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ごはん作りがとってもラクに!アレンジもOK、今日からできて簡単「下味冷凍」のレシピ3

おいしい料理を作るには下ごしらえが重要だけれど、少しでも食事の準備にかかる時間を短くしたい、少しでも料理のバリエーションを広げたいというママは多いのではないでしょうか。特に主菜は考えるのに苦労しますよね。そんなママはぜひ下味冷凍テクニックを取り入れてみましょう。お肉を切り味付けした後冷凍するだけで、解凍&焼けばOKなおかずが完成します!今回は筆者おすすめの下味冷凍レシピを紹介します。

節約も時短もしたい!わがままをかなえてくれる「下味冷凍」

子育てや家事や仕事、それらと食事作りを両立させるのは大変。おいしいものを食べたい、できれば自分の時間も欲しい、けれどやることがたくさんあってついつい料理にかける時間が少なくなってしまう…というママは多いのではないでしょうか。

家計や将来のことを考えて節約を意識しながらだと料理の幅に制限も出てきてしまいますし、無駄なく食材が使えるようにする努力も必要でなかなか大変ですよね。

そんなママにぜひ取り入れてほしいのが、「下味冷凍」です。手軽に挑戦できて調理時間も少ない、節約も時短も実現できるテクニックです。

妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」でも、ユーザーからこんな質問が寄せられていました。

平日の料理についてお聞きしたいです。
最近、肉や魚に下味をつけてジップロックで冷凍する方法を知り興味がでてきました。
仕事をしているので平日の夕飯が便利になるかもと思ったんですが、実際に下味冷凍をされている方、調理は楽になりましたか?
ちなみに料理はあまり得意ではありません(T_T)
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

そもそも料理が苦手だったり、離乳食と大人ごはんを分けて作っていたりすると、どうしても時間がかかってしまいますよね。毎日の献立に頭を抱えながら料理を作っているママもいると思います。

筆者の子供が1歳を過ぎたころ、ママと遊びたい!抱っこして!と泣き夕食の準備もままならないことが増え、毎日ぐったりしながら夕食作りをしていたときに下味冷凍テクニックと出会いました。今では安売りの日にたくさん購入し、30分程度で6食分の準備をし冷凍しています。

下味冷凍なら、「今日は何作ろう?」を「今日はどれを食べよう?」に変えることができますよ。

下味冷凍のメリット

生肉 PIXTA

作り置きのような調理済みのおかずを保存するのではなく、火を入れる前の状態で味付けをし冷凍保存しておくのが「下味冷凍」です。作り置きのように日持ちする日数を細かく気にせず使えます。

また、一気に下ごしらえして冷凍しておけば1週間分以上のおかずを準備することもできるので、休みが少ないママやまとめ買いをするママにもおすすめです。

作り置きと組み合わせれば、主菜は下味冷凍、副菜は作り置きおかずという使い分けもできます。主菜にかける時間が減れば副菜をたくさん作ることができるので、食卓に並ぶおかずが増えますね。

下味冷凍、料理に使うときのコツは?

時計 PIXTA

下味をつけて冷凍した肉を調理したいとき、前日の夜もしくは当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移動させ、ゆっくり解凍させましょう。また、調味液が多い場合は焼く前にざるなどを使って調味液を切っておくのもよいでしょう。

焼くときは肉から油が多く出てくるので、気になるようであればキッチンペーパーで油を吸い取りながら焼いていきましょう。フッ素樹脂加工のフライパンを使うと、油が少量で済みますよ。

筆者が実際に取り入れている、下味冷凍おかずのレシピと小ワザ

唐揚げ PIXTA

チャック付きビニール袋に混ぜた調味料と肉を入れ冷凍しておけば、味がよく染みたアツアツの唐揚げも、にんにくしょうゆ味がしっかりついたおかずも簡単に作ることができます。

家計の味方である鶏むね肉も、下味冷凍で柔らかくふんわりと仕上がりおいしい照り焼きに。鶏むねとは思えない柔らかさに箸が止まらなくなってしまうかもしれません。

筆者がまとめ買いのたびに使っている大活躍テクニック!鶏むね肉を切るときにふんわりと柔らかくなる小ワザと、下味冷凍でできる筆者おすすめのレシピをご紹介します。

部位ごとに切り分けると大変身!鶏むね肉カットの小ワザ

鶏むね肉カット画像 くわっち

鶏むね肉はその名の通り鶏の胸部にあり、中心部に笹の形をしたささみの部分があります。一般的に市販されているむね肉はささみを切り出し左右に分割したもので、むね肉の中央には割れ目が入っていることがあります。

その割れ目の部分を中心に縦に切り、片側についている小さな部位をカット。鶏むね肉の繊維が走っている方向を気にしながら、繊維を断つように切り分けましょう。

ピカタにはそぎ切り、唐揚げは大きめにカット、子供が食べるものは小さめの一口大に…など、工夫しながら切り分けることができます。

  1. 中央の割れ目の部分を半分にカットする
  2. 片方についている小さな部位(画像▲の部分)を切り取る
  3. 繊維を断つようにお好みの形に切り分ける
出典元:

無限に食べられる!にんにく強めなガツンと鶏むね唐揚げ

からあげ下味冷凍 くわっち

しょうゆとにんにくの風味がガツンと利いた、食べごたえのある唐揚げです。先ほどご紹介した鶏むね肉の切り分け方を行っています。画像では鶏むね肉2枚分を一気に仕込んで冷凍させているので多く見えますが、大人2人でぺろっと食べてなくなってしまいました。

レシピには鶏むね肉1枚分の分量を掲載しているので、枚数に合わせて随時増やしてください。もちろん、同じ調味液で鶏もも肉で作ってもジューシーな唐揚げができますよ。

揚げる際はしっかりと調味液をざるなどで切ったあと、片栗粉をまぶして揚げてくださいね。カリッとおいしい唐揚げが簡単にできます。

  • 鶏むね肉:1枚
  • 酒:大さじ1
  • しょうゆ:大さじ1
  • すりおろしショウガ:大さじ1/2
  • すりおろしニンニク:大さじ1/2
  • 塩:小さじ1/2
  • 胡椒:適量
  1. チャック付きビニール袋などに全ての調味料を入れ、少しもんでなじませておく。
  2. 鶏むね肉をカットし、袋の中に入れよくもむ。
  3. 袋から空気を抜き平らにならしたあと、冷凍庫で凍らせる。

豚にも鶏にも使える!大人も子供も満足な3種のレシピ

豚こま下味冷凍3種 くわっち

こちらは「みそ漬け」「にんにくしょうゆ漬け」「ケチャップ漬け」の3種です。900gの豚こまを買ってくれば3種類を一気に仕込むことができ、子供から大人まで大満足の主菜がフライパンひとつで簡単に作ることができます。

玉ねぎや長ねぎなども一緒に炒めると野菜もプラス。豚こま肉だけでなく、カットした鶏むねや鶏もも1枚分でもOK。同じ要領で下味冷凍ができるので、晩ごはんのバリエーションが広がりますよ!

1.みそがふんわり香る、豚こまのみそ漬け

豚肉 味噌 amana images

みそがじんわり染み込んだみそ漬けは、和食の定番おかず。みそのコクにみりんの甘さが広がります。

旬の野菜を取り入れたすまし汁やあえもの、さっぱりとした酢の物などと一緒に和の食卓を楽しみたいですね。

  • 豚こま:300g
  • 合わせみそ:大さじ1
  • 酒:小さじ1
  • みりん:小さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  1. みそ・酒・みりん・砂糖をそれぞれ計量してチャック付きビニール袋に入れ、よくもんでみそを溶かしておく。
  2. 肉を入れよくもんでなじませたら、空気を抜きながら袋のチャックを閉じ、冷凍する。

2.スタミナたっぷり!豚こまのニンニクしょうゆ漬け

にんにく amana images

ガツンとニンニクが利いたニンニクしょうゆ漬け。パパもママもはらぺこキッズも大満足になる、リピート必至のクセになる味です。

タマネギやニンニクの芽、キャベツとともに炒めてもおいしいですよ。

  • 豚こま:300g
  • 砂糖:小さじ2
  • 塩:ひとつまみ
  • しょうゆ:大さじ1と1/2
  • 酒:大さじ1
  • すりおろしニンニク:チューブで3cm程度~お好みで
  1. 肉以外の調味料を全てチャック付き袋に入れ、軽くもんで砂糖やにんにくを溶かしておく。
  2. 肉を入れよくもんでなじませたら、空気を抜いて袋のチャックを閉じ、冷凍する。

3.子供が大喜び、豚こまのケチャップ漬け

ケチャップ PIXTA

子供が大好きなケチャップ味でも、下味冷凍テクニックを使うことができます。

味がしっかり染み込みパクパク食べ進めることができるので、忙しい仕事終わりなどにもぱぱっと作ることができるママのお助けメニューになるでしょう。

  • 豚こま:300g
  • ケチャップ:大さじ4
  • 塩こしょう:適量
  1. ケチャップをチャック付きビニール袋に入れ、塩こしょうをふったら軽くもんでおく。
  2. 肉を入れよくもんでなじませたら、空気を抜いてビニール袋のチャックを閉じ、冷凍する。

ママの料理タイムをもっと楽に、もっと手軽に

鶏むね冷凍下味 くわっち

一気に買って、ごっそり冷凍。使うときは冷蔵庫に取り出しゆっくり解凍して焼くだけ。メインのおかずが簡単に準備できるようになれば、その分の時間を子供とのスキンシップや副菜の調理に回すことができます。

特別な道具もテクニックもいらないので、チャック付きビニール袋と調味料各種があれば明日から始めることができます。

毎日いろいろなことがあるからこそ、少しでも台所に立つ時間を減らしていきませんか?下味冷凍で手軽においしい料理を楽しみましょう!

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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