悩み1:自分が妊娠したかどうか分からない
想定外の妊娠の発覚や、妊娠したかもしれないが知り合いには相談できずに不安と感じている方には、例えば東京都にお住まいのかたでしたら東京都の「妊娠したかも相談@東京」の利用がおすすめです。
こちらはLINEを使って相談ができるのが特徴で、電話やメールでの相談に抵抗がある場合に気軽に使えます。もちろん、本人の同意なしに相談内容が第三者に公開されることはありません。
また、全国妊娠SOSネットワークの「にんしんSOS相談窓口」に関しては日本中の自治体で整備が進んでおり、近くの相談窓口を調べることができます。ぜひ活用して支援を受けるようにしてください。
- 全国妊娠SOSネットワーク「全国のにんしんSOS相談窓口」(https://zenninnet-sos.org/contact-list,2021年3月16日最終閲覧)
- 東京都福祉保健局「チャットボットLINEアカウント「妊娠したかも相談@東京」」(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/sodan/ninshin-line-tokyo.html,2021年3月16日最終閲覧)
悩み2:妊娠・出産に関わるトラブルで、どこの病院にいっていいか分からない
妊娠がわかったものの、ご自身の症状が妊娠・出産に直接関係があるかわからない場合やメンタルの不安は、一度訪れたことのある産婦人科でも相談しづらいことがあると思います。
例えば、東京都では、「妊娠相談ほっとライン」で妊娠や出産に関するなさまざまな悩みについて、電話やメールで相談に応じています。
また大阪府では、助産師会による妊産婦向け妊娠・出産・子育て相談窓口が設置されています。相談内容に応じ、地域の母子保健サービスを紹介してくれるので、自分が何をすればいいかわかっていない人もまずはこの相談窓口に頼ってみるのも手かもしれません。
東京・大阪以外でも各自治体で同様の妊娠相談窓口が設置されている可能性があります。まずはお近くの自治体のサービスを活用するところから始めてはいかがでしょうか。
- 東京都「https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/sodan/ninshin-hotline.html」(東京都 妊娠相談ほっとライン ,2021年3月16日最終閲覧)
- 厚生労働省「全国の女性健康支援センター一覧」(https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000698195.pdf,2021年3月16日最終閲覧)
- 大阪府助産師会「大阪府助産師会の事業」(http://www.josansi.org/sien.html,2021年3月16日最終閲覧)
悩み3:出産・子育ての費用がどれくらいかかるのか、その費用を用意できるかわからない
「生命保険文化センター」のウェブサイトでは出産から養育までさまざまな支援制度を一覧で確認できます。子育てに関しては国や自治体のさまざまな公的支援が受けられますが、制度や申請が複雑ですべてを把握できていないケースもあります。
こちらの一覧を活用して自分とお子さんの将来について検討してみましょう。
- 生命保険文化センター「出産や育児への公的な経済支援を知りたい」(https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/birth/8.html,2021年3月16日最終閲覧)
悩み4:自分の妊娠に関して仕事に支障が出ている、マタハラを受けている
妊娠中には時として職場での嫌がらせを受けることや、思うように仕事ができなくなる可能性があります。会社の上司など、実際に自分が相談するべき相手から思いがけない発言や嫌がらせを受ける場合もあるでしょう。
労働環境について不安や疑問に思うことがある場合、また「これはマタハラなのでは?」と思う場合に相談できる場所はたくさんあります。
- 女性労働協会「女性にやさしい職場づくり相談窓口」(https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/advice/,2021年3月16日最終閲覧)
- 全国労働基準関係 団体連合会「労働条件相談ほっとライン」(https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000334510.pdf,2021年3月16日最終閲覧)
- マタハラNet「被害者向け相談窓口」(http://mataharanet.org/measures/soudan/,2021年3月16日最終閲覧)
悩み5:妊娠中や出産後、自分の体の具合がわるい
妊娠時に特有の体調不良やつわりなどは通っている産婦人科に相談できますが、メンタルの不調などが原因の体調不良については、自分が我慢すればよいと考えてしまう方もいます。
妊娠中や産後は、体や環境の変化などのストレスからメンタルの不調が起こりやすい時期。また、「母だから」という理由で頑張りすぎてしまう方も少なくありません。
心身の不調を感じている場合、1人で抱え込まないことが大切です。通っている産婦人科や市区町村の保健センターなどで、まずは相談してみましょう。
妊娠中や育児中で、外出しての相談が大変という場合には、自宅で電話やメールなどを利用して相談することも可能です。対面だと話しにくいような場合でも、自宅であれば相談しやすいこともあるかもしれませんね。
- 東京都南多摩保健所「こころのガソリン 不足していませんか?」(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/minamitama/hakkou/kokoro.files/H29kokorono.pdf,2021年3月16日最終閲覧)
- 厚生労働省「 妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-001.html,2021年3月16日最終閲覧)
悩み6:自分で育てられるか不安、出産したが育てる環境に不安を感じている
お子さんを出産して子育てに励む中で、育てる環境が良くない、自分には子育てが向いていないと感じることもあるでしょう。特に昨今の情勢ではほかに子育てしている知り合いとの接点がなく、自分の子育て方法があっているのか不安に感じるかもしれません。
各自治体の「子育て支援総合センター」では子育てに関する相談や同じく子育てをしている人との交流を持つことができますよ。また、産婦人科で独自に子育て支援の一環としてメンタルに着目したイベントも増えています。
対面しての相談はハードルが高いという場合、オンラインで子育てについて相談できる場所もありますよ。
- 子育てひろば全国連絡協議会「プレママ・プレパパ応援プロジェクト」(https://kosodatehiroba.com/150hiroba.html,2021年3月16日最終閲覧)
- 母子衛生研究会「オンライン母子保健相談室+(プラス)」(https://www.mcfh.or.jp/soudanshitsu/online_soudanshitsu.html,2021年3月16日最終閲覧)
悩みは抱え込まずに誰かに相談していきましょう
自分の漠然とした悩みを相談することでどうすればいいかわかることもあります。こんなご時世だからこそ悩みを一人で抱え込まず、気軽に相談することが大事だと思います。相談窓口を活用しながら、自分自身と家族のことを大切に守ってほしいです。
執筆:母子保険はぐ編集部
スマートプラス少額短期保険(株)がお届けする大切な赤ちゃんとママを守る「母子保険はぐ」の公式note編集部。ママと赤ちゃんに役立つ情報をお届けします。