あふれかえったものの収納に悩んでいませんか?
整理整頓が得意なママも、産後は家中にものがあふれてしまうことが多く悩んでいる方もいるかと思います。育児にいっぱいいっぱいで片づけが追いつかない、なんてこともあるのではないでしょうか?
産後は子供のものを置くためにスペースを空けなければならず、クローゼットへ衣類が上手にしまえなかったり、なんとか収納できても使いたいものを探すのに手間がかかってしまったりしますよね。
忙しいママでも簡単にできる収納術を、ぜひ取り入れてみませんか?
ママスタイリストの「簡単にしまえて、すぐ見つかる収納」紹介
ママが家事で悩むものの一つ、収納。クローゼットの中身は何かと増えがちですよね。引き出しがパンパンでしまらない、なんてこともあるのではないでしょうか。
とはいえ育児に日々追われているママは、なかなかきちっとした収納を維持することが難しいもの。なんとか家事の手間は減らしたいものです。
雑誌『LEE』などで活躍するスタイリスト、福田麻琴さんは著書の『38歳から着たい服』の中でさまざまなアイテムを紹介していますが、洋服の収納に関してもアドバイスをしています。
書籍内の「簡単にしまえて、すぐ見つかる収納」の中から一部を紹介します。
1.アイロンはかけたくない、シャツやブラウスはハンガーに
なるべくアイロンをかける手間は省略したいですね。そこでシャツとブラウスは必ずハンガーにかけてつるしてしまいましょう。
しわも伸びるし、畳む手間もなし。まさに一石二鳥ですね。
クローゼットを開けたときに見やすいよう、色分けしてかけるのがおすすめです。コーディネートを考えるときも色分けになっている方が時短になりそうですね。
2.ニットは広めに折数少なく畳む
かさばるニットは収納に悩むアイテムの一つ。ハンガーにかけると型崩れしてしまうし、引き出しにしまうと何枚も入りません。
そのため、厚手のニットは寒くなったらごっそり出して色分けし棚に置いておきます。色分けして重ねることで、散らかっている感がなく棚の上にあってもきれい。ちょっとしたインテリアのようですね。
畳み方もしわを防ぐために、折る部分をなるべく減らして、袖の部分だけを折り、身ごろは二つに折ります。
3.パンツやスカートはクリップにはさんで収納
洗濯物を畳んでしまうという作業はけっこう面倒。ボトムスもしわを防ぐためにつるして収納するのはいかがでしょう。物干し台からそのままクローゼットへイン。これだけで家事の手間がだいぶ省かれます。
トップスと同じクローゼットにかけ、左側がトップス右側がボトムスという形で分けるだけで見た目もとてもきれいです。
4.ソックスは二つに合わせてポイ
ソックスはきれいに畳んだり、色分けしたりするとたくさん入るし見た目もきれいですが、面倒ですね。丸めて引き出し式ケースにポイと入れるだけにすればラクラク。本当に必要な数だけに絞ればこれで十分です。
著者の福田さんは下着もこの方法で収納しているそうです。外から見えない引き出しの中身はかかる労力を極力カットするのがベスト。
ゴムの伸びてしまったものや生地の薄くなってしまったものを中心に断捨離し、コンパクトに収納してみるのはいかがでしょうか。
5.よく使うものは目につく場所にまとめて
バッグや帽子の収納も悩みますよね。コートやストールなど、出かけるときに持っていく頻度の高いものはポールにかけてしまいましょう。1箇所にまとめておくと、出かけるときにいちいち出したり探したりせずに済みます。
季節によって頻繁に使うアイテムが変わると思いますが、つど変更しながらインテリアの一部として飾ってみてはいかがでしょう。
38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ
40歳前後の女性が気になる着こなしの悩みに、女性誌『LEE』で活躍中のママスタイリスト福田麻琴さんがアドバイス。体形カバーや毎日のコーディネートのヒントが盛りだくさんの内容になっています。
ママになってもおしゃれを楽しみたいけれど、アイテムが増えるとお財布も収納も厳しくなりがちですよね。「この服を持っていれば間違いない! 」という王道アイテムとその着こなしを知ることができますよ。
収納に悩むママだけでなく「あの人毎日素敵ね」と言われたいすべてのママにおすすめの1冊です。
ファッションも収納も諦めないで
家事をしっかりやろうと思っても、なかなか終わりが見えてきづらいもの。難なくこなせることも大切ですが、時間をかけずにきちんと見えるよう行えるのも、ママにとって重要なテクニックなのではないでしょうか。
今回紹介した収納術は、難しいことが何一つなくすぐにまねできるものばかり。ご自宅の収納スペースと照らし合わせながら、早速実践してみてください。
収納もファッションも楽しみながら、素敵なママを目指しましょう。