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性犯罪「裸の写真を送って」を拒否できる子どもに育てるには

親から子どもに教えてあげたいことにもいろいろあります。その中でも、人に見えてはいけないプライベートゾーンについて、子どもにはどのように伝えればいいのでしょうか。まだ教えるのは早いとごまかしてしまうこともあるかもしれませんが、子どもが幼いころから丁寧に性教育をしていくとで、将来的に性犯罪を防ぐことにもつながります。今回は、子どもを性犯罪から守るためにしておくべき性教育について紹介します。

©学研プラス

人に見えちゃいけない場所をどう教える?

子どもに性について教えようと思ったら、まずは何から始めれば良いのか迷ってしまいますね。

そんなときは、人に見えちゃいけない場所として「プライベートゾーン」を認識させることから始めてみましょう。

まずはプライベートゾーンを教えよう

まず性教育で伝えてほしいのは、大切に扱うべき「プライベートゾーン」のこと。プライベートゾーンは、口と、水着で隠れる場所のことを指します。

プライベートゾーンは大切な場所だから、知らない人に求められても見せたり触らせたりしないように教えてあげてください。

幼いころから「お尻やおっぱいやおちんちんはとっても大切な場所だから、人前で出さないようにしようね」としっかり伝えることが大切です。

ていねいに伝えておけば、突然知らない人らから「裸を見せて」と言われても「えー、そこは見せちゃダメなんだよ」「プライベートソーンだから触らせてはいけないんだよ」と子どもが自然と自分を守る姿勢を取れるようになります。

自分を守るだけでなく、相手に対しても嫌な思いをさせるような発言は控えるといった意識にもつながるでしょう。性についての正しい知識を育ててあげていくことが大切です。

親子の間でも、守るべき境界線がある

プライベートゾーンをさらさない相手として、外で出会う見知らぬ大人やネットを介してやりとりする人が想定されます。

しかし、よく知らない相手だけではなく、家族や友達に対してもプライベートゾーンを守るべきだということを教えてあげましょう。

お風呂やトイレも、子どもが自分でできるようになったら1人で入らせるようにして、親であってもプライベートゾーンを見たり触ったりするときは許可を取るようにしましょう。

そうするうちに、プライベートゾーンは自分だけの大切な場所だということを深く認識するようになります。

プライベートゾーンの話は人前でしない

自分のプライベートゾーンを守ることも大切ですが、自分以外も大切にしなければなりません。

ほかの人のプライベートゾーンを見たり触ったりすることはもちろん、人前でプライベートゾーンの話をしたり見せたりすることもいけないことだと教えてあげてください。

他人に性的な部分を見せることは、相手が不快になる可能性があり、痴漢や露出と同じような意味合いが生まれてしまいます。

友達同士でもプライベートゾーンを大切にするようになれば、道端で遭遇した見知らぬ大人に求められた場合でも、自分で拒否して守れるようになります。

パパとママに知っておいてほしい
「性教育」

初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと

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初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと

今回紹介した内容は、書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』の一部分。

10歳までに教えたい防犯・SEX・避妊のことについてのさまざまな情報が書かれているので、子どもに性のことをどう教えれば良いか迷ったときの指針となるでしょう。

具体的な教え方や実例などが豊富にありますので、これから家庭で性教育を始めようと思ったら、ぜひ本書をご一読ください。

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