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埼玉県飯能市にムーミンバレーパークが開業します
2018年11月、埼玉県飯能市にある宮沢湖を中心としたエリアに複合施設「metsa(メッツァ)」が開業しました。この施設は、二つの施設から構成されています。
一つめは「メッツァビレッジ」
2018年11月9日に先行して開業した「メッツァビレッジ」は、北欧のライフスタイルを疑似体験できるテーマパーク。食器メーカーが手がけるコンセプトカフェや、デンマーク伝統料理の『スモーブロー』というオープンサンドイッチのレストランなどが入店しています。
カフェやレストランだけではなく、北欧雑貨が購入できるショップやレンタルカヌーを利用できるアクティビティなども楽しむことが可能です。
一度は行ってみたい「ムーミンバレーパーク」
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二つめの施設は「ムーミンバレーパーク」です。開業日は2019年3月19日(土)で、その名の通りムーミンの絵本や小説の世界を再現した施設になるのだとか。
すべての概要はまだつまびらかにされていませんが、今回は施設内の展示施設「KOKEMUS(コケムス) 」「おさびし山」「ムーミン谷」の三つのエリアを紹介します。
ムーミンバレーパークの3エリアをご紹介
ムーミンバレーパークは、ムーミンシリーズの原作者であるトーベ・ヤンソンさんの思いを感じられる展示施設を中心に、アトラクションなどもあるテーマパーク。
ムーミンシリーズの原作を読んだりアニメを見たりしたことがある人なら、風景を思い出したり立体化されたその表情を楽しめたりできそうな施設ですね。
物語の中に登場する水浴び小屋や、ムーミンシリーズを象徴する灯台などもお目見え。どんな体験ができるのか、のぞいてみましょう。
展示施設「KOKEMUS(コケムス)」
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「KOKEMUS(コケムス)」は、ムーミンシリーズに特化した常設や企画など、それぞれの展示を見学できる施設です。地上3階建てで、ムーミンフリークの方はもちろんムーミンの世界を初めて知る人にも、しっかりとその世界に触れてもらえるよう工夫がなされています。
また、ムーミンのグッズが購入できるセレクトショップや、世界観に浸りながら食事や休憩が取れるカフェも併設。ムーミンビレッジの思い出を持ち帰ることができるワークショップルームなどもあるので、子供と一緒に手作りのグッズ作りも楽しめます。
展示施設名であるKOKEMUSは、フィンランド語で"体験"を意味する言葉だそう。その名の通り、さまざまな体験を家族みんなでできそうな空間ですね。
おさびし山エリア
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冒険と思索の山をテーマにした「おさびし山エリア」は、ヘムレンさんが登場するストーリーをモチーフにしたアスレチックです。
お話の中で描かれる、ヘムレンさんが作った遊園地を再現しています。ツリーハウスやつり橋、メリーゴーランド遊具などは子供から大人まで楽しむことができますよ。
まだイラストのみでの公開ですが、SNS映えが望めるフォトジェニックなツリーハウスなのだそうです。森の中にひっそりとたたずむツリーハウスだから、森林浴なども楽しめますね。
おさびし山のアトラクション、ここに注目!
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おさびし山の頂上から、往復約400mの宮沢湖面を滑空できるアトラクションが「飛行おにのジップラインアドベンチャー」です。
「ジップライン」とは、始点と終点の間に張られたワイヤーロープに滑車をつけて、人が滑空できるアトラクション。宮沢湖を眼下に見下ろしながらのジップラインはスリル満点。小説の中に出てくる黒ひょう「飛行おに」のような気分になれるかもしれませんね。
ムーミン谷エリア
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ムーミン谷エリアには、写真スタジオ「ムイック フォト」が常設されます。この写真スタジオでは、プロカメラマンによる撮影サービスが行われるようです。
ムーミンたちが遊びに来るという設定もあり、キャラクターたちと一緒に写真撮影ができるそうですよ。ミィやムーミン一家との写真撮影ができるとあれば、家族で思い出の一枚が写せるのではないでしょうか。
家族でムーミンの世界に触れてみてくださいね
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2019年3月にオープンする「ムーミンバレーパーク」の開業にわくわくしている人もいるかもしれませんね。
「メッツァ」がある埼玉県飯能市は、埼玉県の南西部に位置する豊かな自然と清流に恵まれた場所です。都心からおよそ 50kmのところに位置しているので、ドライブをかねて出かけることもできます。
ムーミンバレーパークで自然を楽しみながら、メッツァビレッジで北欧の世界にトリップすることも可能なので、ぜひ家族で旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。ムーミンファンだけではなく、北欧テイストが好みの方も要チェックのテーマパークです。
- 飯能市「飯能市の紹介」(https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/177/,2019年1月22日最終閲覧)