もういい加減にして~!毎日の兄弟げんかがつらい
ママやパパ達の大きな悩みの一つに挙げられる「兄弟げんか」。エネルギーとエネルギーのぶつかり合いに、見ているこちらの方が疲れてしまいますよね。
ママリにもこのような声が寄せられました。
疲れ果てます
弟の邪魔をする兄、邪魔されて異常な奇声をあげる弟、
その奇声に(大きな音が苦手な兄)余計激しくなる兄
邪魔をしなければいいだけですが、したくなるのかな
兄の奇声の中で育った弟は泣くと狂ったように叫ぶ
うるさーい❗と弟に叫び返す兄
私は妊娠中で毎日キツくて眠気も頭痛もあり
その奇声がほんとにストレスです
昨日は夕食準備中うるさくて耳を塞いでいました
そしたら味噌汁が沸騰してて溢れかえっていて、、、
我に返り慌てて片す、、、
弟が反撃すると蹴ったり叩いたり
弟と同等で叫び合う兄にたまに手が出ることも(私が)
兄弟喧嘩も絶対ある事なので仕方ないのですが
毎日だと疲れる、、、
旦那も子供達をなだめてくれますが
ピークになると旦那の声すら届かない
私達も大声でうるさい❗と怒鳴る悪循環、、、
長男が幼稚園行きだしてここ数日(2時間程度)が
唯一次男もゆっくり泣かない時間を過ごせてます
ただでさえ、声を荒げてしまうことも多々ある状況の中で、妊娠中の精神状態が不安定な時期となると耳をふさぎたくなる気持ち、多くのママが共感できるのではないでしょうか?
げんかが激しくなると、パパの声すら届かなくなる…この状況も目に浮かびます。毎日だと心底疲れてしまいますよね。
お兄ちゃんが弟に意地悪をして、私が怒って兄がもっとイライラして悪循環です。
兄弟喧嘩、大目に放っておきたいのですが、どうしても意地悪な部分が目につき、言ってしまいます…
みなさんけんかどうしてますか?
お友達同士でのげんかとは違って、兄弟でのげんかなので見守っておきたいという反面、どうしてもイライラしてしまうというという気持ち、よく分かりますよね。
イライラがまたイライラを生んで負の連鎖に…。どう対処すればよいのでしょうか。
先輩ママに聞く「兄弟げんか」対策
兄弟げんかに関わるトラブル…どのように対策しているのか、先輩ママたちに聞きました。悩んでいるのはみんな同じなのですね。
ある程度は様子見で放置!
危険が及ぶようなことに発展しない限り、そのままにしておくとのこと。
げんかしても、そのうち何もなかったかのように遊び始めるのも、兄弟あるあると言えるのではないでしょうか?仲良くしているかと思えば、またげんかしだしたりするもの。その繰り返しで、仲が深まるものなのかもしれませんね。
どちらかの泣き声が聞こえるまで見守っておくとの声も。
泣いたら負けと言う訳でも無ければ、泣かせた方が勝ちと言うわけでも無いのですが、兄弟のげんかではどちらかが泣いたら一区切りという部分もあります。泣いた子だけの味方をするのではなく、2人に話を聞くのが大事ですね。
手が出始めたらストップをかける!
小さい頃は手が出始めたら
どっちからやったの?
叩いたら痛いよ!
何が嫌だったの?
と理由を聞いてお互いの話しを聞きごめんなさいしよう!
と話しました。
まぁ、またすぐにやり始めますが🤣
もう今でも毎日イライラですよ😥
最近じゃ言うことも聞かないし足が出ますからね😑
男の子兄弟は仕方ないのかなぁと呆れています😭
参考にならずすみません💧
手が出たら止めに入るという声も届いています。相手に手を出すのは絶対にやってはいけないこと。ですが、兄弟という関係柄、距離感が近いこともあって手が出てしまうことも「兄弟げんかあるある」かもしれまんね。
筆者自身の経験上ではありますが、男の子は特に手足が出やすいようにも感じます。何度言っても繰り返してしまうものですが、何度も何度も言い聞かせることでいつかは理解してくれると信じたいですね。
言い合いをしているうちは軽めに注意しておいて、手足が出るようなげんかにつながれば中に入って止めるとの声も。
危険なこと、悪いことは声のトーンを変えているとのことで、まだ幼いうちは理解できないことが多いにしても、子どもにもいつもとは違うといった雰囲気を感じさせることは大事ですよね。
事情は聞きつつ、けんかは両成敗!
怒ったり、注意したりすることが先走ってしまいがちですが、その前にそれぞれの話をちゃんと聞くことにしているとのこと。
手を出した方にまず注意、それで終わるのではなくやり返した方にも注意。2人ともに話をすることを大切にしたいですね。
手を使って叩いたりツバ飛ばしたりは
あえて仲裁にはいらないです。
痛みもそうだし、なんだかんだで兄弟でも保育園と同様に協調性を学んで欲しくて
ママー泣 とこられても仲直りしてきなさい。しかいいません
それでもこじれてるようなら話を書きます。
手を出した理由
手を出された理由
どちらも聞いて、改めて順番守ろうねなんて言ってます
ものを使ってたたくのはルール違反として中に入るものの、それ以外はあえて仲裁には入らないという声も届いています。
どちらか一方を怒るのではなく、それぞれの理由をしっかり聞いた上で話をして、本人同士で仲直りするようにすることで、子ども自身もげんかから学べるものもあるかもしれませんね。
下の子が小さいなら、上の子の気持ちを「代弁」する
そうすると上の子は自分の気持ちをわかってもらえたことに満足して、下の子に優しくなれるそうです。
おかげで上の子が「まだ赤ちゃんだからね」と許してあげることも多いです。
まだまだ喧嘩も多いですけどね。
難しいですよね💦
下の子が小さいとまだ何も理解できないのは当然のこと。それでもあえて、上の子の気持ちを下の子に向けて伝えるようにしているようです。
そうすることで、上の子は気持ちを受け入れてもらえたと満足感を得られるとのこと。毎日バタバタな中で難しいことですが、気持ちを一度受け止めてあげるようにしましょう。
まずは「おもちゃで遊んでたのに邪魔してごめんね」「ママが弟くんを見れてなくてごめんね」と言って気持ちを分かってあげるといいのかなと思います。まだ赤ちゃんだから分からない…と言うと結局お兄ちゃんは我慢ばかりになってしまいます。「また弟くんが取ったら教えてね」弟くんには「お兄ちゃんが遊んでたんだよ」「他のおもちゃでもいい?」と声を掛けます。するとお兄ちゃんの立場は守られます。その上で、叩いたり押したりはやめてと伝えると少しは心に響いてくれると思います。
この年齢で感情的に手が出てしまうのは仕方ないと思います。幼稚園に通うようになれば、そこで同年齢とふれあい子供なりに社会を学びます。兄弟ケンカは人の痛みを理解する大きな糧にもなってると思いますよ♪
手が出してしまうのはどのような理由があっても悪いこと。しかし、お互いまだ自分の気持ちをしっかりと言葉にするのは子どもには無理難題ですよね。
知らず知らずのうちに上の子に我慢させてしまっていたことがけんかになる原因の1つなのかもしれません。上の子の気持ちを下の子にママやパパが代弁して伝えることで上の子にも伝わるものがあるはず。
兄弟げんかを上手に収めるには?
毎日の大騒ぎ、兄弟げんかをできる限り丸く収めたい…多くのママやパパの願いですよね。
どのように対処すれば良いのでしょうか?
それぞれに事情を聞く
先輩ママたちの声の中にもあったように、手をあげた方であったり、泣かせた方であったり、兄弟どちらかを怒るのではなく、2人ともに話を聞くことが必要です。
手を出した理由、泣かせてしまった理由、その理由をママ・パパが汲み取り、幼くて完全に理解するのは難しくても2人ともに話すことで、上の子の気持ちを尊重することにも繋がり、下の子も何か感じることがあるでしょう。
また、親と子1対1で過ごす時間を作ることも必要なこと。工夫して時間を作り、それぞれ話を聞いてそれぞれを認めてあげるようにしましょう。
けんかになった際の約束を決めておく
喧嘩になったらどうするのかについて家庭内であらかじめ約束しておきましょう。
「手が出たら、Aくんはクールダウンの部屋にいく」「嫌な気持ちになった時点でBくんは親を呼ぶ」等です。
喧嘩になってしまったら言い聞かせることは困難です。
物理的にふたりを離すしかないのでそれも事前に約束しておき、淡々と親は約束を実行してください。 ※1
けんかは、子どもの意見のぶつかり合いであり、伝わらないもどかしさで手を出すことも意見を伝える手段の一つ。しかし、手が出てしまうことは正しいことではありませんよね。
けんかになって感情が高ぶっている際に何かを伝えようとしてもなかなか難しいもの。あらかじめ、けんかになった際の行動を決めておくのがよいでしょう。
子どもの兄弟げんか対応に疲れたときは周りを頼って
兄弟でのけんかはあって当然だと頭では理解していても、心の方が付いていかない場合もありますよね。子育ての悩みは小さな悩みではありません。深く悩んでしまい、どうにもならないとき、決して1人で抱え込まずに周りを頼ってみることが大切です。
周囲に頼れる人が居ない場合は、ぜひ地域の相談窓口を利用してみましょう。各自治体には育児サポートのための相談窓口や相談機関があります。きっと良い方法が見つかるはずですよ。
- 千葉市「子育てがつらいと思ったら」(https://chiba-city.mamafre.jp/useful/kosodate-tsurai/,2021年9月24日最終閲覧)
- 福岡市「ひとりでかかえず、ご相談ください」(https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/21598/1/youarenotalone.pdf?20210813135306,2021年9月24日最終閲覧)
兄弟げんかは、ぐっと堪えて見守ること
つい口を出したくなる兄弟げんか。そのけんかにも意味はあって、コミュニケーションの1つであったり、関わり方を学んだりという兄弟間ならではの場所でもあります。
しかし、怪我をするような展開にヒートアップするようであれば止めに入る必要があります。どちらかがたたいたら離れて別の部屋に行くなどルールを決めておくのも1つの方法ですね。どちらかを悪者にするのではなく、公平な目線で子どもたちの話を聞くことを忘れないようにしましょう。