出産予定日間近、でも本当にその通りに産まれるの…?
妊娠8ヶ月後半、妊娠30週位へ突入した頃には入院セットを用意するように指示を受けるプレママさんも多いかと思われます。この頃にベビーグッズを吟味するほか、お家へ赤ちゃんがやってくるための準備をされることもあるのではないでしょうか。カレンダーに書き込みをし、出産予定日までの時間を指折り数えて「その日」に備えている方もいることだと思います。
しかしあくまでも「予定日」であって、その「予定は確実ではない」ということは覚えておきましょう。予定日通りに生まれるとは限らないものです。
妊活、妊娠、子育て中の女性向けアプリ「ママリ」にも、このような質問が寄せられました。
今回は産後ママから、自分自身のお産のケースと照らし合わせ、共有したいといった主旨の質問でしたが、プレママさんも興味を引く質問なのではないかと思います。
ほかの先輩ママさんはどのような回答を寄せていたのでしょうか。
筆者・たがめかめのは予定日より早く出産しています
私は長女を妊娠中、当時の育児雑誌か何かのコラムで「お産は水ものだから、予定日ぴったりに産まれるとは限らない」というような主旨の文章を読み、驚いた経験があります。
「自分には当てはまらない、むしろ遅れて生まれそう」と思っていましたが、長女は突然の前期破水から38週3日で生まれました。
次女のときは雪が深い冬場のお産でした。長女のこともあり、家から産院まで高速道路を使っても片道1時間の道のりは厳しいと医師から判断されたので、計画分娩により38週5日で出産しています。
長男は39週4日と、上の二人と比べたらほぼ予定日通りの出産となりましたが、こちらも数日前のおしるしとちょろちょろとした破水から始まったので、三人とも予定日より早い出産でした。
先輩ママさんの出産予定日事情はこんな感じです
ママリに寄せられた回答をもとに、先輩ママのお産事情を掘り下げてみていきましょう。
「いろいろなケースがある」という結果だけにとどめて、自分の今の状態と照らし合わせることは避けてくださいね。
CASE1:予定日より早く産まれました
破水する2日前くらいから、なんとなくお腹の様子が違いました❗
生理痛のような…鈍痛?がありました😊
初産でも、予定日より早く産まれるというケースは多く見られました。ただし、早く産まれ過ぎても赤ちゃんの体の機能が未熟のままということも考えられるので、注意が必要です。
やはり「正期産の時期(俗にいう正産期)」と呼ばれる妊娠37週以降はスクランブル態勢を整えておくべきですね。入院セットを玄関先に用意しておくほか、お財布の中には病院の連絡先などを入れたメモと母子手帳は持ち歩いた方がよさそうです。
CASE2:予定日通りぴったりの出産でした
予定日通りに生まれてくる子は全体の5%、これは驚きの数字ですね。
また、予定日を見計らったかのように生まれてくるお子さんや、予定日前からの陣痛と帝王切開で予定日ぴったりに生まれてくるなど、さまざまなドラマがあることもわかりました。
CASE3:予定日よりも遅れました。
3~12日ほど遅れて産まれたという声を拾うことができました。やはり、予定日超過となってしまうと、落ち着かない毎日を過ごしてしまうことになります。そんななかで、「パパがお休みの日に産まれてくれた」などタイミングが合うととてもうれしいですよね。
また、経産婦さんでも予定日を超過することがあるようです。こう思うと、お産は人それぞれなんだなぁってことが分かります。
赤ちゃんのタイミングを待つこと、これも大切ですね
こちらで紹介した回答の他にも、たくさんの出産予定日エピソードが寄せられていました。
初産、経産婦問わず、予定日通りには行かなかったという声が大半でした。でも、それを自分自身の妊娠生活と照らし合わせてしまうと、ふさぎこんでしまうこともあるかもしれません。おおらかな気持ちで受け止めてくださいね。
こちらでも取り上げましたが「赤ちゃんがパパを待っていた」という声のほか「赤ちゃんのタイミングで生まれてきた」という意見も見られました。このように前向きにとらえることで、プレママの気持ちも少し和らぐのではないでしょうか。
もちろん予定日通りの出産でなかったのは、ママのせいでもなんでもありません。お産は人それぞれです。そのときに備えられるように早めに入院グッズの準備をしましょう。
陣痛や破水、おしるしなどドキドキの瞬間も待ち受けています。そんな中でも出産までの毎日を楽しく、おおらかに過ごすことが第一です。そして、産まれて来てくれた赤ちゃんが、元気にすこやかに育つことが一番大切。予定日から出産までのエピソードはいつかこれから出会う赤ちゃんに話してあげてくださいね。