出産間近!何を準備したら良い?
妊娠し、おなかの赤ちゃんに会える日を心から待っている妊婦さんたち。初産の方は未知の体験にドキドキしますよね。経産婦さんは一度経験しているからこそ、心構えもしっかりしているかもしれません。
しかし、出産は生むのも大変ですが準備も大変。何を準備して良いのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。病院によって用意するものは異なるため「これは必要?」と、悩みが出てくることも。
用意したけれど実際は使わなかった、準備しておけば良かった…と後悔したくないですよね。出産・子育て・妊活中女性向けアプリ「ママリ」にも、悩める方から質問が届きました。
早いけど今から出産準備用品のリストをゆっくり作っていきたいと思っています。
アカチャンホンポなどでも出産準備のガイドなどあって見ているんですが、他のところのガイドを見ると必要数の違いなどがあることもありいまいちよくわからないです…
赤ちゃん用の短肌着やコンビ肌着、ドレスオール、カバーオールなど何着くらい用意したほうがいいのか
また、ベビーグッズでこれはあってよかった
これは使わなかったなどあれば是非参考にしたいと思っています!
このように、何を買えば良いのか思いつかないという声がありました。病院や赤ちゃん用品専門店などでも出産準備用品を掲示しているかもしれませんが、自分自身にも必要なのか迷ってしまいますよね。
筆者も、初産のときは何が必要なのかまったくわからず、周りの先輩ママに聞いたりネットで調べたりして準備をしました。ですが、使ったけれど無くても大丈夫だったのかな…ということもありました。
筆者と同じ思いをしないよう、今回は先輩ママたちの意見をもとに出産準備品をピックアップしました。
先輩ママたちのアドバイス
出産を経験した先輩ママたちだからこそ分かる、必要なアイテム。何を用意するべきか、どうしたら良いのかなど、アドバイスから紹介します。
初産の方はもちろん、経産婦の方も今一度参考にしてみてください。
1.出産時に活躍「キャップ付きストロー」
陣痛中や出産中は汗をかいてのどが渇くことが多く、そのため飲み物が欲しくなりますが、ペットボトルやコップでそのまま飲むのは難しいもの。
そんなときに活躍してくれるものが、ペットボトルにつける「キャップ付きストロー」。ペットボトルに装着するだけで簡単に飲み物が飲めるため、ベッドで横になったり、分娩台に乗っていたりしても手軽に飲めます。
筆者が利用した産院は、急須のような形の吸い飲みを使用していたので準備する必要はありませんでした。自身で飲み物を用意する場合は、キャップ付きストローを一緒に持っていくのがおすすめです。
2.出産後や授乳中に使える「ドーナツクッション、授乳クッション」
出産した後はおしりが痛くて座れない、という場合も。筆者は初産のとき、会陰切開をする前に裂けてしまったため治りが遅く、普通に座ることができませんでした。
そのとき産院にあったドーナツクッション(円座クッション)を必ず使い、座っていました。穴が開いているのでいすが直接おしりに触れず、楽でしたよ。
また、授乳クッションも赤ちゃんが小さかったり、支えきれなかったりするときに使えます。授乳中以外にも自分の枕として、足のむくみ防止をするために足乗せとしても活躍してくれるのでおすすめです。
3.数枚用意しておくと助かる「ベビー肌着、衣類」
赤ちゃんのための肌着や衣類は、多めに用意しておくとなにかと助かります。
季節ごとに短肌着、長肌着と使い分けをすることで赤ちゃんが快適に過ごせますよ。おすすめはママたちのアドバイスにもあるよう、コンビ肌着です。
しっかりボタンで留まっているため、動きが活発になってもはだける心配がありません。
4.寒い時期には特に欲しい「おしりふきウォーマー」
寒い時期は部屋の気温も下がり、日用品も冷えてしまいますよね。おしりふきも冷たくなり、赤ちゃんもびっくりしてしてしまうかもしれません。
おしりふきウォーマーを使えば温めてくれるので、赤ちゃんも気持ち良くおむつ交換ができますよ。このおしりふきウォーマーはとても便利アイテムなので、自宅用だけでなくプレゼントとしてもぴったりです。
とくに、冬生まれの赤ちゃんはこちらの商品を用意してあげると良いかもしれませんね。
2人目出産時に用意したほうが良いものは?
初産は何を用意していいのか戸惑うママもいると思いますが、2人目の出産時はある程度そろっているため、初産よりも買う必要はなくなりますよね。
しかし2人目だからこそ、あると便利なアイテムがあるかもしれません。ここでは、2人目の出産だからこそ用意したいものを先輩ママたちのアドバイスから紹介します。
すでに2人目を妊娠している妊婦さん、これから考えているというママの参考になればと思います。
1.小さいうちは必須!「チャイルドシート」
車で出かけるときに必ず用意しなければならないのがチャイルドシートです。初産で用意したチャイルドシートを2人目に使い、上の子には新たにジュニアシートを購入したという意見がありました。
筆者も、初産で買ったチャイルドシートを下の子に使い、ジュニアシートを新たに用意しました。赤ちゃんや子供の命を守ってくれるチャイルドシートは必須アイテムです。
持ち運びができるタイプや向きを変えられる仕様のものなどがあるので、いろいろ見てみましょう。
2.2人目だからこそあると助かる「ベビーラック、バンボ」
下の子が小さいうちは、目を離す時は必ずベビーベッドに入れていました。
2人目を出産すると、上の子が赤ちゃんとぶつかりけがをしないか心配になることがあります。安全な場所を確保するため、ベビーベッドやベビーラック、バンボ(ベビーチェア)を用意すると何かと助かりますよ。
筆者はゆらゆら動かせるベビーラックを使用していました。掃除をしたり、ちょっと寝かせたり、上の子の邪魔にならないようにしたりするのに活躍してくれたのを覚えています。
3.進化しているアイテムも「哺乳瓶、哺乳瓶乳首」
完全母乳で哺乳瓶を用意しないというママもいると思いますが、上の子の哺乳瓶をお下がりするなら乳首を新しくしましょう。穴が広がっていたり、傷がついていると使えないですし、衛生面でも心配なので買うのがおすすめです。
災害などで母乳が出なくなってしまった、親に預けることになったなど、急に状況が変わる可能性も考えて、完全母乳のママも一つ哺乳瓶を用意しておくと良いですよ。
筆者も哺乳瓶は持っていたので乳首だけ購入し、下の子に使いました。また哺乳瓶は年々進化するため、新しいものをチェックすると良いですね。個人的ないち押しは、ミルクの温度で色が変わるBooBooマジックベイビーの哺乳瓶です。
4.お風呂を入れるときに活躍「ベビーバス、バスローブ」
子供が増えると、お風呂に入れるのもひと苦労。手伝ってくれる人がいないときは1人でやらなければならないですよね。
待っている間は体が冷えないようベビーバスに入れたり、バスローブで包んであげたりして工夫しましょう。筆者もベビーバスを活用し、上の子を洗っている間はお湯を入れたベビーバスに座らせていました。
バタバタしてしまうお風呂も、ベビーバスやバスローブを使って、乗り越えましょう!
5.上の子が楽しめるアイテムも「おもちゃ類」
下の子が生まれたばかりのときは、ママも無理をせずゆっくり過ごすことが大切。上の子の面倒も見なければなりませんが、下の子でつい手一杯になってしまうことも。
少しでも上の子が楽しめるよう、おもちゃや絵本などを用意しておきましょう。筆者も下の子が生まれるとき、一緒に本屋へ行き大好きなパズルを購入。出産後はお出かけがなかなかできないため、一緒に遊んで過ごしました。
上の子のフォローは大切なので、いくつか好きなものを用意しておくと良いですよ。
足りないものは出産後に買い足しOK
住んでいる地域、出産時期、赤ちゃんの性別など、条件が違えば購入するものは変わってくると思いますが、先輩ママたちのアドバイスは「確かに!」と思わせてくれるものばかりでした。
筆者も初産と2人目のときでは購入するものが違い、いつ、何を買えば良いのか悩んでしまいました。自分自身に必要なものだけでなく、2人目出産だからこそあると助かるものもありますよね。
上の子と出産時期や性別が違う場合は、洋服も新たに用意しておきましょう。新しく購入したり、お下がりをもらったり、用意の仕方はそれぞれ。筆者はフリマアプリを活用し、安く、多く衣類を購入しました。出産後1ヶ月は外出する機会も少ないため、必要なものが思いついたら購入するのもOKですよ。
赤ちゃんに会えることを楽しみにしながら、準備をしましょう!