著者撮影
梅雨の憂鬱な気分を吹き飛ばす「あじさいゼリー」
簡単に作れておいしいひんやりスイーツ「あじさいゼリー」。インスタグラムなどのSNSでも、手作りのあじさいゼリーの写真を筆者はよく見かけます。
今回は、そんなあじさいゼリーの作り方を写真付きで紹介します。見た目が華やかな上、作り方はとっても簡単。ぜひ、子供と一緒におやつ作りを楽しんでみてください。
今の季節にぴったり。あじさいゼリーのレシピ
キラキラと輝くゼリーが、まるで雨のしずくが光に反射しているようにも見えるあじさいゼリー。
今回は、ブドウジュース、アセロラジュース、リンゴジュースを使用し、紫、ピンク、透明の3色のゼリーを作りました。ジュースをそのまま使うと淡い色味が出せますが、もっとしっかりした色を出したい場合はかき氷のシロップや食紅などを使ってみてください。
また、ゼリーに使うジュースやシロップの種類を変えれば、いろいろな色を楽しむことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
材料
著者撮影
あじさいゼリーの下の部分である豆乳プリンと、上にのせるゼリーの材料を記載します。
豆乳プリンの材料(カップ約4個分)
- 豆乳:350cc
- 牛乳:150cc
- 砂糖:大さじ2.5
- 粉ゼラチン:5g
ゼリーの材料
- ブドウジュース:200cc
- アセロラジュース:200cc
- リンゴジュース:200cc
- 砂糖:大さじ1×3
- 粉ゼラチン:5g×3
- 水(ゼラチン用):大さじ1×3
ゼラチンで固めるだけの簡単な、優しい甘さの豆乳プリンを作ります。筆者の子供が豆乳が少し苦手なこともあり、牛乳を足して食べやすくしています。豆乳だけでもおいしく仕上がるので、牛乳アレルギーのある方は豆乳のみでぜひお試しください。
今回作るゼリーは3種類。もちろん上記以外でもお好みのジュースで作ることができます。リンゴジュースで作った透明のゼリーがあると、キラキラ感が増すのでおすすめです。
作り方
実際に、作り方を写真と共に紹介していきます。
1.豆乳プリン作り、牛乳を温める
著者撮影
小鍋に牛乳と砂糖を加え、沸騰寸前まで温めて砂糖を溶かします。砂糖が溶けたら粉ゼラチンを振り入れて、混ぜながら溶かします。
きれいに溶けたら、こしながらボウルに移します。
2.豆乳と合わせ、カップに流す
著者撮影
②のボウルに豆乳を合わせ、混ぜます。よく混ざったら、量が均等になるようにカップにつぎ入れ、プリン液の熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
これで豆乳プリンは完成です。
3.アセロラゼリー作り
著者撮影
大さじ1の水を入れた容器に、ゼラチン5gを入れゼラチンをふやかしておきます。アセロラゼリーの分、ブドウゼリーの分、リンゴゼリーの分の三つ用意しておきます。
小鍋にアセロラジュースと砂糖大さじ1を加え火にかけ砂糖を溶かします。鍋の周りがフツフツしだしたら(目安は50度)火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて混ぜながら溶かします。
4.食品保存容器に移す
著者撮影
茶こしなどでこしながら食品保存容器に移します。
こすことで溶け切れてなかったゼラチンの塊などを取り除くことができるので、きれいなゼリーに仕上がります。
5.ブドウゼリー作り
著者撮影
ブドウゼリーもアセロラゼリーと同様に作っていきます。
ジュースを沸騰させてしまうと、ゼラチンの固まる力が発揮されないことがあるので火加減には注意しましょう。
6.リンゴゼリー作り
著者撮影
同じようにリンゴゼリーも作っていきます。
砂糖やゼラチンはしっかり溶かしましょう。
7.熱が取れたら冷蔵庫へ
著者撮影
3種類のゼリー液ができあがりました。
熱が取れてから、冷蔵庫に入れてしっかり冷やし固めます。
8.ゼリーをクラッシュ
著者撮影
しっかり固まったら、3種類のゼリーを冷蔵庫から取り出し、フォークを使って縦方向・横方向に筋を付けてクラッシュゼリーを作ります。包丁で均等にカットしてもよいのですが、こちらの方が断然簡単にできます。
子供にお手伝いしてもらっても、楽しそうですね。
9.固まった豆乳プリンを冷蔵庫から取り出す
著者撮影
豆乳プリンが固まったら、冷蔵庫から取り出します。
プリンはもともと仕上がりが柔らかめになっていて、ガチガチには固まらないのでご注意を。
10.ゼリーを豆乳プリンに盛る
著者撮影
全体のバランスを考えながら、豆乳プリンの上に3色のゼリーをスプーンで盛り付けていきます。
ゼリーがこぼれやすいので注意してくださいね。
13.3色のゼリーをいろいろな組み合わせで
著者撮影
こんな感じに仕上がりました。
3色のゼリーを均等に入れることにこだわらず、アセロラゼリー多め、ブドウゼリー多めのものなど、さまざまな色合いのものができるのもにぎやかで楽しいですね。
お好みのあじさいを作ってみてください。
かたつむりクッキー
著者撮影
「梅雨」ということで、冷凍庫にあったクッキー生地を使って、かたつむりクッキーを作ってみました。
ゼリーのワンポイントになるようなトッピングをしても、より彩りが増えて良いですよ。
14.「あじさいゼリー」の完成
著者撮影
ゼリーがキラキラ光ってかわいらしいあじさいゼリーと、かたつむりクッキーで梅雨という季節まで楽しくなるスイーツの完成!
子供と一緒に、自由に作ってみてくださいね。ミントを添えることで、あじさいっぽさがグッと増すのでおすすめです。
【アレンジ編】ゼリーが余ったら…
著者撮影
こちらのレシピでは、カップの大きさによりますが、ゼリーの量が多めになっています。
今回、余ったゼリーをアレンジしてみました。ゼリー3種類を器へ順番に重ね、その上にサイダーをついでフルーツポンチのような爽やかスイーツに。炭酸が飲めないお子さんには、ゼリーでも使ったブドウジュースやリンゴジュースでもおいしくできあがります。
もちろんゼリーはそのまま食べても美味しいのですが、少しひと工夫してまた違ったデザートが楽しめるので、ぜひお試しください。
梅雨も楽しむ!キラキラ「あじさいゼリー」
著者撮影
パッと見て手が込んでそうに見えがちですが、実は作り方がとても簡単なので、子供と一緒でもスムーズに作業できますよ。
爽やかなひんやりスイーツは、おやつにも食後のデザートにもぴったり。ゼリーがキラキラ輝いて、見ているだけでも梅雨のジメジメした嫌な気分が吹き飛びますよね。
甘過ぎずスッキリとした優しい甘さなので、パパもきっとパパも喜んでくれるはず。ぜひ、家族皆で楽しむおうちおやつの参考にしてみてくださいね。