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2歳で落ち着きがない我が子が心配…その特徴と育て方のポイント

「言うことを全然聞いてくれない…」、「ずっと動き回っている…」、「自分の子どもはほかの子に比べて落ち着きがないのではないか…」。そう悩むのは、実は多くのママが経験していることでもあります。この記事では、落ち着きのない子の特徴とその原因、さらにその正しい対処法と育て方についてご紹介します。子どもが落ち着かない理由と、どう向き合えばいいのかがわかれば、ママの気持ちも自然と楽になっていくはずです。

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2歳で落ち着きがないのは普通のこと?

2歳くらいで落ち着きがないのは当たり前なので、深く心配しなくても大丈夫です。3歳半を過ぎてくると脳の抑制機能が成長して、動き回るのを自身で抑えることができるようになります。

落ち着かない子どもに「やめなさい」と、無下に叱りつけてもうまくできない子が多いのも当然のこと。

「まだ2歳だから仕方のないこと」と考えて、まずは自由に大きく動き回って遊ばせてあげる環境においてあげるのが効果的だと言われています。

また、じっくり相手をしてもらえなかったり、パパとママのライフスタイルが仕事などであわただしい場合に、子どもが情緒不安定になってしまい落ち着かなくなるという場合があるようです。もし当てはまるようなら、環境を見直してみるといいでしょう。

ただそれでも、どうしても周りの子とくらべて発達障害などを疑ってしまう気持ちや、「今はまだ幼くてわからないけれどもしかしたら…」と、不安になる気持ちはよくわかります。

出典元:

2歳で落ち着きがない子の特徴とは?どんな行動をするの?

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気が付くとどこかへ行ってしまう、友達のおもちゃを取ろうとする、おむつ替えを嫌がって逃げ回るなど、落ち着きがない子どもの行動はさまざまです。

ここでは「ママリ」に実際に寄せられたママたちからお悩みを紹介します。

大勢のいる場でじっとしていられない

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2歳2ヶ月の息子、大勢の中にいると落ち着きありません。もちろん個人差はあるし、まだ2歳だし、ということは頭にはあります。

先日、幼稚園のプレに行きました。来年度幼稚園に入る予定です。他の子はママの膝や側に座っていられるのに、息子だけトコトコ歩き回り、私からどんどん離れ(むしろ追い払われ)、他の子はママと手遊びや運動してるのに私だけ息子を追いかけ…先生のお話も聞けません。
(中略)
幼稚園に入れば少しは落ち着くのでしょうか?
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(一部抜粋)
とにかくやんちゃで落ち着きありません。
言葉も話すし、発達遅延ではなさそうですが、、、
ここでまた、次男の4ヶ月検診の時に、お兄ちゃんちょっと落ち着きないね?ずっとああやって走り回ってるの?お母さんいつも追いかけてるの?って言われました。
男の子だしやんちゃだからこんなもんだと私は思っていました。
でも、ダメな時はしっかり叱ります。
言われてる事もだいぶわかってます。
私は地元が離れている為友達もいなく、遊ぶところもあまりなく、たまに支援センター行くくらいでほぼ家にいます。
息子も家でずっと遊んだり、DVDみたり。
なので、たまに人がたくさんいるとこに行くとテンション上がってしまって走り回ったりしちゃうんだと思います。

ですが、保健師さんに落ち着きない子や発達遅延の子の教室があるから来てみない?と言われ、通うことになりました。

なんだか自分が産んだ子がこんなにも注意?受けてしまって、私自身ショックです、、、

まだ2歳1ヶ月ですが、その月齢にしては落ち着きないみたいです。

同じくらいのお子さんいる方はどんな感じでしょうか?
うちの子は発達教室通うほどなのでしょうか?
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多くの人がいる場所で走り回ってしまうのは幼いうちなら普通のことと思う一方で、保育園や幼稚園などに通い始めると、周りの子とくらべたくなくても、どうしてもくらべてしまいますよね。

特に、ほかの子たちがおとなしくしているのを見れば、自分の子どもだけ…と気持ちが焦ったり、自分の育て方が正しかったのか悩んでしまったりすものです。

しかし、保育園や幼稚園に通い集団生活に慣れさせることで、自ら状況を判断して何がいけないのか学べるようになっていく場合もあります。まずは人の多い環境に慣れさせてみましょう。

言うことを聞かず常に動き回っている

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来月、2歳になる子供を育てています。
言葉はかなり遅く、まだ2つくらいしか話せません。
落ち着きがなく、大好きなアンパンマンのアニメを観ているときか、ご飯を食べているとき以外は、常に動き回っています。
こちらの言葉はほぼ分かってる感じはするのですが、言うことを聞いてくれないことがほとんどです。
待つことが出来なくて、外にお出かけしても家から出た瞬間1人で走っていってしまうので、手を繋いでお散歩なんて出来ず、子供の服の裾を持って追いかける感じになります。
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一歳半検診で落ち着きがなく別室を用意され話をした1歳8ヶ月の男の子です。
やはり日々「多動」という言葉がひっかかりながら接してしまいます。とにかく落ち着きがなくほぼじっとしていることはありません。本はたまに落ち着いて聞きます。言葉も結構早い方でまってて、みてて、他単語も数十個は言います。ADHDのお子様は言葉の発達はどのようなものでしょうか。また、寝る直前までゴロゴロ布団の上を動き回るのですがこれは普通の行動ですか?商業施設では放せばすぐに走り去り呼んでも戻りません。動きの激しい息子にイライラも多くて育児に疲れてしまいます。
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寄せられたこれらのお悩みに対するコメントを見てみると、「うちもまさにそう」と賛同するママが多いようです。

子どもがやんちゃすぎて常に動き回っていると、外出したときに、周りの迷惑になってしまうことをずっと考えなくてはならないので、ママも精神的に疲れてしまいますよね。

また、言葉の遅れも合わせて心配している方が多く見受けられましたが、個性と受け止めて、3歳までは根気強く待ってみてもよさそうです。

気に入らないと泣きわめいてしまう

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2歳2ヶ月の息子、今日初めて幼稚園のプレ保育に行きました。

息子は言葉が遅く、喋れないけど最近イヤイヤ期真っ盛りで、気に入らないと何かと泣き喚きます。。

今日のプレ保育(親同伴)も、オモチャで遊びたくてうろちょろして、座らせようとすると泣き喚き、なかなかじっとしてられない。
先生のお話や読み聞かせもあまり聞かず。。

他にも席から離れちゃう子は数人いましたが、ほとんどの子がおとなしくしていました。
泣き喚いたのはうちだけです。
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まだ言葉がしゃべれない子どもにとっては、イヤだという感情を表現するために泣くという手段しかないし、仕方がないことだとわかってはいても、思いっきり泣き叫ばれてしまうと、ママも気が滅入ってしまうものです。

ましてや、他の子どもたちがおとなしくしているならば、なおさらそう感じてしまうのも当然ですよね。

しかし、このお悩みに対して、「2歳~3歳の子は、逆におとなしくしてる子でも慣れてきたら逆に走り回ったり、うるさいのが当たり前」なのだと、幼稚園の先生からアドバイスを受けたという方がコメントを寄せられていました。

ダメなことは都度注意しながら、元気な証拠と思って成長を待ってみましょう。

集中力が続かず、興味・関心が移りがち

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うちの子は私が一方的に
話しかけてる感じです。
そして、向こうも一方的に
話しかけてくることはありますが、
私の返事などは聞いていません。
すでに次の自分のやりたいこと、
気になったことへ
意識がうつっています。
外食や買い物や
病院の待合室など
一箇所に留まることなど
絶対できません。


そういう性格、で済めばいいんですが…
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「集中力が続かない」「コミュニケーションがとれない」といった特徴的な言動をしていると、「もしかしたら自分の子どもは…」と、心配になってしまうものです。

年齢的に落ち着きのない時期なのか、そうでないのかは2歳だと判断が難しいとはいえ、何か接し方のヒントがあると気持ちがらくになるかもしれません。

落ち着きがない2歳児の接し方、育て方のヒント

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2歳ごろに落ち着きがなくても大丈夫と頭では理解していても、少しでも子どものためになることはしてあげたいのが親心ですよね。

落ち着きがない子どもに対して、どう注意するべきか、どう教えてあげるのがいいのか、正しい接し方や育て方を以下にまとめました。

  1. ダメなことを叱る+どうすべきかを伝える
  2. 良いことはたくさんほめてあげる
  3. 達成感を満たしてあげる
  4. ものごとに集中しやすい環境をつくる
  5. 危険な行動は毅然(きぜん)とした態度でとめる
  6. 励まし認めて自尊心を高めてあげる

一つ一つ解説していきます。

1.ダメなことを叱る+どうすべきかを伝える

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言うことを聞かない子どもに対してはいつも「ダメ」と叱るばかりになりがちです。

しかし、ただ叱るだけではなく、そのときどうすべきだったのかも合わせて教えてあげましょう。

「これはダメ。こういうときは〇〇しようね」と、具体的な行動を示してあげ、それができたときにはきちんとほめるのが効果的です。

2.良いことはたくさんほめてあげる

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ささいなことであっても、良い行いをしたときは思いっきりほめてあげましょう。

さらに、良いことをしたあとには「〇印」「シール」などのわかりやすいご褒美を与えるとより頑張れるはずです。

3.達成感を満たしてあげる

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具体的ですぐにできるような目標を一緒に作って、達成させます。

たとえば、「明日の幼稚園への持ち物を寝る前に準備する」という目標であれば、ハンカチ、ティッシュなど、具体的な持ち物チェックリストなどを作って実行させてみましょう。

それが達成できたときには、たくさんほめることと同時に、カレンダーにシールを貼るなどのご褒美を追加してみてください。

シールを集めることに楽しさを覚えながら、目標を達成する喜びも学んでいくことができます。

4.ものごとに集中しやすい環境をつくる

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子どもが落ち着きがない原因のひとつには、環境も関係していますので、それを整えてあげることも大切です。

たとえば、保育園の座席ならば、外に注意がそれてしまいがちな窓際の席ではなく先生の隣の席に座らせたり、遊ぶときには今使っているおもちゃ以外は片付け、ひとつのものに集中しやすくさせるといった具合です。

また、何か指示するときは、一つ一つ細かく伝えてあげるよう配慮するのも良いでしょう。

5.危険な行動は毅然(きぜん)とした態度でとめる

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ハサミを振り回してしまうなどの危険な行動をとった場合は、きぜんとした態度でその行動を止め、危ないことなのだと注意しましょう。

また、そういった状況を作り出さないためにも、危ないものが子どもの手に届かないようにするなど、大人が気を付けてあげることも大事です。

6.励まし認めて自尊心を高めてあげる

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叱られてばかりいる子どもは、成功体験が少ないと感じ「どうせ自分はできない」と、自尊心が低くなりがちです。

このようになってしまうと意欲や自信がなくなり、諦めやすくなる傾向にあるため、できないことがあっても、まずは子どもの努力を認めてその過程を「がんばった」とほめてあげたり、「次はできるからきっと大丈夫」と優しく励ましてあげるようにしましょう。

ときには適度なサポートも加えて、成功体験を作ってあげてください。

集団生活で困ったり、育てにくいと思ったりする場合は相談を

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落ち着きがない子どもに対して、正しいと思われる接し方を実践してみたけれどなかなか改善されない場合や、集団生活をしてしばらくたつのに一向に変化がないという場合は、抱え込まずに専門機関に相談してみましょう。

具体的には、かかりつけの医師や保健師、また地区の保健所・保健センターに連絡をします。

保健所では、発達相談の親子教室などもあり、そこで一緒に遊んだり関わったりする中で、子どもの発達を促すのにどうするのがよいのかを学ぶことができますよ。

落ち着きがない子どもへの関わり方を学び実行することで改善に向かえば、ママの心も軽くなり、子どもに対しても余裕を持った気持ちで接することができるようになるでしょう。

また、子どもが成長して落ち着いてきたあとでも役に立つことがきっとあるはずですので、困ったり悩みが尽きないという場合は、思い切って相談してみましょう。

出典元:
  • 名古屋市小児科医会「落ち着きのない子ども」子どもたちの健康のために第3版,118(2013年)
  • 足立区障害福祉センター あしすと 幼児発達支援室「AD/HD の子どもを支援する際のポイント」気になる子のQ&A『子育てと保育』 5,5(2009年2月)

2歳で落ち着きがなくても心配しすぎることはない

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大切なわが子だからこそ、健康で育ってほしいと願うのはみんな同じ。だからこそ多くのママたちが落ち着きのない子どもに対して心配をし、悩んでいます。

しかし、このころの子どもは落ち着かずに動き回るというのは当たり前です。まずは気長に成長を見守っていきましょう。

また、子どもへの正しい向き合い方にトライしてみてもなかなか変化が感じられず心配が尽きないのならば、周りのママたちと情報交換をしてみるのもおすすめです。

ママたちと気持ちを共有したり、専門機関に頼ったりすることで気持ちが楽になれば、子どもに対してもより優しく接することができるかもしれません。

多くのママがぶつかる壁を一緒に乗り越えていきましょう。

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出典元一覧

  • 京都府「落ち着きがない [子育てQ&A]」京都府ウェブサイト(https://aichi-pediatric-ass.jp/wp-content/uploads/2013/06/14314100ba4afcc153768256cb475d56.pdf,2020年11月8日最終閲覧)
  • 名古屋市小児科医会「落ち着きのない子ども」子どもたちの健康のために第3版,118(2013年)
  • 公益財団法人 母子衛生研究会「Q. 2歳半の男の子。発達相談で社会性の問題があると言われました。 (2012.6)」赤ちゃん&子育てインフォ2012年6月(https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1017,2020年11月8日最終閲覧)
  • 足立区障害福祉センター あしすと 幼児発達支援室「AD/HD の子どもを支援する際のポイント」気になる子のQ&A『子育てと保育』 5,5(2009年2月)

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。ママリ編集部のコンテンツに対する考え方(または取り組み)についてはこちらもご覧ください。

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