立ち会い出産は夫でなくてはいけない?
出産を控えているママの中には、立ち会い出産を希望されている方もいると思います。素朴な疑問なのですが、立ち会い出産は夫でなくてはいけないものなのでしょうか。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にもこんな投稿がありました。
私は主人がそばにいると気が散りそうなのでやっぱり 母親にそばにいて慰めてもらう方が イライラしないだろうな〜とか今から思ってます🤔
もちろん主人には産まれて最初に抱いてほしいと思ってます!
だけど産気づいてる時に優しく出来ない自分を見せたくないと言うか、1人で耐え忍びたいタイプというか 主人が日頃私に甘えて来る関係なので 母親の方が気楽です...
そばにいてほしい人、いてほしくない人、いてくれた人、いたけど嫌だった人、1人でよかった などお産の時にそばにいる人が誰だったか、よかった事わるかった事、なぜその人がいいかなど色々な意見を教えてください😄
陣痛や分娩のとき、自分がどんな風になるか分からなくて…という方もいるかと思います。
特に初めての出産では、様子が分からないからこそ「普段とは違う自分を夫に見せたくない」「同性の母親なら安心して頼ることができる」なんていう思いにもなるかもしれません。そんなときに立ち会ってもらうのは夫ではなく、他の人でもよいはずですよね。
出産のときに側にいてほしい人について、「ママリ」に寄せられた回答をまとめてみました。
皆さんはどう思いますか?出産のとき側にいてほしい人
質問者さん同様これから出産を控えている方や、立ち会い出産を経験した先輩ママはどんな意見を持っているのでしょうか。
寄せられた回答を3つのタイプに分けてまとめてみました。
1.母親派
母だからこそ安心
自分を良く知り、出産の経験もある母が付き添ってくれたのはいろんな意味で安心しました。母と仲が良いので、誰よりも素直な感情をぶつけられ、陣痛が来たとききがれなく頼り甘えてしまいました。母はビデオ&写真もしっかりとってくれ、産むときは勇気をくれる言葉や痛みを和らげるアドバイスを沢山くれ安心して出産出来ました‼
出産時は痛みを堪える場面が多いのであしゅさんが、自分の素を思いっきりさらけ出せて、かつ我が儘を言いやすく対応してくれるパートナーを立ち会ってもらえたら、心強いと思います‼
夫には産んでるところを見られたくない
産んでるところ見られたくなかったので
実母に立ち会ってもらいました!
もし2人目ができたら、陣痛までは
付き合ってもらうとしても
分娩室まではやっぱり入ってほしくないです。
どーしても力んでる姿を
見せたくなくて😂
母が付き添ってくれて
本当に心強かったです!
母の言葉なら納得
旦那が「もーすぐ生まれるから!」っていっても、そんなんわからんやろー!怒 ってなりそう(笑)母に言われるとそういうものなんだっ、あと少し頑張るぞー!ってなりました(^^;)
まずは自分の母親に側にいてほしいという意見。自分を育ててくれた母だからこそ、不安なときにも素直に甘えたり頼ったりすることができます。
夫にかけられるとムッとしてしてしまうような言葉も、実際に出産経験のある母親からなら納得できることもあります。夫には見せられないような姿を自分の母親なら見せられる、というのもママの切実な思いかもしれませんね。
同性でもあり先輩でもある実の母は、不安な出産のときに誰よりも頼れる存在かもしれません。
2.夫派
甘えられる人が夫だった
父親になった実感が湧いたかも
出産のほんと生まれるときとかかなりやばい顔してたと思いますが、旦那もその姿を見て本当に命がけだな。と思ってくれたみたいで、泣いてました(´,,・ω・,,`)
里帰りしても毎日来てくれて夜子供のオムツ、ミルクあげるなどかなり手伝ってくれて助かりました😊
今も変わらず手伝ってくれて、父親になった実感が湧いたのかなと思いました₍₍ ◝(●˙꒳˙●)◜ ₎₎
夫のフォローに助けられた
お世話になった産院は、陣痛室分娩室ともに1人しか入れないということで旦那にお願いしてました。
私が口下手なので、どうしてほしいか一生懸命探ってくれる旦那がいてくれて、本当に良かったです❤️
当日、実母がものすごく入りたそうにしてましたが、私はあしゅさんと逆で、実母の方がお産に集中できなさそうで嫌でした😅
もし次授かって、旦那が立ち会えないとなっても、実母は嫌ですね…(笑)
続いては夫派。ママリに寄せられた回答などを見ても、立ち会い出産は夫にしてほしいという意見が多く見られます。
家庭によっては夫が一番頼れるという方もいるでしょう。普段の自分を知ってくれている夫なら、大変な出産時にも適切にフォローしてくれるかもしれません。
また、母親の場合と違い、夫は後々育児に協力してもらうべきパートナー。現場を見てもらうことは出産の大変さを感じてもらい、育児に参加してもらうことへとつながるという声もありました。生まれてきた赤ちゃんを一番に抱っこしてもらえるのも、パパの自覚を持ってもらうのによいかもしれませんね。
3.その他(夫も母親も、1人がよい、など)
誰がいても気が散るので、1人で
夫と母親両方に
夫と一緒に義母にも立ち会ってもらった
夫には産まれる瞬間に立ち会って欲しかったので居てくれてやはり良かったのですが、陣痛のサポートはいまいちで痛みが全く軽減せず私は絶叫笑。そこで、義母が、もっとこうしてあげたら、と夫へ口添えしてくださったのでとてもありがたかったです。
私は実父母が遠方なので、腹を割って話せる義母に入ってもらえて助けてもらえたし良かったと思っています(^-^)
誰にも立ち会ってもらわず、一人でよいという意見もいくつかありました。プロである助産師さんさえいればお産は進みます。立ち会ってもらうことで気が散ったり、イライラしてしまったりするようなら1人の方が楽だという意見。お産に集中したいというのは、ママならわかる感覚ですよね。
病院によっては分娩室に入れる人数が限られていたり、制限がなかったりといろいろあるようです。複数人入れるような場合には、夫と母親、両方に立ち会ってもらうという意見も。夫と義母に付き添ってもらったという少し意外な意見もありました。お義母さんに来てもらえるというのは、それだけご主人の実家とも仲良くされているということですね。
夫にも見守っていてもらいたいけれど、やはりいざというときに頼りになるのは同性である母親や義母ということになるのでしょうか。
立ち会い出産をどうするか。夫婦間でよく話し合って
立ち会い出産についていろいろな意見を見ることができましたが、そこには各家庭のさまざまな事情があるのかもしれません。
出産の際大事なのは、まずママが安心してお産を迎えることができるかどうか。そのために立ち会ってもらうなら、ママの希望が最優先でもよいと思います。ですが、それと同時に考えたいのはパパも大事なパートナーだということ。これからの子育てにしっかりと協力してもらうためにも、パパの意見を聞いてみることが必要です。
立ち会い出産をそれぞれの都合で無理に決めるのではなく、どうすれば一番よいのか、今回ご紹介した意見も参考に夫婦間でよく話し合ってみてくださいね。