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その日は突然、必ずやってくる
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子どもから聞かれて困る質問と言えば、やはり「赤ちゃんはどうやってできるの?」ではないでしょうか。
親としては、突然そんなことを聞かれてびっくりするかもしれませんが、少しずつ知識を増やしてきた子どもが疑問を持つのはごく自然なこと。
特に妹や弟ができると、どうして赤ちゃんができるのか、自分がどうやって生まれてきたのか不思議に思い始めるでしょう。
そんなとき、どうやって答えれば良いのか、書籍『 初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』から3つのポイントを紹介します。
「よい質問だね!」と肯定しよう
性について子どもから質問されると、恥ずかしくてなんとなくごまかしたり、「子どもにはまだ早い」などのように質問自体を拒否したりしてはいませんでしょうか。
うまく答えられなかったとしても、子どもの純粋な好奇心や知りたいという気持ちを妨げず、「良い質問だね」「成長したね」と、肯定して子どもの成長を喜んでほめてあげましょう。
事実を伝えよう
小学校や中学校でも、性についての授業を行うこともありますが、一般的には公の場では性行為について語りにくいかもしれません。
子どもに説明する際にも、「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」などのファンタジーな答え方が有名ですが、性教育としては事実を正しく伝えることが何よりも重要。
性行為に関しては、どうしても「いやらしい」というイメージが払拭しきれませんが、それも正しい知識がないことも原因の一つと言えるでしょう。
「性教育は生物の授業」という認識で、恥ずかしさや悪いイメージを捨てて子どもに対応してみてください。
ママとパパも今から学ぼう
子どもに「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれてうまく答えられないのは、パパやママも子どものころにきちんとした性教育を受けていないからかもしれません。
自分も子どものころに同じような質問をして怒られたことがある、性教育の必要性を感じないなど、原因は人それぞれで1つだけとも限りません。
ですから、子どもに説明する前に、まずはパパとママも性教育についてきちんと学んでいく必要があると言えます。
性教育を受けることでどんなメリットがあるのか、子どもの身を守るためにも必要な知識にはどんなことがあるのか、生物としての誕生の仕組みなど、改めて知ることで子どもに正しく説明していくことができるでしょう。
初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと
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今回紹介した内容は、書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』のほんの一部。
581人のパパとママの悩みに答えて、具体的な受け答えの例や、10歳までに教えたい防犯・SEX・避妊のことについての情報が満載です。
子どもに性についての正しい知識を与えるために、ぜひ本書を参考にしてみてください。