見知らぬ誰かの親切に助けられたこと、ありませんか?
最近「ワンオペ育児」という言葉をよく聞くようになりました。それだけ、子育てを自分1人で頑張っているママが増えているのかもしれません。
そんなときに、誰かがそっと差し伸べてくれるささやかな親切は心が救われるように感じる経験になるでしょう。
妊娠、子育て、 妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にもこんな投稿が寄せられました。
うちの後ろに並んでいた、さわやかイケメンお兄さん。
私の会計が終わって買い物かご持とうとした時
「持てますか?僕運びましょうか?」
と声をかけてくれた😭💓
咄嗟に「あ、大丈夫です!」って言って
運ぼうとしたけど結構重くて、そしたら
「いけます?持っていきますよ!」ってまた😭‼️
結局自分で運んだけど、
優しさに不意にキュンとした(′;ω;`)
旦那には言わないけど( 笑 )
1人のときなら身軽で手助けが必要だなんて感じなかったような日常的なことも、赤ちゃんを抱えていたり小さな子供の手を引いていたりするとちょっと大変になることがありますよね。
周りの何気ない優しさは、できごととして考えると大したことではないかもしれません。しかし、ママ自身大変なときに手を差し伸べてもらえると、とてもうれしいですよね。
ママたちが感動、親切にされたエピソード
子育てをしていると不便を感じることも多々ありますが、人の温かさや優しさを肌で感じる機会も増えるかもしれません。
今回は、ママたちが経験したほっこりうれしい体験談をご紹介します。
1.やっぱり多い、お買い物エピソード
どちらかというとお腹もあまり目立たなく7ヶ月ぐらいでやっと妊娠してるなとわかるぐらいだったので、それでも気付いて運んでくれて嬉しかったです(^^)
ちょっとしたおなかのふくらみに気づいてくれる優しさがうれしいですね。妊婦さんが身近な方か、経験者なのかもしれません。人の優しさに触れて、これからの子育ての力にもなったことでしょう。
ほかにも、「かごを運んでくれた」「袋詰めまで手伝ってくれた」など、お買い物にまつわるエピソードは多数。買い物は毎日のようにする家事なので、温かさが一層身に沁みます。
2.一緒に成長を喜んでくれて
混んでる時はお兄さんにもお客さんにも申し訳ないのでセルフレジに行くようにしてますがほんといつもありがとうって気持ちでいっぱいです😂
この前久々にお兄さんのとこ並んだら普段話さないのに子どもに「でかくなったな」と声かけてくれてびっくりしました🤭✨
一昔前は、商店街の八百屋さんやお肉屋さんとこんな会話をするのが普通だったのかもしれませんが、スーパーで買い物をしているとそんな交流が減っているように感じます。
しかし、やっぱり人との交流は子育ての味方。知らないはずなのに気にかけてくれる、そういう人の存在は本当にありがたいですね。
3.私も親切のお返しがしたい
買い物がおわり、重い荷物を持ちながら空の買い物カゴをカートに乗せるのに苦戦していたら「お買い物終わったのね」と優しく声をかけてくださり、さっと手助けをしてくださいました。
普段なら私が手助けすべき立場なのに、とてもありがたかったです。
そしてそのカートを押し、カートと買い物カゴを所定の位置に戻そうとしていたら、レジ対応してくれた店員さんがニコッと笑って「戻しておきますよ!」と後を追ってきてくれました。
こどもが生まれてから、周囲の方々の親切にとても暖かい気持ちになります。私も次は困ってるママを助けたいなぁと思います( ´͈ ◡ `͈ )
遠方に住む筆者の母も、孫と同じくらいの子供を見かけるとつい声をかけたくなると話していました。助けてくださった年配の方も、そんな気持ちだったのかもしれませんね。
投稿者の方も、同じように親切にしたいと感じているのが良いですね。1人1人がささやかな親切を積み重ねて、子育てを社会皆で協力して取り組めるようになったら、独りぼっちだと感じるママも少なくなるかもしれません。
4.外見とのギャップに、うれしい驚き
その日はすごい強風で娘と手を繋いで荷物を持っていて両手が塞がっていたのですごく助かりましたし、見た目とのギャップにかなり心が癒されました✨
嬉しすぎて、ありがとうございますを連呼して通らせてもらいました(^-^)
人は外見だけでは人となりが分からないと、理解しているものの、つい見た目で判断しがち。ちょっと怖いなと思っていても、行動から思いが伝わって幸せな気持ちになるのかもしれませんね。
心から感謝してもらえて、きっと相手の方もほっこりしたでしょうね。忘れずに感謝を言葉にするようにしたいものです。
5.電車の中で
電車の中で席を譲るのにはなぜか勇気がいるもの。若い方が声をかけてくれる優しさにも心が温まります。
筆者は関西在住なので「次で降りるねん」「ねえちゃん、ここ座っとき」と譲ってくださる年配の方や若い方もおり、温かい環境で子育てできることに感謝しています。
ちょっとした心がけで元気がもらえて、世の中捨てたものじゃないと思わせてくれますね。
6.震災で感じた親切の大切さ
私はショッピングモールで働いていました
2階から避難したのですが、2階からは陸橋を渡って、階段を降りないと下へ避難出来ませんでした💦
子供連れの方、妊婦の方が、階段でたじろいでいました。
(中略)
3.11当日
たまたま、社会人のバスケの大会があり、試合帰りにたまたまショッピングモールのスポーツ店にきた、工業高校出身のバスケ部員が10人。
そこから、キャプテンが指揮をとり
子供連れの方、ベビーカー、妊婦さん、高齢の方を次々と下へ誘導してくれました。
下へ避難したお母さん達は、お子さんを抱えて泣いていました。何度もお礼を言いながら。
あの時程必死になった事はありませんが、
母になった今、あの時、たまたまバスケ部の先輩方に出会ってなかったら…
もし、避難が遅れていたら…と、考えるだけで、そのお母さん達の気持ちを思うと、ゾッとします。
重い話にはなってしまいましたが💦
私も、子どもと出かけて、お手伝いしていただいたり、お手伝いしたり。
日頃の何気ないやりとりが、あぁいった窮地のとっさの行動に繋がるのかな?と、思っています( ´ ▽ ` )
命に関わるような状況での助け合い、忘れることのできない経験になったことでしょう。
つらい記憶の中でも、人の温かさや親切があると自分も助け合える人になりたいという気持ちになるのではないでしょうか。
普段から無関心でいたり自分のことだけを考えたりするのではなく、大変なときこそ人のためにできることを真剣に考えて、小さくてもできることをやってみる勇気を持ちたいですね。
優しさの輪を広げてゆけるように
家事や育児、仕事などに追われていると、自分や家族のことだけでいっぱいいっぱいになってしまうもの。それは当然のことかもしれません。しかし、子育てを通じて感じる人の温かさや優しさ、もらうだけで終わらせてしまうのはもったいないですよね。
小さい子供を抱えて困っているママや、手助けを必要としていることがわかる年配の方などを見かけたら、自分がしてもらってうれしかったことを同じようにできると良いなと思いました。
「断れたら気まずい…」と、ためらってしまうかもしれませんが、声をかけられた方は嫌な気持ちにはならないのではないでしょうか。ぜひ普段から周りに目を配り、親切なアクションが起こせるような心構えを持って生活したいですね。