ご飯のアレンジがグッと広がる「スティックおにぎり」
パンに比べて、ご飯のアレンジはなかなか難しくワンパターンになってしまいますよね。朝ごはんに悩むママ、「スティックおにぎり」で朝食メニューの幅をグッと広げてみましょう。
「スティックおにぎり」のうれしいポイントは、ご飯にいろいろな具材を混ぜてラップにのせ、くるくると包むように形を整えるだけで簡単にできあがるところ。おにぎりのように握る必要がないので、手軽に作れますよ。
さらにスティック状にすることで、スムーズに食べ進めることが可能。口が小さな子供にとって断然食べやすくなります。忙しい朝、朝食が早く食べ終えられると何かと助かりますよね。
ラップでキュッと整えるだけ!スティックおにぎり5選
持ちやすく食べやすい、そして見ためも華やかなスティックおにぎり。加える具材でレパートリーも無限に広がります。そんな魅力たっぷりのスティックおにぎりを、さまざまなレシピと共にご紹介。
今回は、子供茶碗1杯分のご飯でおにぎりを二つ作っていますので、参考にしてください。
1.鮭×大葉×チーズ、旨味がギュッと詰まったおにぎり
鮭フレークを混ぜ込むだけでも十分なのですが、そこに香り豊かな大葉、コクとまろやかさアップのチーズを加えた、旨味たっぷりのおにぎりを作ります。
まず温かいご飯に鮭フレークをお好みで加えて混ぜ合わせます。次にご飯の荒熱が取れてから、きざんだ大葉2枚と角切りしたチーズ(6Pチーズ1/2個使用)を加え、均等に具材が行き渡るよう混ぜ合わせます。ご飯を潰さないように注意しましょう。
ラップに混ぜ合わせたご飯を広げて、形を整えていきます。仕上げにお好みでのりを巻いてもOK。今回は薄焼き卵やスライスチーズで作ったパーツを付け、アレンジを加えてみました。
2.食感が楽しい、ビタミンカラーの枝豆×コーンおにぎり
枝豆とコーンのビタミンカラーが元気をくれる、おいしい組み合わせのおにぎりです。
温かいご飯に加熱した枝豆とコーン、塩昆布を加えて混ぜ合わせます。ラップに混ぜ合わせたご飯を広げ、形を整えていきましょう。今回はスライスチーズを花型で抜き、さらに中心をストローでくり抜いたお花のパーツを付けてみました。
カラフルでお弁当にも映えそうですよね。見た目だけでなく、塩味と甘みのバランスが取れていて味も申し分ない上に、枝豆やコーンの食感も楽しく、最後の一口まで飽きずに食べられます。
3.コンソメご飯でピラフ気分なおにぎり
ご飯にコンソメを加えることでピラフ風の仕上がりに。具材を変えればアレンジは無限大です。
熱いご飯に、顆粒コンソメ(小さじ1/2~合わせる具材によって調整)を加えて均一に混ぜ合わせます。さらに、鮭フレークとコーンを加えます。そこに、ゆでた小松菜も刻んで混ぜ込み。味が薄い場合、塩こしょうで味を調えてください。
ラップにご飯を広げて、成型していきます。鮭フレークではなく、ウインナーやベーコンも相性がよいですよ。
のりを巻いて、スライスチーズで作ったパーツをトッピング。お好みの具材をいろいろ試してみてくださいね。
大人用にはブラックペッパーをたっぷりと
こちらのメニュー、大人用にはブラックペッパーをたっぷりかけてアクセントに。
一気に味が引き締まるのでおすすめです!
4.大葉がポイント、梅じそふりかけで爽やかおにぎり
暑くなってくると、さっぱりしたものが食べたくなりますよね。そんな日におすすめの、大葉の香りが爽やかな梅じそおにぎりです。
梅、ゆかり、カリカリ梅などお好みの梅じそふりかけ(または梅干し)と少量の塩昆布を、温かいご飯に混ぜ合わせます。きざんだ大葉1~2枚も加えて、均等に行き渡るように混ぜます。
ラップにご飯を広げて形を整えていきましょう。荒熱が取れたら一度ラップから取り出し、茎を取った大葉を1枚巻きます。ラップで包んでなじませて完成です。
筆者はチーズと大葉の組み合わせが大好きなので、スライスチーズで作った顔のパーツを付けてみました。その横には、塩ゆでしたニンジンを花型で抜いたものにスライスチーズを丸型で抜いたものを合わせました。食材との相性を考えつつ、お好みで飾りも楽しんでくださいね。
5.ウインナー入りでボリューミー!皆大好きオムライス風おにぎり
子供も大人も大好きなオムライスをスティックおにぎりにしました。中にはウインナーが入っているというサプライズ!ボリューム満点で見た目もかわいらしくできあがります。
まず、熱々ご飯にケチャップと塩こしょうを適量、加熱した枝豆とコーンを加えて混ぜ合わせ、ケチャップライスを作ります。
おにぎり1個につきウインナーを1本焼き、ラップに広げたケチャップライスの中心に置いて、ラップで包みこみます。ウインナーを芯にするように巻くことで成型も簡単です。
次に卵1個で2枚分の薄焼き卵を作ります。全卵を溶きほぐし、片栗粉大さじ1/2と牛乳大さじ1を加えてさらにかき混ぜて、熱して油を引いた卵焼き器で焼きます。
もちろんこれで十分なのですが、今回はさらにかわいくドット柄の薄焼き卵に。卵黄と卵白を分け、卵黄の方に片栗粉大さじ1/2と牛乳大さじ1を加えてよく混ぜ、卵焼き器で焼きます。焼けたらまな板の上に置き、丸い型で何ヶ所か型を抜いて、再び卵焼き器に。型抜きした箇所に卵白をスプーンで流し込んで焼いていきます。
ラップからケチャップライスを取り出し、端をカットした薄焼き卵を巻いて再びラップで包み、落ち着かせて完成です。
朝食、お弁当やパーティーメニューにも!「スティックおにぎり」が最高
好みの具材を使ってアレンジが自由自在にできるスティックおにぎり。子供の苦手な野菜も細かく切って混ぜ込み、克服にチャレンジするのもよいですね。
スティックおにぎりは朝ごはんだけでなくお弁当にもおすすめ。いろいろな種類を作ればお弁当箱がにぎやかになります。彩り豊かだと食欲もアップしますよね。見た目だけでなく、食べやすさから家族にも喜ばれそうです。
お弁当箱に入れるとき、キュッと絞ったラップがほどけないようマスキングテープやひもなどでとめておくと、見た目にもかわいく仕上がります。ワックスペーパーを使ってもキュートですよ。かわいく仕上げて、皆でワイワイ盛り上がるパーティーメニューの1つにもおすすめ。
朝食に、おでかけに、ホームパーティーに、「スティックおにぎり」が大活躍間違いなしです。