©学研プラス
性に関してごまかしはNG
性に関する話題はデリケートなテーマでもあり、親子間でもなかなか話しにくいこともあります。
とはいえ、わが子を性犯罪の被害者や加害者にさせないためには、性に関して正しい知識を与えることも重要です。
大人になってパートナーと良好な関係を築くための第一歩は10歳までの性教育から始まりますので、子どもから質問されたらどう答えるか事前に準備しておくと安心です
今回は書籍『 初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』を元に、家庭での性教育のポイントを3つ紹介します。
「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれたら
©学研プラス
「赤ちゃんはどこからくるの?」は、自分がどうやって生まれてきたのかという素朴な疑問や、妹や弟ができたタイミングなど、子どもが小さい内から質問されることもありますよね。
いろいろな言い回しがありますが、「パパとママが仲良くしたから」という言い方も自然で素敵。ただ、漠然としすぎているので、具体的に「男の人の精子と女の人の卵子が出会って赤ちゃんになるよ」と説明するのもよいですね。
大切なのは事実を正しく伝えることなので、「コウノトリが運んでくる」などのようにごまかすのは避けましょう。
テレビで突然ベッドシーンが流れたら
©学研プラス
家族でテレビを見ていて、突然ベッドシーンが流れるとなんとも言えない気まずい空気が流れてしまいますよね。
つい、子どもに見せないようにチャンネルを変えたり、「見ちゃダメ」と子どもの目をふさいだりしてしまいたくなりますが、別に悪いことをしているわけではありません。
「どうして見ちゃダメなの?」と聞かれたら、どう答えればいいのか、また迷ってしまいます。
それよりも、大人になって好きな人ができて赤ちゃんがほしいと思ったらセックスするということは自然なことだと子どもにも理解させられるよう準備しておきましょう。
「じゃあ、パパとママもセックスしたの?」と聞かれたら
©学研プラス
性について正しく伝えようと思うと、どうしても親もそういうことをしているという事実について言及することになります。
恥ずかしさもあり、ごまかしたり「子どもはそんなこと知らなくていい」と否定したりしてしまいがちですが、赤ちゃんを作るために性行為が必要ということを説明してあれば、ごまかす必要もありませんよね。
「パパとママもセックスしたの?」と聞かれたら、堂々と肯定しましょう。
初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと
性について正しい知識を持っていないと、何かトラブルが起こったときに正しく対処することもできません。
子どもに対してどう伝えたら良いか迷ったときには、今回紹介した書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』を参考にしてみてください。
本書は、581人のパパとママの悩みに答えて、10歳までに教えたい防犯・SEX・避妊のことについての情報が満載。
ぜひ、ご家庭での性教育の一助としてください。