感謝の気持ちを伝える「内祝い」
内祝いという言葉は、自分が妊娠出産したときやっと身近に感じるワードかもしれません。
実際自分が用意しなければならないとなると、「どうしよう…」と迷ってしまうこともあるかもしれませんね。相手により贈るものを変える必要があるため、とても悩んでしまいます。
筆者も先日、第三子を出産したため贈るものを考えていました。親戚、友人、会社の人など、それぞれに合う贈り物を選ぶのは一苦労です。
同じように内祝いで悩むママの声が寄せられています。
このように内祝いに関して悩んでいるママの声があがっていました。何を贈ればよいのか、どんなところで探すのがよいのか悩みますよね。
贈り物と一緒に感謝の気持ちが伝えたいため、相手に合ったものを選びたいです。
内祝いとは?
そもそも内祝いとは「内輪のお祝い」のことで、内祝いの「内」とは「家」のことを指します。内輪というのは、家族や親せきなどの身内や親しい人のことです。
すなわち内祝いとは、身内の間で喜びを分かち合うためのものということになります。そのため、「内祝い」は、おめでたいことがあった家庭が、報告とあいさつを兼ねて、贈り物をしていました。
おめでたいことがあったから、その喜びの気持ちを皆さまにもお分けし、一緒に喜び祝ってもらおうというのが本来の意味なのです。
一方、現在の内祝いは、お祝いをいただいた人にそのお返しとして、品を贈るのが一般的になっています。
- 株式会社 千趣会「内祝とは? 」(http://www.bellemaison.jp/cpg/gift/specially/uchiiwai/column_uchiiwai01.html,2017年10月18日最終閲覧)
内祝いのマナーは?
内祝いのマナーでは、必ずお祝いをいただいた方に感謝の気持ちを込めてお返しをしますが、お金だけでなく、赤ちゃんの服や育児グッズなどのプレゼントをいただいた場合でも、きちんとお返しをしましょう。
内祝いを贈るタイミングですが、産後一ヶ月以内には贈るとよいです。その後いただいたお祝いには、その都度遅くならないうちに順次お返しをしていきましょう。
出産後は体調も万全ではありませんし、赤ちゃんのお世話に追われて他のことにはなかなか手が回らないもの。贈る品の目星をつけたり、贈り先のリストを整理したりするなど、妊娠中から準備を進めておくと楽になりますよ。
目安の金額は、いただいた額の三分の一から半額になります。お金ではなく品物をいただくことも多いので、大体の価格を調べておくと迷わずに済みます。
それほどの高価ではないプレゼントをいただいた場合は、あまり大げさにならないようにお菓子や日用品などちょっとしたプチギフトを贈るといいかもしれません。
- 株式会社県民共済総合サービス「出産内祝いのマナーQ&A」(http://saitama-kyosai.catalog-gift.net/etc/manners_shussan.php,2017年10月18日最終閲覧)
先輩ママに聞く、内祝い選びにおすすめサイト
内祝いを選ぶのに考えなければならない事はいろいろありますが、そんな悩みを助けてくれるのが内祝いを紹介しているインターネットサイトです。
いろいろな商品を取りそろえており、贈る相手によっておすすめのものを掲載していることがあるのでとても便利です。
なかなか挨拶に行くことができない相手にも郵送で贈ってくれるので、助かります。今回はおすすめの内祝いサイトをご紹介したいと思います。
1.たまひよの内祝いギフト
たまひよと言えば、あいらしいたまごとひよこのキャラクターが印象的ですよね。たまひよの内祝いサイトは現在2700円(税込み)以上購入で送料無料になります。
写真付きメッセージカードもつけることができるので、赤ちゃんの顔を見せることが難しい家に贈るのに最適。
赤ちゃんの名前を入れることができる商品もあるので、自宅用に買うのもおすすめ。手渡し用の手提げ袋も一緒に購入することができます。
早く贈りたいというママは、特急便を利用するのをおすすめします。
2.ミルポッシェ
ミルポッシェも2700円(税込み)以上購入で、全国送料無料で利用できます。カタログだけでなく、WEB限定の贈り物もあるので両方チェックしましょう。
名前入りの贈り物はもちろん、カタログギフトも用意されています。何を贈るか悩んだときは、自分で選べるカタログギフトが良いかもしれません。
利用する時期によっては特典もあるようなので調べてみましょう。
これは喜ばれた!先輩ママたちが実際に贈った内祝い
先ほど紹介した内祝いサイトを利用している先輩ママたちは一体どのようなものを贈っているのでしょうか。実際に贈った商品をチェックしたいと思います。
これから内祝いを贈る予定のママは、参考にしてみましょう。
1.定番である名前入りのお菓子
まずは定番の名前入りお菓子を贈った先輩ママ。食べるのがもったいないほど、かわいいお菓子ばかりなので、どのお菓子にしようか悩んでしまうかもしれません。
お菓子だけでなく、自分で選べるカタログギフトを一緒に贈るのもいいですね。
2.赤ちゃんを抱っこしてるような、体重の重さ米
赤ちゃんの体重と同じ重さの米を贈るママもいます。産まれたときの重さを米に表すことで、抱っこしているような気持ちになるかもしれません。
米ならどんな人も食べるので、何を贈るか迷ったときにおすすめです。
3.みんなが使えるタオル
毎日一度は使うタオルは、使うほど生地が傷むので何枚あっても困りませんよね。内祝いサイトでは、さまざまな種類のタオルがあるので、好みのものを贈ることができます。
肌触りのよいタオルは、子供から大人までずっと触りたくなる商品です。
4.甘いものが好きな方へアイスセット
甘いものが好きという人に贈る内祝いでは、バリエーション豊富なアイスセットはいかがでしょうか。スーパーやコンビニでは売っていない特別なアイスセットは、きっと喜ばれます。
思わず自分へのご褒美として購入してしまいそうなほど、おいしそうなアイスセットがありますよ。
5.困ったときには選べるカタログギフト
内祝いのサイトを見ても選びきれないというママには、贈った相手が自分で選ぶことができるカタログギフトがぴったりです。
お菓子やおもちゃ、旅行など幅広く掲載されているので、贈られた相手もたのしみながら選ぶことができます。
赤ちゃんと共に「ありがとう」を伝えよう
どんな内祝いを贈るのかは相手次第ですが、相手のことを思い「ありがとう」の気持ちを込めることで、どんなものでも喜んでくれるのではないでしょうか。
筆者は祖父母へ紅白うどん、会社の人へはお菓子の詰め合わせ、親戚には有名ブランドのタオルを選び購入しました。
今回紹介したサイト以外にも、病院から配られた内祝いカタログや通販サイトなどもあるので、いろいろなところをのぞいてみましょう。
家族が増えた喜びを内祝いと共におすそ分けしてみませんか。