが子の寝顔を見ているときなど「こんなにハッピーな時間を過ごしてしまっていいの?」と思ってしまうことも。
しかし、パパが家に帰ってきた途端「パパー!」コールの嵐、さっきまでの時間がうそのようにママは蚊帳の外…そんな経験をしたことはありませんか?パパへのラブコールだけならまだしも、「ママはあっち行って!」などと言われてしまうと、いくら本気ではないとしてもつらくなってしまいますよね。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」でも、似たような経験をしたママからの投稿が寄せられていました。
もうすぐ2歳になる息子がいます。
日中は私と2人なので、一緒にたくさん遊んでいます。
でも、夫がいたり祖父母がいたりすると、同じ部屋にいる私を追い出します。
背中を押して部屋から出したり、指差してあっち行けという風にします。
その度にショックは受けていましたが、気にしないように努めていました。
先ほども私とパズルで遊んでいたのですが、帰宅した夫が部屋に入ってくるとまた「あっち行け」とされました。
その時に夫が「あっち行けだって」と半笑いで言ったので、なんだか悲しくなってしまいこんなことでバカだなと思いながらも涙が出ました。
日中毎日一緒にいる母よりも、帰って遊ぶだけの父がいいなんて母親失格なのでしょうか。
実は好かれていないのでしょうか。
まだ授乳しているのですが、授乳以外必要ないんじゃないかと落ち込んでしまっています。
皆様もこういうご経験ありますか?
どういう風に接して行けばよいのでしょうか。
もうすぐ2歳になるわが子から「あっち行け」とされてしまい、ショックで涙が出てしまった…というママからの投稿です。
あんなに日中一緒にいて楽しく過ごしていたのに、パパが帰ってくるなり「あっち行け」と言われてしまうと、ママの気持ちの整理がつかないですよね。投稿にもあるように、「母親よりも父親の方が好きだなんて、自分は母親として失格なのでは…」と深刻に悩んでしまうのも無理もないかと思います。
もちろんパパに懐いてくれていることは、母親から見てもうれしいしほほ笑ましいもの。けれどあまりに露骨な「パパ大好き!ママ嫌だ!」という子供の突然の態度や意思表示には、どう接するべきなのでしょうか。
私はこうしました!先輩ママたちの対処法
子供のパパっ子具合がすごくて心配、つらいと感じるママたちは少なくありません。できることならマイナスの気持ちを断ち切り、子供と接したいものですよね。
今回はママリに寄せられた、先輩ママたちの対処法や過ごし方をピックアップして紹介します。考え方や受け止め方をほんの少しだけ変えるだけで、気持ちがすっと楽になるのだなと感じさせてくれるアドバイスが数多くありました。皆さんも参考にしてみてください。
1.絶対的な信頼関係ができている証しです
「子供がわざとママに対してそのような態度を取るのは、絶対的な信頼関係ができている証し」という先輩ママからの投稿です。
たしかに、わが家の娘も母親である筆者の前では到底しない・言わないようなことをして、相手の気を引こうとしているシーンを見かけます。「ママも見たいのにどうしてママの前ではやってくれないの?」と聞くと、「ママはそういうことやっても笑ってくれないの分かってるから。それに普段から笑ってくれるしね」との返答が。その解答にすごく驚いた記憶があります。
子供は、大人が考えている以上に自分と相手との関係性をしっかりと把握していて、相手によって言動を使い分けています。ですが、まだ年齢が小さいと自分の気持ちをうまく言葉で表現できず、「ママあっち行って!」というような言い方になってしまう、という可能性も。もし少々つらい言葉を言われても、信頼関係ができあがっているからこその発言なのだと捉えると、きっと気持ちが楽になりますよ。
2.ママにだけ素を見せてくれる!と考えてみる
めちゃめちゃお気持ち解りますよ😊
でもママにあっち行けというのは
ママに心から甘えられてる証拠だそうですよ😉
祖父母やパパには気を使って疲れて
まだ小さいからストレス発散方が解らず、心から甘えられるママに八つ当たりしてしまうんだとか😊
逆にママにだけありのままの姿を見せてくれる!
ママにだけ素を見せてくれる!と考えてみるのはいかがでしょう?
こちらのアドバイスもなるほどな、と感じる内容。
「子供は祖父母やパパには気を使っている」というフレーズだけ聞くと、そんなことは無いだろうと思ってしまいがち。しかしよく考えてみると、わが家の娘も遠距離のため、1年に数回しか会う機会がない祖父母に対し、かなりよそゆきの対応を会ってしばらくはとる傾向にあります。次第に打ち解けてくると、普段のようなやり取りになりますが、子供なりに気を使っているのだな、と感じます。
大人でさえ気をずっと張っているのは心理的に疲れるもの。子供が感じるストレスや気疲れは相当のものでしょう。だからこそ、気を許せるママには少々きつい口調を言ってガス抜きをしているのかも。
投稿者のママのように、「自分だけには素をさらけ出してくれている!」と思えば、悲しい気持ちも多少解消されそうです。
3.怒られる・監視されてるように感じているのかも
じっと見られていると怒られる・監視されてるように感じたみたいです。今でもたまに、都合が悪くなる(自分が悪いことして)と、『あっち行け』と言いますが、好きにしていると自分から『意地悪言ってごめんね』と近づいてきます。
『あっち行け』と言われた時は、(そんな意地悪は言わないでね。悲しくなるからね)『○○も友達に言われたら悲しくなるよね。だから、意地悪言わないようにしようね』と声かけだけはして、後は暫く1人にさせてあげてます。最初はショックでしたが、今は本人の中で、バツが悪い時など見られたくない時や、ふて腐れた時以外は、言わなくなりましたよ。
こちらは読んでいて、筆者自身はっとさせられた投稿です。
まだ月齢が低い子だとあまり見受けられませんが、自分の意志をある程度伝えられるような年齢になってくると、次第に「ずっと親と一緒にいたい」という気持ち以上に、「1人で何かに集中したい時間が欲しい」という気持ちが生まれてくることも。そのようなときに、以前と同じような感覚で親がかまおうとすると、怒られる・監視されていると感じて「あっち行け!」となってしまうのかもしれません。
ちょっぴり悲しい気分になってしまうかもしれませんが、親側もいつまでも子供を赤ちゃん扱いせず、1人の人間として接していくタイミングが来た、と捉えると納得できるのではないでしょうか。
4.ひとり時間確保のチャンスと捉えます
子供が生まれてから今までずっと子供とべったりの時間が続いていると、いつの間にかそれが当たり前になってしまうものです。けれどどんなに子供が大好きでも、たまには1人時間を設けて気持ちと心をリフレッシュさせないと、いつかパンクしてしまう可能性も。
今までは、ママが「1人になりたいな」と思っても子供が嫌がるため諦めていた状態から、本心までは分からないものの、子供自身の口から「あっち行って!」と、ママが1人になれるチャンスが生まれている状況。だったら、お言葉に甘えて少しの間1人になっちゃおう!と考えるのもよいかもしれませんよ。
子供やパパに対するアフターケアを怠らなければきっと大丈夫です。「1人になるチャンスを子供からくれた!」とプラスに捉えてみませんか?
5.パパにも相談・協力を仰ぎます
そうすると喜んでもらえた!と悪い方に繋がってしまい何度も言って楽しんでしまう子もいるので、
折を見て旦那さんに悩んでることを話し、逆だったら(仕事から帰ってきた瞬間パパ出てってっていわれたらどう?みたいな)どんなに悲しいかを分かってもらった方がいいと思います🤣💦
そして息子さんがそういった時に、夫婦でそれは悲しいよ、と伝えて行くといいのかな、と思ってしまいました😭😭
すぐには理解できないので、根気が必要なんですが…😰😰
息子さんが1日でも早く落ち着いて、お母さんの気持ちが伝わるといいですね☺️💦
こちらの投稿では「ママだけで解決しようとせずに、パパや祖父母とも相談してみるといい」とアドバイスをくれています。
「ママあっち行って!」と言われてしまうと、ついママ自身だけが責任や負い目を感じてしまいがちです。しかし実際よく見てみると、パパや祖父母が同調しているような態度を取っていて、拍車がかかってしまっている場合も。これだといくらママだけで対処しようと思っても、なかなか解決しません。
ママと子供の関係性として捉えず、子供の気になる発言や行動はパパや他の家族にも相談し、みんなで良い方向に導いていきましょう。家族間のわだかまりも生まれずに済みそうですね。
6.子供に自分の気持ちを伝えます
だから、言われたら必ず「そんな事言われたら悲しいよ」や「傷つくよ」と言うようにしてます。
それか、ママに言っても大丈夫!嫌われない!って自信があるのかもしれませんね。笑
最後に紹介するのは「自分の気持ちをきちんと子供に伝える」というもの。
いくらこの発言や言動は成長過程ゆえのものだ、自分のことを最大限に信頼しているからだと分かっていても、やはり実際に言われてしまうと気持ちのいいものではないですよね。そういうときは「ママはそう言われると悲しい・嫌だ」という気持ちを伝えてみましょう。そうすることで次第に子供も理解するようになり、またママ自身もマイナスの気持ちをため込まなくて済むようになります。
いくら信頼関係が築けている家族の間柄であっても、最低限の礼儀や節度はお互いに必要です。まだ小さいから言っても分からないだろうと決めつけずに、小さいうちからコツコツと伝えていくことも大切なのかもしれませんね。
「子供はママが大好き!」が大前提です
いくらかわいいわが子であっても、心無い一言を言われたり、ひどい対応をされたりするとママもつらくなってしまうもの。1、2回程度なら受け流せても、毎回のようにされると次第にママ自身の心の余裕が無くなり、逆に子供に対してひどい言葉を浴びせてしまう可能性もあります。
わが家でもママ(筆者)が基本的に怒るスタンスを取っているせいか、普段怒らないパパが在宅している際は、娘の筆者へ対する行動や言動がずいぶんと横柄なものになります。ある程度は受け流しているものの、度が過ぎた場合にはガツン!と叱ります。ときにはあまりのけんまくに子供が泣いてしまうこともありますが、それでも「ママ大好き!ママが1番」と言ってくれます。その言葉に筆者自身もずいぶんと救われています。
パパとママは、それぞれに持っている強みがあります。片方が強みを存分に発揮しているときは、もう片方は一歩引いたところで見守ることも大事なのでは、と思います。一歩引いたところで見守ることは決して育児放棄でもないですし、嫌われているかも…と落ち込む必要もありません。見守る育児もママとして立派な役割です。
子供はママのことが本当に大好きです。皆さんがこれだけ愛情を持って接してきたのですから、間違いありません。ぜひそのことを大前提に、自信を持って日々子供と接してあげてくださいね。