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マスターベーションは悪いこと?
子どもが成長するにつれて性に関心を持つのは自然なこと。ただ、性的なことに興味が出始める前の1歳から5歳くらいの子でも、自分の性器に触る行動がみられます。
性器を触るようなマスターベーションは、なんとなく悪いことのように感じて、子どもの行動を止めたくなってしまうかもしれません。
しかし、特に男の子の場合は性欲を解消するために必要なことであり、悪いことではないので止める必要はありません。
ただ、人前でしない、清潔な手でやさしく扱うなどのマナーは教えてあげたほうがいいので、目撃した際には子どもにきちんと説明してあげましょう。
幼児期の性器触りは止めなくてOK
幼児期の1歳から5歳くらいには、自分の性器を触る「性器触り」が見られることもありますが、性的な快感を求めているわけでなく、なんとなく安心できるなどの理由からくる行動です。
いわゆる「プライベートゾーン」なので、人前でしないように注意する必要はありますが、性器に触ること自体は悪いことではなく、自分の体に関心を持つという大切な意味のあること。
無理に止めようとせず、清潔かどうかや炎症を起こしていないかどうかなどをチェックし、きれいな手でやさしく扱うことを教えてあげてください。
マスターベーションは止めなくてOK
子どもが自分で性器を触ることは、思春期のマスタベーションへとつながります。
マスタベーションも決して悪いことではなく、性欲を自分で健全に解消することで、性犯罪の防止にもつながりますので、親が止める必要はありません。
自分で性欲をコントロールできるようになれば、将来的にパートナーを大切に扱えるようになり、精神的に大人になることでもあり、マスターベーションに悪いイメージを持たずに成長を見守ってあげましょう。
大切なのはマナーと安全
思春期になると性的な意味で性器に触るようになり、マスターベーションも覚えるようになります。
マスターベーションにはメリットしかないので、子どもが触っているところを目撃しても止める必要はありませんが、マナーと安全については十分注意するように教えてあげましょう。
人に見られない場所において自分だけで行うこと、清潔を保ちながら手で優しく行うこと。机に性器を押し付けるなど刺激が強いやり方は避けるように伝えてください、
子どもには、幼いころからプライベートゾーンについての認識を持たせることが大切です。
初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと
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性については学校で教わらないこともあるため、子どもには親が適切な知識を与えてあげたいもの。思春期になってから急に性の話をするのは気恥ずかしさもあるかと思いますので、本書を参考にして、幼児期から教えてあげたい性教育について子どもと一緒に学んでみてください。