CASE2:うちの子、まだ蒙古斑が残っています。
乳幼児期にはまだまだ蒙古斑が残りますよね。小学生まで残る子もいるようです。
筆者の子供は小学校低学年のうちに一緒にお風呂へ入らなくなってしまったので、いつ消えたと明言することはできませんが、小学二年生の長男はすっかり蒙古斑が消えています。
CASE3:大人になってからも残っています
大人になってからも蒙古斑が残る方もいらっしゃるようです。これには驚きましたが、持続性蒙古斑という物もあるようですね。
生後2歳頃までは青みがかってきますが、その後は徐々に薄くなり、10歳頃までには消えます。ただ成人になっても残ることがあります。(持続性蒙古斑)
濃色型も10歳頃までにはほぼ消えていく傾向はありますが、同様に残ることもあります。
異所性蒙古斑は、約3~4%は成人になっても残ることがあります。 ※3
不安な場合は、小児科医に相談をしてみましょう
筆者である私のおなかには、大人の握りこぶし大の赤あざ(単純性血管腫)があります。こちらは生まれたときから付いているもので、当時の診断では「治療をしても再発する」と言われたそうなので、積極的に治療をせず今まで来ました。
困ったことといえば、あざの面積が若干大きいため、身体測定のときにほかの人から見られたくないなぁ程度の問題はありましたが、健康面では何ら問題はありません。
子供の青あざに関しても、蒙古斑だと思って安心していたら「青色母斑(せいしょくぼはん)」や「太田母斑(おおたぼはん)」など、蒙古斑とは異なるあざかもしれません。
(青あざは)お尻以外の部分、時には顔にも見られることがあります。これは異所性蒙古斑と呼ばれます。小学校に上がる頃までには薄くなり、大人になる頃には消えてしまうので、治療の必要はありません。ただし、青あざには青色母斑や太田母斑など、自然に消えないものもあります。 ※4
私自身がそうだったように、子供にとってあざがコンプレックスに思う時期も来るかもしれません。私は蒙古斑がなく、赤あざがあることにコンプレックスを抱いていました。
もし、不安に思うのであれば小児科医に相談されることをおすすめします。そして子供が成長し、蒙古斑も含むあざに関して悩みを持っている様子があれば、お医者様からの診断に基づき、治る・治らないも含めきちんとあざの事実をお子さんに話すことで、自分の体の一部として受け入れやすくなると思います。
不安に思ったら専門家の意見も必ず仰いでくださいね。親ですから子供の変化に不安を抱くのは当たり前のこと。何事もなく、「杞憂だよ」とお医者様に笑ってもらえたら一安心ですよね。






