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「生理」は小2から始まる子も!いざというとき、親としてすべき正しい伝え方

女の子は成長すると月経が始まります。初経がくる年齢には個人差があり、あらかじめ準備しておかないと、突然わが子の月経が始まったら何を教えれば良いのか戸惑ってしまうかもしれません。月経について、何歳くらいからどう教えれば良いのか、男の子にも月経の話をするべきなのかなど、書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』から、子どもへの月経の伝え方について紹介します。

©学研プラス

月経についてどう話そう?

学校の性教育は小学4年生から始まりますが、小学校中学年ごろに初経を迎える女の子もいるため、家庭で月経について親がしっかり教えることも重要です。

月経の症状は出血だけでなく、痛みや倦怠感、生理前後の体調不良があらわれることもあるため、月経が始まった子の体調にも注意してあげましょう。

ナプキンなどの生理用品の使い方から始まり、出血量に異常はないか、生理痛の程度はどのくらいか、何か不安がある場合は産婦人科を受診することなども教えておくと安心です。

また、女の子だけでなく男の子も月経について正しい知識をつけておくことで、生理時の困りごとを減らすことにもつながりますので、子どもに兄弟がいる場合は一緒に教えてあげることもおすすめです。

月経の基本は男女共に教えよう

学校での性教育の在り方も、時代によって変化しつつあります。

現代のパパ・ママの世代では、特別授業で女子だけ別の部屋で月経について教わる時間が設けられていたのではないでしょうか。

男の子には直接的な関係はありませんが、妙に隠そうとすることで逆に関心を持たれてしまい、中途半端な知識から女の子をからかうような事態に発展することもあります。

もちろん、具体的な生理用品の使い方や月経時の対処法まで男子が教わる必要はありません。

しかし、女性が妊娠するための体の仕組みや、月経についての基本的な知識を持つことで、男女間での性に関する考え方の不一致を軽減することも可能になるでしょう。

月経の不調は我慢しないように伝えよう

月経は膣からの出血があり、生理痛や体調不良などに悩まされる場合もあります。

痛みや体調不良については個人差が大きいので、月経が始まったら、まずはナプキンなどの生理用品の使い方を教えてあげましょう。

ただ、生理痛がひどいのは普通のことではないので、痛みや不調を我慢させようとせず、異常がみられる場合には早めに病院を受診させるようにしてください。月経によって女性の体には負担がかかりますし、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気の可能性もあります。

病院で処方されるピルは避妊薬でもありますが、月経をコントロールして痛みや不調を軽減させることもできます。

イライラや強い眠気など、月経との関連に気づきにくい症状もあるので、月経が始まったら体調に異常がないか子どもの様子に注意してみてください。

パパとママに知っておいてほしい
「性教育」

初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと

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初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと

今回紹介したのは、書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』に書かれている内容を抜粋したもの。

581人のパパとママの悩みに答えて、具体的な受け答えの例や、10歳までに教えたい防犯・SEX・避妊のことについての情報が満載です。

男の子と女の子にそれぞれ伝える性教育についても詳しく載っていますので、これから思春期を迎える子どもにどう伝えれば良いのかわからないという方には大変参考になる内容。

大人でもためになる一冊ですので、ぜひ育児の一環としての性教育に役立ててください。

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