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監修:齋木啓子

赤ちゃんの便秘は排便回数と硬さで判断。ホームケアのポイント

赤ちゃんが便をする頻度には個人差があります。毎日便が出ていなくても心配がいらない場合があるのですが、どうなったときに受診すべきか、タイミングが難しいですよね。赤ちゃんはまだ言葉を話さないため、便が出ていないことが苦しいかどうかもわかりにくいでしょう。そこで、便秘に関する受診の見極め方や、便秘に対してママができることをご紹介します。排便のペースや便秘の状況は赤ちゃんごとに異なるため、赤ちゃんの様子を見ながらケアをしていきましょう。

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週2回以下の排便で、便が硬い場合は便秘

赤ちゃんの排便が少なくなると「便秘で苦しいのではないか」と心配になるかもしれません。乳児の場合、排便が週2回以下、あるいは便が硬くて排便時に痛みがあり、以下の基準に少なくとも一つ当てはまる場合、便秘であるとみなされます。

  • これまでに、便が過度にたまってしまったことがある
  • これまでに、痛みを伴う、あるいは硬い便通を経験した
  • トイレに詰まるくらいの大きさの便が出たことがある
  • 直腸に大きな便のかたまりがある

赤ちゃんの便秘は、腸内にガスがたまっていたり、水分が不足していたりするときに起こる可能性があります。また、離乳食を始めている子供であれば、開始したばかりの時期や、後期に差し掛かって好き嫌いや食べムラが起こったときにも便秘になることがあります。

便が硬い状態になって排便しにくくなると、痛いため便を出そうとしなくなり、さらに便が硬くなるという悪循環が起きてしまいます。そうした状況になる前に、スムーズに便を出せるようにサポートしてあげたいですね。

出典元:

知っておきたい、便秘のホームケア

ママ ケア PIXTA

それでは、実際には赤ちゃんにどんなケアをするとよいでしょうか。具体的なホームケアの方法をお伝えします。

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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