初めての子どものお弁当づくりでは、気になるポイントはいろいろ
幼稚園に通うときに持って行く毎日のお弁当、どのように作っていますか?
あきないで全部食べてくれるようにおかずを工夫したり、キャラ弁にしたりと、ママの奮闘は続きます。できれば好き嫌いも克服させてあげたい…。
せっかく頑張って作っても残して帰ってくる日もあり、毎日全力で作るのは大変ですよね。
ママリにも、お弁当作りについてこのような声が寄せられました。
うちの場合、内側がアルミのやつを使っていますよ。
時期的に作り置きは使わず、当日朝に作ります。水気の多いものや生野菜は入れないようにして、例えば玉子焼き、メインの唐揚げとか、野菜を炒めたもの、野菜の煮物を準備します😆
この時期煮物は…と言われますが、朝作ってしっかり冷まし汁気が出ないようにして入れると大丈夫なようです。
詰めるときのカップも、おかずが傷みにくいと書いている可愛いやつにしていますよ😊
あとは作るときも詰めるときも素手で触らないように、食品用のゴム手袋を着けてナマモノを触ったら捨て、果物を切るときは新しいもの…とかしています。
果物はお子さんが好きなもので良いと思いますが、時期的に梨とか巨峰とかですかね🤔✨喉に詰まらないよう、小さめに切ると良いです。
冬場は保温機でお弁当を温めるため、アルミ指定でした。
このママリで、キャラ柄はハゲると聞き、ハゲて汚くなるのは嫌だったので。
あと、息子には特に好きなキャラはいないのもあり。
大きさに不安があったので、先日購入して、試しに支援センターへお弁当持参したところ、息子には300mlで十分でした。
ご参考までに。
ただでさえ忙しい朝。できるだけ手間をかけずに、栄養満点のおいしいお弁当を作ってあげたいものです。
食べきれる量や食べやすいメニュー選びなど、子ども用のお弁当は大人向けのものとは押さえておきたいポイントがちがいます。
今回は、幼稚園のお弁当で気を付けたいポイントや、忙しい朝でも作りやすい先輩ママたちおすすめのメニューなどを紹介します。
この春から幼稚園デビューでお弁当作りに悩んでいるママは、ぜひ参考にしてくださいね。
幼稚園のお弁当でまず気をつけたいポイントを整理
小さな子どもに持たせるお弁当は、大人用に作るものとは気にしなければいけないポイントが異なります。幼稚園によっては、お弁当箱の素材や入れるおかずが指定されることも。
幼稚園に通うようになると、子どもは親と離れた慣れない環境でお弁当を食べます。初めてのことがたくさんある時期だからこそ安心して食べられるように、作るときに意識しておきたいポイント紹介します。
お弁当に慣れるまで、量は少し少なめに
初めてのお弁当作りは、弁当箱選びから始まります。サイズ選びの目安はあるのでしょうか。
お昼ご飯ですから、一日に必要なカロリーと栄養の三分の一を摂取するのが目的です。3歳から5歳児の一日の摂取カロリーは、1,250から1,300キロカロリーなので、お弁当では400キロカロリーほどを食べるということになります。
「お弁当箱の容量(ml)=お弁当のエネルギー量(kcal)」を目安として選ぶとわかりやすいかもしれません。もちろん、おかずの種類や詰め方によってカロリー数や栄養価は異なります。子どもによって食べきれる量にも違いがあるでしょう。
はじめのうちは食べるだけで精いっぱい。時間も限られています。自分一人ではなかなかうまく食べられず残してしまうことも考えられます。
「全部食べた」という達成感が味わえるよう、まずは目安にしている量よりやや小さめサイズのお弁当箱を選んでもよいでしょう。慣れてきて「もっと食べたい」と言ってくれたらママもうれしいですよね。
おにぎりやサンドイッチなど、食べやすさを意識する
子どもの小さな口でも食べやすいように小さめにカットするよう心がけましょう。つかみにくいおかずや野菜は凹凸のある形にカットすることで、おはしを上手に使う練習にもなります。
おかずの肉類は、かみ切りやすいように繊維をカット。ハンバーグやから揚げも一口サイズで作るか、大きいものは半分にカットして入れます。
ふりかけを混ぜ込こんだご飯は崩れやすいため、おにぎりにしてまとめておくなどの工夫も大切です。
たまには気分を変えてサンドウィッチのお弁当もおすすめ。ラップを使ってパンをロール状に巻き、短くカットして詰めると、彩りが良く食べやすいランチになりますよ。
味つけが重ならないように意識すると、最後まであきずに食べられるかもしれませんね。
食品が傷みにくい調理法を選ぼう
食べるまで時間があるお弁当、食中毒を防ぐため安全にも注意が必要です。
お弁当に水分は大敵。プチトマトやイチゴなどを入れるときは水分をしっかりとふき取り、忘れずにヘタを取ります。
作り置きのおかずもしっかりと再加熱しますが、お弁当箱に詰める前にきちんと冷めているか確認しましょう。ご飯も忘れずに冷まし、どちらも同じくらいの温度になってから詰めます。
涼しい時期は生野菜を仕切りとして使うこともあるかもしれませんが、他のおかずの熱で水気が出てしまわないように注意しましょう。
夏場は特に、中まで火がしっかり通っているおかずを選びます。カップなどに入れて詰めるのも良いですね。
- 愛知県共済「子どもが喜ぶお弁当レシピ」(https://www.aichi-kyosai.or.jp/service/culture/internet/cook/cooking/cooking_9/post_226.html,2021年2月4日最終閲覧)
- 日本educe食育研究所「幼児のお弁当作りの基本」(https://www.educe-shokuiku.jp/news/speciality/youji-obento/,2021年2月4日最終閲覧)
- 農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html,2021年2月19日最終閲覧)
忙しい朝でも大丈夫!おすすめ簡単おかず3選
小さなお弁当箱だからといって、おかずが一品だけで済むわけではありません。あきずに楽しく食べられるように、毎日のメニューを考えて作りましょう。
でも、忙しい朝に調理に手間のかかるものはちょっと無理。とても毎日は続けられそうにありませんよね。
先輩ママたちも、毎日のお弁当作りには苦労しているようです。作っているうちに子どものお気に入りが見つかったり、慣れてきて全部食べられるようになったり、作りやすくなっていくものです。
ママリに寄せられたママたちの声を参考に、簡単調理のおかずや使いやすい冷凍食品、かわいい盛り付けのポイントなどをまとめました。
メインは、ハンバーグやミートボール
メインとしてよく登場したのが、ハンバーグやミートボール、から揚げなどの肉系おかず。
ウインナーやシュウマイなど、調理時間が短く、忙しい朝でも簡単に加熱調理できるものも便利なようです。タコさんウインナーにしたり、ピックに刺して顔をつけたりと、盛りつけのアレンジが簡単にできるので使い勝手が良いですよね。
小さめ一口サイズにしても調理師やすいことや、前日の晩ご飯から取り分けておけるおかずも大助かり。かわいいデコレーションやパンにはさんでサンドウィッチにするなどのアレンジを加えればあきずに食べてくれそうです。
ナゲットやポテトは、冷凍食品で
あとは、唐揚げ、ハンバーグ、ウインナー、枝豆、型抜きした人参、たまにフルーツを入れてます😊
うちの園は、ピック、ゼリー類が禁止なので使わずに作ってます😊
毎朝全部のおかずを手作りするのは大変。冷凍食品やレトルトも上手に使って、調理時間を短くしましょう。
特に、チキンナゲットやポテトは冷凍食品が便利。メインのおかずを手作りできなかったときにも冷凍食品があれば大助かりです。
副菜も、一回分の量がカップに入っているので、忙しい朝もポンと入れるだけ。冷凍のまま入れられるので、夏は保冷剤代わりに使っている方もいるのではないでしょうか。
全部を手作りできない日は冷凍食品の力も借りて上手にやりくりしましょう。
アスパラや枝豆ピックで野菜を追加
ピック使ってます。
お弁当の蓋は両サイドロック開きです。
小さいおにぎり2個と卵焼き、枝豆大好きなので豆だけをピックに3つ刺して、唐揚げ又はミートボール、タコさんウィンナーなど入れたりする予定です。
栄養のバランスも気になるところ。あまり手間をかけずに、野菜もしっかり摂ってほしいですよね。
お弁当ならではのアレンジや演出で、普段は苦手なはずの野菜も食べられるようになることがあります。型抜きして甘く味つけした人参や、いつもより小さめサイズでやわらかく茹でたブロッコリーなど、お弁当用に作ることで子どもが食べやすく感じる野菜もあるんです。
彩りとして追加したいグリーンは、ピックに刺した枝豆やアスパラベーコンが定番なようです。見た目も食感も子どもが喜びそう。
お弁当のきっかけに苦手を克服してくれたらうれしいですね。
お弁当づくりがはかどるおすすめグッズ3選
前の日から作り置きしているおかずもありますが、仕上げと盛りつけは朝にしなければなりません。かわいく盛りつけてあげたいけど、手間をかけて細かい作業もできそうにない…そんなときに欠かせないのが、便利グッズの数々。
ちょっとした工夫で、いつものお弁当を子どもが喜んで食べてくれるお弁当に変身させることができます。
毎日使えるお弁当の便利グッズを紹介します。お弁当作りがマンネリ化してきたら投入してみては。
センターエッグトリプルパン仕切り付き
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どうしても朝に火を通したいおかずをまとめて作れるフライパン。
真ん中で作れる卵焼きは狭い幅で長く巻くため、手間をかけずにお弁当にちょうど良い太さに焼くことができます。しかも、卵一個分のサイズ。
両サイドは、ソーセージを炒めたり、ほかのおかずを温めたりするのに重宝します。高さのある仕切りのおかげで汁が混じらずに調理が可能。
もちろん、朝ごはんの準備にも活躍します。洗い物を減らすこともできるので、忙しい朝には大助かり。IH・ガス対応です。
カット焼のり 絶滅危惧どうぶつ 6種類 30枚入
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おにぎりはお弁当の定番。毎日、ふりかけを混ぜたり海苔で包んだりと、味や色どりを工夫しているのではないでしょうか。
筆者の息子も、小さなボール型のおにぎりにチーズなどで目をつけた「まっくろくろすけ」のおにぎりが大好きでした。でも、毎日同じではさすがにあきてしまいますよね。
そういうときにおすすめなのが、カットされたお弁当用の海苔。ご飯に乗せるだけで完成する手軽さがうれしいですね。卵焼きなどのおかずにのせても使えます。
ハサミや抜型では作れないような細かいところまで再現されていて、見ているだけで楽しくなります。ほかにも恐竜や乗り物など種類も豊富。男の子にも女の子にも喜んでもらえそうです。
おにぎりを作る時間がなくなった朝にもすぐ使えるので、お助けアイテムとして常備しておいてもいいですね。
はっぱのピック2
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プチトマトやミートボールに刺すだけでかわいさが一気にアップするピックは、何種類かそろえておきたいですよね。
子どものお気に入りのキャラクターや動物のデザインなど定番は持っているかもしれません。ピックは、かわいいだけでなく彩りをプラスできるのもうれしいポイント。
先が切り返しているので刺した具材が滑り落ちにくく、トマトなどの野菜に使うのにちょうどよい長さ。葉っぱのデザインも豊富です。
ほかにも刺すだけで顔に見える目玉のデザインや帽子をかぶったようになるデザインなど、バリエーションがたくさんあり、選ぶのも楽しくなります。
かわいい形の抜型と合わせて使うと、苦手な野菜も食べてくれるかも。お弁当のかわいい演出に迷ったら、ピックで盛り上げましょう。
ただし、ピックは先がとがっているため、普段から使い慣れていないと危ないかもしれません。楽しいお弁当の時間にけがしないよう、うまく使えるかどうかは確認しておく必要がありますね。
ポイントをおさえて、おいしいお弁当を作ろう
毎朝のお弁当作りは大変ですが、空っぽのお弁当箱を出すわが子のうれしそうな顔を見ると、「明日も頑張ろうかな」という気持ちになります。
作るうちに自分なりの定番やお気に入りの盛り付けが見つかり、調理時間は短くなるでしょう。便利アイテムや冷凍食品などもうまく取り入れて、工夫しながらおいしく食べられるお弁当を作ってあげましょう。
筆者の息子はすっかり大きくなり、今ではあの小さなかわいいサイズのお弁当箱が懐かしく思えます。
ママの苦労はいろいろありますが、上手か苦手かに関係なく、子どもにとって大好きなママが作ってくれるお弁当を食べるのは幸せな時間のはず。愛情をこめて作ってあげたいですね。