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監修:保田典子

性器をさわる…幼児自慰の原因と見守り方を小児科医が解説

子どもが性器をさわったり、股間をものにこすり付けて顔を真っ赤にしている…小児自慰はそんな症状です。ママやパパは見つけるとびっくりされますが、実は珍しいことではありません。その対処法をお伝えします。

PIXTA

子どもの幼児自慰が心配

子供の自慰行為について...2歳になったばかりの娘がしてると思います。お股に人形を挟んで床にすりすりしてます。汗びっしょりになってもやめません...どうすればいいのでしょう...
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ママリに寄せられた、子どもの幼児自慰が心配だという声です。自慰行為は子どもがするイメージが少なく、見て驚いてしまう親が多いかもしれません。何が原因で、どんな対処をすればいいか悩みますよね。

幼児自慰は、実はよくある行為

幼児 座布団 amana images

急に子どもの様子に変化があると心配ですね。幼児自慰とは性器を触ったり、股間をものでこすったりするなどの行動のことをいいます。

ベビーカーのベルトが当たった時に気持ちいい、と気が付いてはじまった…など、子どもにとっては性的な意味はなく自然に始まる行為です。対処法に悩んだら、以下のポイントを知っておいてください。

まずは親が「自慰は悪いことではない」と受け入れること

小さい子どもがマスターベーションをしているとびっくりしますが、よく考えると大人もやっている行為です。
そして、マスターベーションとは個人的な行為で、子どもが子ども自身の体を触ることは何も悪いことではありません。

その前提を親が理解せずに対処しようとしても、親のストレスもふくれ上がりますし、ゆくゆくは親子関係がうまくいかなくなることもあります。

大事なのは、自慰をやめさせることではなく、自分の体を大切にすることを分かってもらうこと。自慰をすることは悪いことではないが、やっていい場所といけない場所があることを分かってもらうことです。

自慰について子どもに伝えるべきポイント

自慰は、0歳から幼稚園、長いと小学生まで続く幅広い年齢ですることがあります。0歳の子どもに「しちゃだめだよ」と言っても分からないでしょう。怒ったりすることなく、自慰をしなくなるような別の事に気をそらせましょう。

2歳くらいの子どもからはやっていいこと、悪いことがわかるようになってきます。物事がある程度わかるようになってきた子どもに対しては「やってはいけないことではないけど、人前でするのは周りの人が嫌な気持ちになることがあるから、やめよう」「パパやママも見たくはないな」ということを伝えましょう。あくまで怒鳴るなど厳しく言わない方が良いでしょう。人前でしなければ、別に子どもが自身の性器を触ることは悪いことではないからです。

繰り返ししているのを見るようなら、1人で落ち着ける場所を作ってあげましょう。「やっても悪いことではないけど、人前でしないでね」と伝えましょう。

プライベートゾーンの話をする機会に

水着 子ども PIXTA

自慰について本人に話すときは「プライベートゾーン」のことも伝えましょう。プライベートゾーンは、男女の性器(パンツの部分)と女の子の胸の部分です。

プライベートゾーンは大事な場所で、他の人に触らせたり、見せたりしてはいけない場所であることを伝えます。触られたら嫌であることもはっきり伝えるように教えましょう。もし、触られたり、見せてほしいと言われたりしたら、すぐ親や信頼できる人に伝えるように教えます。

あわてずに、性教育の良い機会にしましょう

男の子 親子 会話 PIXTA

急に幼児自慰が始まったら驚きますが、落ち着いて対応しましょう。親が落ち着いて対応した方が、今後良い結果につながります。心配な時は、小児科など信頼できる場所で相談しましょう。

記事の監修

小児科専門医、「こどもの心」相談医、医学博士

保田典子

筑波大学医学専門学群卒業後、国立国際医療研究センター、大阪市立総合医療センター、東京衛生アドベンチスト病院を経て2021年高円寺こどもクリニック開設。子育て相談、起立性調節障害のサポートに力を入れている。3児の母。

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