これから始まる、お弁当作り生活
寒い冬が終わり、春になると入園・入学シーズンが到来。新たなスタートが待っているご家庭も多いのではないでしょうか?
幼稚園や保育園への入園が待っているご家庭では、お弁当作りがスタートするところもあるはず。どんなお弁当を作ればよいのだろう…と、不安があるかもしれませんね。筆者もその一人でした。
筆者には、幼稚園に通っている子供がいます。現在は年長組で、ほぼ毎日お弁当を作っています。幼稚園へ行く前にも無認可の保育園に通っていた時期があり、そのときも毎日お弁当でした。それより前に主人に作るお弁当で、子供のお弁当作りの練習にと急に思い立ち、少しデコレーションをしたお弁当を作っていたので、お弁当作りは5年以上になるでしょうか。
新たな生活が始まるとなると、大人でも緊張しますよね。子供ならもっと緊張してしまうかもしれません。ママと離れて食事をするのが初めてという子も。子供の不安な気持ちを少しでも、ママの作るお弁当で取り除いてあげたいもの。
「キャラ弁」「デコ弁」とまではいかなくても、お弁当のおかずにちょっとした工夫を加えて、いつものお弁当を変身させてみませんか?
子供のお弁当に!簡単にできるおかずのデコテク5選
子供にとっても親にとってもドキドキなお弁当の時間。
少し工夫をするだけで、いつものおかずも思わずにっこり笑顔になれるようなおかずに早変わり。明日からでも試せる簡単なおかずのデコレーションをご紹介します。
お弁当の時間が楽しみになってくれたらうれしいですよね。
1.面白い!レゴブロックみたいな一口おかず
材料
- ニンジン(加熱済み):適量
- チーズ:1個
- 赤ウィンナー:1本
作り方
- 赤ウィンナーを縦半分にカットし、さらに半分に切って端を切り落とし正方形に。
- 1にストローを刺して、最後まで抜かずに突起が出るよう持ち上げる。この突起を4つ作り、ゆでる。
- 赤ウィンナーの大きさに合わせて、ニンジン・チーズをカットする。2と同様にストローを刺して突起を作り完成。
コロコロとかわいらしいレゴブロックのようなおかずが簡単に作れます。色味が少ないな…と感じた時におすすめ。お弁当に彩りをプラスでき、ワンポイントになりますよ。
このとき、ニンジンは前日の煮物の残りなどから作るのもよいですね。他にも、ブロッコリーの茎や魚肉ソーセージなどでも作ることができるため、お弁当をよりカラフルにしてくれます。
2.キュートなテントウムシくんのおにぎり
材料
- ご飯:おにぎり2個分
- ケチャップ:適量
- ノリ:3枚
- スライスチーズ:1/4枚
- マヨネーズ:適量
作り方
- ご飯にケチャップを混ぜ、ケチャップライスを作る。
- 丸いおにぎりを2つ作り、ノリを1枚ずつおにぎりの半分を覆うように巻く。ラップをしてなじませておく。
- 残りのノリで、てんとうむしの模様を7枚ずつ丸くキッチンばさみで切り抜き、羽の境い目となる部分に細長いパーツを1枚ずつ、目を2枚ずつ、それぞれ作っておく。
- スライスチーズを大きめのストローなどで丸く2枚ずつ抜いておく。3で作った目のパーツを付ける。
- 2にマヨネーズを使ってパーツを接着し、完成。
かわいらしいテントウムシの形のおにぎり。丸型のおにぎりさえ作ることができれば、あとはとても簡単に作ることができますよ。
ノリのパーツを作るのが一見難易度が高そうに見えますが、形自体が簡単なため、多少曲がっても大丈夫。あたたかい気持ちになれるおにぎり、ぜひ作ってみてくださいね。
3.お弁当のちょっとした隙間に困ったら…型抜きチーズ
材料
- スライスチーズ:1/4枚
- 魚肉ソーセージ:スライス2枚
作り方
- スライスチーズを好きな形で型抜く。さらに小さめの型(今回は100均などにあるアルファベットの型)を使って好きな型で抜く。
- 魚肉ソーセージを同じ小さめの型で抜いて、1にはめ込む。
お弁当を作っていて気になるのが、ちょっとした隙間。お弁当のおかずが動かない程度の隙間でも、できれば埋めたいですよね。
そんなときにおすすめなのが、ひと工夫くわえた型抜きチーズ。お好みの型や具材を使えば、アレンジは自由自在です。
今回はアルファベットの型を使って、子供のイニシャルを作ってみました。また、具材をはめ込まずにチーズだけでも目を惹くワンポイントになります。とても簡単なのでぜひお試しください。
4.ポケモン好きキッズ大喜びのモンスターボールおにぎり
材料
- ご飯:おにぎり1個分
- ケチャップ:適量
- ノリ:1枚
- スライスチーズ:1/4枚
- マヨネーズ:適量
作り方
- ご飯の半量にケチャップを混ぜ、ケチャップライスを作り、
- 残りのご飯も半円になるように握り、1と合体させる。
- ノリを細長い部分を1枚、丸を1枚、キッチンバサミでカットしてパーツを作る。
- スライスチーズを使い、3で作った丸よりひと回り小さな丸のパーツを1枚、さらにもう一回り小さなパーツを1枚ストローなどを使って作る。
- 3と4のパーツををマヨネーズを使って接着させ、つなげたパーツを2の境い目にマヨネーズを使って付けて完成。
子供に大人気のポケットモンスター。男の子にも女の子にも喜ばれそうなモンスターボールのおにぎりです。
モンスターボール以外にも、ノリ・薄焼き卵・チーズを使ってハイパーボール、カニカマ・チーズを使ってプレミアボール…などちょっとした工夫で簡単にいろいろなボールへアレンジができます。
こちらも、パーツ自体はシンプルな形になので意外と簡単に作れてしまいますよ。
5.ワンポイントに!魚肉ソーセージでストロベリードーナツ
材料
- 魚肉ソーセージ:スライス1枚
- スライスチーズ:1/4枚
- マヨネーズ:適量
- ケチャップ:適量
作り方
- 魚肉ソーセージの中央にストローで穴をあける。
- つまようじを使ってスライスチーズをドーナツのコーティングに見えるよう切り抜く。
- 1に2をマヨネーズを使って接着し、つまようじを使いケチャップでトッピングに見えるように模様を付けて完成。
お弁当を作っていて何か物足りない…と思ったときにおすすめな、簡単なワンポイントのおかず。
魚肉ソーセージを使って、かわいらしいピンク色のストロベリードーナツ風なおかずに。お弁当をパッと明るくしあげます。
ちょっとしたひと工夫で、目指すは「ニコッと笑顔になれるお弁当」
新しい生活が始まると、どうしても付いてくるのが不安な気持ち。そんな気持ちを少しでも和らげるために、ママが作ったお弁当は大きな役割を担っているように筆者は感じます。
頑張りすぎるとママの負担が大きくなってしまうので、「ちょっとした工夫」というところもポイント。ママがお弁当作りをあまりにも重荷に感じてしまったら、子供がニコニコ笑顔になれるお弁当は作れませんよね。
あれしなきゃ、これしなきゃ…と無理に力を入れず、肩の力を抜いてから、子育てをしていくうえで誰もが通るであろう「お弁当作り」のスタートを切りましょう。
目指すは、毎日開けるのが楽しみで、ニコッと笑顔がこぼれるお弁当。「ちょっとした工夫」をぜひ取り入れてみてくださいね。