秋はおいしい食材の宝庫!家族皆で食べたい秋食材
汗ばむ陽気から一変、肌寒く感じる日もある秋となりましたね。過ごしやすい気温ではありますが、ママたちの忙しさは収まることがありません。特に毎日の食事作りは、献立を考えたり仕込みをしたり大変です。
そして今の時期は、食卓に並べるメニューにも変化が起きる季節。秋と言えば、サツマイモやサンマなどたくさんおいしい食材があります。暑さがやわらぎ、食欲がなかった方もこれらを使用したメニューが食べたい、と思う方もいるのではないでしょうか。
そんなママのために、今回は家族皆で楽しみたい秋食材を使った、さまざまなレシピを紹介。料理が苦手という方でも、簡単に作ることができるレシピばかりを集めました。
またママだけでなく、子供やパパと一緒に料理へ挑戦するのもおすすめです。
秋の味覚を手軽に堪能したい!パパっと時短の秋食材レシピ
秋においしく食べられる食材といえば、サツマイモや栗といった野菜・くだものだけでなく、魚も充実しています。
常にスーパーで見かけるシャケやイワシも、秋は特においしい食材。普段は魚をあまり食べないという方もぜひ、今秋は積極に取り入れてみませんか?
どのレシピもご飯がすすむおかずなので、家族皆が大満足すること間違いなしです。
- JF全漁連「旬のお魚「サケ」」(http://www.jf-net.ne.jp/jf-net/syun/sakana/sake/sake_top.html,2018年9月21日最終閲覧)
- JF全漁連「旬のお魚「マイワシ」」(http://www.jf-net.ne.jp/jf-net/syun/sakana/iwashi/iwashi_top.html,2018年9月21日最終閲覧)
- JAグループ「秋・冬の旬野菜サツマイモ」(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=38,2018年9月21日最終閲覧)
- JAグループ「秋の旬くだもの クリ(栗)」(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=69,2018年9月21日最終閲覧)
1.シャキシャキ食感がやみつき「サツマイモとゴボウのマヨサラダ」
秋食材の代表的存在「サツマイモ」を使ったサラダは、シャキシャキ食感のゴボウと一緒にゆでて作ります。一緒にゆでることで時短になりますよ。
一度水につけてあく抜きをし、臭みを無くすことでおいしくなります。マヨネーズのコクとしょうゆのほのかな味わいが魅力のサラダです。
ニンジンやキノコを加えてアレンジするのもおすすめ!そのままでももちろん、パンに挟んでも楽しめます。
材料(2~3人分)
- サツマイモ:80g
- ゴボウ:100g
- しょうゆ:大さじ1
- マヨネーズ:大さじ3~4
- 砂糖:小さじ1/2
- すり白ごま:大さじ3
- 塩:少々
作り方(所要時間約10分)
- サツマイモとゴボウを千切りにし、水につけてあく抜きをする。
- 鍋に1を入れ、浸るくらいの水を入れて中火にかけてゆでる。柔らかくなったらザルにあげて冷ます。
- 冷めたらしょうゆ、マヨネーズ、砂糖、すり白ごま、塩をあえて完成。
2.電子レンジで加熱しよう「カボチャとサツマイモのバターあえ」
料理の大変なところは時間や手間がかかること。多忙なママたちは少しでも簡単にご飯を作りたいですよね。そんなママたちの強い味方と言えば、電子レンジ。短時間で食材に火を通してくれるので、たくさん活用しましょう。
こちらのレシピは、秋に食べ頃をむかえる硬いカボチャを電子レンジで加熱し、柔らかくして洋風あえ物を作りました。
同じく旬なサツマイモとタッグを組めば、無敵なおかずに大変身です。バターの風味がさらに食欲を湧かせてくれます。そして、自然な甘味を出しているレーズンがアクセントに。
材料(2~3人分)
- カボチャ:250g
- サツマイモ:100g
- レーズン:大さじ2
- バター:大さじ3
- 塩:少々
作り方(所要時間約10分)
- カボチャとサツマイモを食べやすい大きさに切り、耐熱容器に入れラップをし、600wの電子レンジで5~8分加熱し柔らかくする。
- 火が通ったら水につけて柔らかくしたレーズン、バター、塩をあえて完成。
- JAグループ「夏・秋の旬野菜 西洋カボチャ」(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=25,2018年9月21日最終閲覧)
3.ご飯がすすむ、「サンマの蒲焼」
Ray_M
秋になるとスーパーや魚屋さんに並ぶサンマは、旨味がギュッと詰まっておいしいですよね。できるならば七輪でじっくり焼いて食べたいもの…。
そんなサンマを、市販のタレを使ってご飯の最強おともにしてしまいましょう。一見時間がかかりそうなかば焼も、簡単に作れるのです。
サンマを開くことができない場合はお店の方に頼むか、開いてあるものを購入すると良いですよ。また市販のタレではなく自分でタレを作りたいというときは、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ2~3を合わせて味付けすればOK。
家族皆が喜ぶメニューです。
材料(2~3人分)
- サンマ:2~3匹
- 酒:大さじ2
- 薄力粉:大さじ3
- 市販の蒲焼のタレ:適量
- ごま油:大さじ2
作り方(所要時間約10分)
- サンマに酒をふりかけて5分浸ける。キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- 薄力粉をまぶす。フライパンにごま油大さじ2を入れ、サンマを焼いたら市販のかば焼のタレで味付けをし完成。
4.漬けて焼くだけ「シャケの味噌マヨ焼き」
Ray_M
シャケは和食の定番食材で、朝ご飯にもぴったりですよね。そのまま焼いても十分ですが、今回はちょっとひと手間加えたアレンジレシピに。
相性の良いみそとマヨネーズを合わせ、漬け込み焼くだけで完成するお手軽メニューです。ごま油で焼くことにより風味が格段にアップします。
もし、フライパンで焼くのが面倒という方はアルミホイルで包み、オーブンやトースターで焼くのも手です。忙しい朝にもおすすめなレシピになっています。
材料(2〜3人分)
- 生シャケ:2〜3切れ
- A酒:小さじ1
- Aマヨネーズ:大さじ2
- Aみそ:大さじ1
- ごま油:大さじ2
- タマネギ:100g
作り方(所要時間約10分)
- 生シャケをサッと洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。Aを混ぜて5分漬け込む。
- タマネギをスライスにし、フライパンにごま油と一緒に入れて炒めたら一度取り出す。
- もう一度ごま油を入れたら1の生シャケを焼く。火が通ったら玉ねぎを加え、サッと焼いて完成。
5.新たな出会いで絶品メニューに「イワシのポテトチーズ焼き」
Ray_M
材料(2〜3人分)
- イワシ:2〜3匹
- 酒:大さじ2
- 塩:少々
- 薄力粉:大さじ2
- ポテトサラダ:適量
- ピザ用チーズ:適量
作り方(所要時間約10分)
- 開いたイワシをサッと洗い、酒をふりかけ5分置く。キッチンペーパーで水気を拭き取り、塩をかけて下味をつける。
- 薄力粉をまぶし、ポテトサラダを載せて挟む。ピザ用チーズを上からかけてトースターで火が通るまで焼いたら完成。
子供から大人まで好まれるポテトサラダですが、ついつい作り過ぎて余ってしまうということはありませんか?また、そのまま食べるのも良いですが旬のイワシと組み合わせておしゃれなメニューにしてみましょう。
開いたイワシでポテトサラダを挟み、チーズを載せて焼いた『イワシのポテトチーズ焼き』は今までに無い新しいイワシの食べ方です。
お総菜のポテトサラダを使えば手間なく作ることができますし、トースターで焼くことで時短にもなります。ママやパパが食べる時は粗びきペッパーをふりかけて食べるのがおすすめ。
レストランで出てきそうなアレンジレシピになっています。
6.実は秋が旬「青梗菜と豆腐の塩あんかけ」
材料(2〜3人分)
- チンゲンサイ:100g
- 豚ひき肉:200g
- タマネギ:100g
- ごま油:大さじ1
- 水:2カップ(400ml)
- 顆粒鶏がらだし:大さじ2
- 塩:少々
- 絹ごし豆腐:2丁(300g)
- 水溶き片栗粉:適量
作り方(所要時間約10分)
- タマネギとチンゲンサイは食べやすい大きさに切る。フライパンにごま油を入れて豚ひき肉、タマネギを炒める。
- チンゲンサイも加えてさらに炒めたら、水、鶏ガラだしを入れて煮る。
- 火が通ったら、食べやすい大きさに切った絹ごし豆腐を入れ5分煮る。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、塩で味を調整したら完成。
安価でどこのお店でも手に入りやすい野菜の一つ、チンゲンサイは秋が旬。一年中見かけるチンゲンサイなので、いつが旬なのか筆者は知りませんでした。
シャキシャキ食感が魅力的なチンゲンサイを、とろとろの豆腐と組み合わせて絶品おかずにしてみましょう。思わずご飯にかけて食べたくなること間違いなし。
ご飯以外にもうどんや中華麺にも合うあんかけなので、アレンジも自由自在です。
- JAグループ「春・秋の旬野菜 チンゲンサイ」(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=20,2018年9月21日最終閲覧)
7.子供も食べやすい「カツオのチーズフライ」
Ray_M
材料(2〜3人分)
- 刺身用のカツオ:180g
- 塩:少々
- スライスチーズ:適量
- 薄力粉:大さじ4〜5
- 卵:1個(50g)
- パン粉:適量
- 揚げ油:適量
作り方(所要時間約30分)
- 刺身用のカツオに切れ目を入れ、スライスチーズを挟む。塩で下味をつける。
- 薄力粉、卵、パン粉の順に衣をつけ、揚げ油できつね色になるまで揚げたら完成。
刺身で食べることが多いカツオですが、子供たちがちょっと食べにくそうにしている…ということはありませんか?筆者は子供の頃、カツオの刺身が食べられませんでした。
大人になってからは大丈夫ですが、せっかく旬のカツオを子供にも食べさせてあげたいですよね。そこで子供が好きなチーズと組み合わせ、フライにしてみました。
刺身用のカツオにチーズを挟み、そのまま油で揚げます。しょうゆやポン酢などをかけて召し上がれ。
- JF全漁連「旬の魚「カツオ」」(http://www.jf-net.ne.jp/jf-net/syun/sakana/katsuo/katsuo_top.html,2018年9月21日最終閲覧)
楽しく、おいしく、元気よく、秋の食卓を堪能しましょう
秋はおいしい食材が豊富なため、どれをどのようにして食べようか悩んでしまいます。ご飯以外にも、サツマイモやカボチャなど甘みのあるものはスイーツにして楽しむのも良いですよね。
今回紹介したレシピは、どれも手軽に作れます。今まで食べていた食べ方だけでなく、新しい調理法に挑戦してみませんか?これからの秋本番は、家中おいしい香りでいっぱいにしてみましょう。
さらに秋を感じたいという方は、100円ショップやホームセンターなどで販売している秋の装飾や食器を使ってみるのもおすすめです。
今年の秋も、家族皆で旬の食材を堪能しましょう。紹介しきれなかったレシピもありますので、のぞいてみてください。