ちょっとひと工夫!パーティーにぴったり「ちらしずしケーキ」
節分が終わり、次にやって来るのは3月3日の「ひな祭り」。
ひな祭りとは、女の子の健やかな成長を祈願する行事で、ひな人形を飾り、桃の花や橘を添え、なんとも華やかなイベントの一つ。
この日はちらしずしでお祝いをされるご家庭も多いのではないでしょうか?春の訪れを連想させる彩り、桃の節句にぴったりですよね。
いつものちらしずしを今年はちょっとしたアレンジして、パーティーにぴったりなメニュー「ちらしずしケーキ」に変身させてみませんか?使うものは、どのご家庭にもあるボウル。女の子がいらっしゃるご家庭、または男の子のご家庭でも作る機会がある際はぜひお試しください。
子供大喜び!ボウルで作る「ちらしずしケーキ」レシピ
高級食材が無くても、いつもよりテーブルを華やかに彩ってくれる「ちらしずしケーキ」。一見難しそうに見えるかもしれませんが、意外と簡単にできますよ。
おうちにケーキ型が無くても、ボウルさえあれば作ることができるお手軽さ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
材料と器具
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材料(15センチボウル1個分)
- ご飯:500g
- すし酢:大さじ5
- 卵:3個
- 砂糖:大さじ1
- 塩:0.5g
- 絹さや:12枚
- ツナ缶:1缶
- マヨネーズ:適量
- ニンジン:お好みで
- 魚肉ソーセージ:お好みで
- サーモン(刺身):120g~
- ごま:適量
- ブロッコリー:お好みで
使用する器具
- ボウル(酢飯用・炒り卵用・型として使うもの)
- しゃもじ
- フライパン
- 菜箸(4本)
- スプーン
- まな板
- 包丁
下準備
ニンジン・絹さや(筋を取ってから)・ブロッコリーは塩ゆでしておきましょう。また、ニンジンはゆでる前に花型で抜いておきます。魚肉ソーセージも同様に型抜きをしてくださいね。
絹さやは、3枚だけ開いてトッピング用に分けておきます。
作り方
「ちらしずしケーキ」の作り方を、工程写真とともにご紹介します。
難しい作業はなく手軽にチャレンジできるので、チェックしてみてくださいね。
1.酢飯を作る
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ボウルに熱々のご飯を入れ、すし酢をくわえ、米粒を潰さないようにしゃもじで切るように混ぜて酢飯を作ります。
荒熱が取れたら、濡れ布巾などをかけて乾燥を防ぎましょう。
2.炒り卵を作る
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卵をボウルに割り入れて溶きほぐし、砂糖と塩を加えてさらに混ぜ合わせます。
フライパンを温めて油(分量外)を引き、合わせた卵液を流し入れます。菜箸4本を使って、素早くかき混ぜ、細かい炒り卵を作ります。
3.サンドする具材を準備
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炒り卵以外にも、サンドしていく具材を作っていきましょう。
軽く汁気を切ったツナにお好みでマヨネーズを加えて混ぜ合わせます。小さな子供が食べるという場合や、マヨネーズに抵抗があるという方はマヨネーズを省いても大丈夫。
絹さやは、トッピング用以外の9枚分を細かく刻みます。
4.ボウルに具材を詰めて組み立てる
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あらかじめ1で作った酢飯を3等分しておき、ボウルに具材を詰めていきましょう。まず、2で作った炒り卵の半分をボウルの底に敷き詰めていきます。スプーンを使うとやりやすいですよ。
次に酢飯の3分の1を詰めていきます。続いて、ツナマヨと刻んだ絹さやを敷き詰めます。絹さやを側面の方にすることで、ボウルから取り出したときに絹さやのきれいなグリーンが見えるのでおすすめです。
次は炒り卵を詰める
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さらに3分の1の酢飯を敷き詰めて、残りの炒り卵を詰めます。このときも側面の方にしっかりと詰めていきましょう。
そして最後の酢飯を詰め込み、層を作っていきます。
5.ラップをして押し込む
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酢飯を敷き詰めたら、ラップをして手でギュッギュッと押し込んでいきます。
こうすることで全体が崩れにくくなりますよ。
6.トッピングを用意
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トッピングを用意していきます。
今回トッピングとして準備したのは、サーモン(刺身)・ニンジン・魚肉ソーセージ・絹さや・ごま・ブロッコリー。具材はこの他にも、エビやマグロなどお好みの食材を使ってくださいね。
サーモンはくるっと丸めてバラのような形に成型し、三つほど作りました。お刺身を使っていますが、小さな子供が食べる際は加熱する、またはお刺身以外のところを食べさせてあげるようにてください。
7.ひっくり返して、おすしをお皿に移す
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ボウルに入ったおすしを取り出します。
ラップを剥がし、お皿を当てて引っくり返しましょう。慌てずにゆっくりとボウルを持ち上げて外すと、きれいにお皿へ移すことができますよ。
8.サーモンを盛り付けていく
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あらかじめバラのように形を作ったサーモンをそのまま包丁を使って、おすしの上に移動するようにして盛り付けていきます。
おすしの上でバラの形を作るよりも、先に形を作って置く方が簡単なのでおすすめです。バランスよく盛り付けましょう。
9.全体的に盛り付ける
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他の具材も盛り付けていきます。色合いを見ながら、花型のニンジンと魚肉ソーセージ、絹さや、ブロッコリーをバランス良くのせましょう。
ごまを適当な間隔でパラパラとふりかけます。
チーズでおひな様・お内裏様を
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「ひな祭り」という事で、今回はおひな様とお内裏様を作ってみました。材料は分量外となりますが、チーズ(6個入りのもの)を半分にカットし、ノリやカニカマを使っています。
もちろん、これは省いて頂いて構いません。より華やかな飾り付けにできるので、気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
10.バランスを見ながら仕上げる
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全体的にバランスを見ながら盛り付けて仕上げます。筆者は花型にした人参・魚肉ソーセージの真ん中に、マヨネーズでアクセントを付けました。
子供の喜ぶ顔を思い浮かべながら、自由にかわいらしく仕上げてくださいね。
「ちらしずしケーキ」で、もっと楽しいひな祭りパーティーを
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特別なケーキ型がおうちになくても、どのご家庭にもあるボウルを使ってできる「ちらしずしケーキ」。想像していたよりも意外と簡単に作ることができるんです。
また、子供と一緒に作るのも楽しそうです。酢飯を混ぜたり、ボウルに詰めたり、簡単な作業はどんどん手伝ってもらいましょう。「自分でできた」という経験をさせてあげることができますね。
高級な食材がなくても、身近な食材を使用してパッと華やかにしあがり、ひな祭りパーティーをもっと盛り上げてくれますよ。もちろん、ひな祭り以外でもテーブルに華を添えてくれます。ぜひ、お試しください。